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公開番号
2025099546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216268
出願日
2023-12-21
発明の名称
構造体取替装置および構造体取替方法
出願人
清水建設株式会社
,
株式会社エスシー・マシーナリ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01D
21/00 20060101AFI20250626BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】効率よく構造体を搬出入することができる構造体取替装置および構造体取替方法を提供する。
【解決手段】既設の構造体10を除去し、新設の構造体を設置する際に用いる構造体取替装置であって、構造体を所定方向に移動させる走行部2と、構造体を支持する支持部3と、走行部と支持部との間に介装され、走行部に対する支持部の高さを調節可能な高さ調節部5と、が一体に構成されており、支持部は、構造体の両側に配置可能な一対の支持梁31,31と、一対の支持梁の距離を保持する保持部32と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
既設の構造体を除去し、新設の構造体を設置する際に用いる構造体取替装置であって、
前記構造体を所定方向に移動させる走行部と、
前記構造体を支持する支持部と、
前記走行部と前記支持部との間に介装され、前記走行部に対する前記支持部の高さを調節可能な高さ調節部と、が一体に構成されており、
前記支持部は、
前記構造体の両側に配置可能な一対の支持梁と、
前記一対の支持梁の距離を保持する保持部と、を備えている構造体取替装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記高さ調節部は、ジャッキ装置または高さ調整ボルトである請求項1に記載の構造体取替装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の構造体取替装置を用いて、既設の構造体を除去し、新設の構造体を設置する構造体取替方法であって、
前記既設の構造体を挟んだ両側に前記走行部を配置し、
前記既設の構造体に対して前記支持部を支持固定し、
前記高さ調節部を操作して前記走行部に対する前記支持部の高さ調整を行って、前記既設の構造体を所定高さ持ち上げ、
前記走行部で前記既設の構造体を除去し、
前記既設の構造体を除去した後、前記構造体取替装置を用いて前記新設の構造体を所定の位置まで移動し、
前記所定の位置において、前記高さ調節部を操作して前記新設の構造体を所定の位置に設置する構造体取替方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、構造体取替装置および構造体取替方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、橋梁における床版取替工事や耐震補強工事では、支承構造体の取替作業が行われている。支承構造体の取替作業では、支承本体の取替作業と、付属する支承台座コンクリート部材(基礎)の移動作業と、が行われている。当該取替作業では、熟練作業員の経験則や知見により作業手順を設定し、チェーンブロックやレバーブロック(登録商標)などの揚重治具を用いて、狭隘な桁下の限られた橋脚上で、重量物となる支承本体や支承台座コンクリート部材の撤去作業や設置作業を行っていた(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4300128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の作業は、熟練作業員の経験に頼るところが大きく、作業員の熟練度によっては安全性に懸念がある。また、狭隘な場所において重量物の取り扱いが必要となり、多くの作業員の労力が必要となる。結果として、支承本体および支承台座コンクリート部材からなる構造体の搬出入作業に時間を要していたという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、効率よく構造体を搬出入することができる構造体取替装置および構造体取替方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る構造体取替装置は、既設の構造体を除去し、新設の構造体を設置する際に用いる構造体取替装置であって、前記構造体を所定方向に移動させる走行部と、前記構造体を支持する支持部と、前記走行部と前記支持部との間に介装され、前記走行部に対する前記支持部の高さを調節可能な高さ調節部と、が一体に構成されており、前記支持部は、前記構造体の両側に配置可能な一対の支持梁と、前記一対の支持梁の距離を保持する保持部と、を備えている。
【0007】
このように構成することにより、構造体取替装置を操作するだけで既設の構造体を新設の構造体に取替することができる。つまり、熟練作業員の経験に頼ることなく、構造体の搬出入を効率よく行うことができる。また、取替対象の構造体の両側に一対の支持梁を配置し、保持部を用いて一対の支持梁間の距離を保持することにより、構造体を両側から確実に保持することができる。
【0008】
また、本発明に係る構造体取替装置は、前記高さ調節部が、ジャッキ装置または高さ調整ボルトであってもよい。
【0009】
このように、高さ調節部をジャッキ装置または高さ調整ボルトで構成することにより、簡易な構造で構造体を所定の高さまで確実に持ち上げることができる。
【0010】
本発明に係る構造体取替方法は、上記いずれかの構造体取替装置を用いて、既設の構造体を除去し、新設の構造体を設置する構造体取替方法であって、前記既設の構造体を挟んだ両側に前記走行部を配置し、前記既設の構造体に対して前記支持部を支持固定し、前記高さ調節部を操作して前記走行部に対する前記支持部の高さ調整を行って、前記既設の構造体を所定高さ持ち上げ、前記走行部で前記既設の構造体を除去し、前記既設の構造体を除去した後、前記構造体取替装置を用いて前記新設の構造体を所定の位置まで移動し、前記所定の位置において、前記高さ調節部を操作して前記新設の構造体を所定の位置に設置する。
(【0011】以降は省略されています)
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