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公開番号
2025099261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215783
出願日
2023-12-21
発明の名称
照明装置及びそれを用いた画像読取装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 光量が安定した副走査方向の照明領域の確保が可能となる照明装置及び画像読取装置を提供する。
【解決手段】 複数の発光素子を主走査方向に配列し、基板に配置した光源ユニットと、光源ユニットから光が入射する入射面と、入射面から入射された光束を出射する拡散構造を有する出射面で構成された導光体とを備えた照明装置であって、副走査断面において、拡散構造を有する出射面の領域によって副走査方向の拡散角が異なる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の発光素子を主走査方向に配列し、基板に配置した光源ユニットと、
前記光源ユニットから光が入射する入射面と、
前記入射面から入射された光束を出射する拡散構造を有する出射面で構成された導光体と、を備えた照明装置であって、
副走査断面において、前記拡散構造を有する出射面の領域によって副走査方向の拡散角が異なることを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記照明装置は、前記導光体を、読取光軸において略対称に配置されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
前記導光体出射面の副走査方向の拡散角は、前記読取光軸に近い領域よりも離れている領域のほうが、拡散角が小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の照明装置。
【請求項4】
前記導光体出射面の副走査方向の拡散角は、前記読取光軸に最も近い領域の拡散角をθn、最も遠い領域の拡散角をθfとすると、
θf/θn ≦ 0.5
の条件を満たすことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項5】
前記出射面の拡散構造は、出射面を通過させる光束を、副走査方向よりも主走査方向に広く拡散させる異方性拡散構造であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項6】
前記拡散構造体は、周期的な微細構造体であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項7】
前記拡散構造体の副走査方向の拡散角は、前記周期的な微細構造体の副走査方向のピッチの間隔を変更することで拡散角を異ならせることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項8】
前記導光体形状は、前記入射面からの光束の一部を全反射させる第1及び第2の全反射側面と、前記入射面から入射された光束の一部および、前記全反射側面によって全反射した光束の一部を偏向させる反射面と、前記反射面からの光束が被照射領域に出射する前記出射面で、構成されていることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項9】
前記導光体の出射面に到達する光束において、前記読取光軸から離れている光束通過領域に到達する光束は、前記反射面に到達する直前に前記第1全反射側面を介して反射された光束であることを特徴とする請求項8の照明装置。
【請求項10】
前記導光体の周期的な微細構造体は、レーザー加工によって型へ作成し、射出成形によって成形されていることを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の照明装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿を照明する照明装置及びそれを用いた画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今の複写機、イメージスキャナ、マルチファンクションプリンタ(MFP)等、原稿面を照明して、順次線状に画像読取りを行う画像読取装置に用いられる照明装置は、光源としてLED(Light Emitting Diode)をアレイ状に配列し、更に原稿面へ効率よく光源からの光を導くために導光体を用いた線状照明装置とする技術が多く発明されている。
【0003】
特に、被写体深度の深い縮小光学系を用いた画像読取装置の場合、光路長の間に配置されているミラーや結像光学系の取り付け位置や角度の微妙なずれによって、読取位置がばらつくことがある。昨今では、通紙枚数の増大による熱影響や装置の設置環境や輸送環境による影響なども伴い、読取位置がさらにばらつくケースもあるため、更なる光量が安定した副走査方向(光源の配列方向が主走査方向とする場合、その方向と直行する方向)の照明領域を確保することが求められている。
【0004】
このため、上記課題に対して、以下のような照明装置が提案されている(特許文献1、2参照)。
【0005】
特許文献1記載の照明装置は、導光体の出射面に拡散構造が付与されており、導光体から出射される光は、原稿面に向かって拡散光として照明される照明装置が提案されている。
【0006】
特許文献2記載の照明装置は、第1の方向(直接照明用)、第2の方向(反射板を介した照明用)に照明光を出射する出射面として、副走査断面内における接線の傾きが連続的に変化する非円弧形状の面を採用し、光線が通過する領域の屈折力を変化させている照明装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-201746号公報
特許6128811号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1の方法では、主走査方向に対する照度分布は、主走査方向の中央と端部で出射面の拡散度を変えることで適切な照度分布にする効果を出すことができるが、副走査方向に対する照度分布は、出射面の拡散度が副走査方向には等方拡散となっているため、光量を維持しながら、適切な照度分布にし、更に安定した照明領域を広げることは非常に困難であり、課題が残る。
【0009】
特許文献2の方法では、第1の方向(直接照明用)と第2の方向(反射板を介した照明用)の照明光の光束が通過する領域の屈折力を適切にすることで効果を出している。しかし、直接原稿面を照明する照明光が通過する領域において屈折力を変えることは開示されておらず、更なる光量が安定した副走査方向の照明領域を広げるためには、こちらも課題が残る。
【0010】
本発明は、以上の問題点を鑑みなされたものであり、その目的は、光量が安定した副走査方向の照明領域の確保が可能となる照明装置及び画像読取装置の提供である。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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