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公開番号
2025099626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216421
出願日
2023-12-22
発明の名称
ノイズキャンセリングシステム
出願人
エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10K
11/178 20060101AFI20250626BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ハイブリッド型のノイズキャンセリングシステムにおけるノイズキャンセリングの効果を向上させる。
【解決手段】ノイズキャンセリングシステムは、外部ノイズを収音するマイクロフォンからのノイズ信号を入力する入力部10と、ノイズ信号をデジタルフィルタ回路でフィルタリングし第1のノイズキャンセル信号を出力するデジタル部20と、ノイズ信号をフィルタリングした第2のノイズキャンセル信号を出力するアナログ部30と、第1のノイズキャンセル信号および第2のノイズキャンセル信号を合成した第3のノイズキャンセル信号を出力する合成部40と、音源からの音声信号に前記第3のノイズキャンセル信号を加えた出力信号を出力する出力部70と、前記第1のノイズキャンセル信号および前記第2のノイズキャンセル信号に基づく制御信号をアナログ部にフィードバックするフィードバック部50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外部ノイズを収音するマイクロフォンからのノイズ信号を入力する入力部と、
前記ノイズ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路、前記デジタル信号をフィルタリングするデジタルフィルタ回路、フィルタリングされた前記デジタル信号をアナログ信号の第1のノイズキャンセル信号に変換するD/A変換回路を含むデジタル部と、
前記ノイズ信号をフィルタリングした第2のノイズキャンセル信号を出力するアナログ部と、
前記第1のノイズキャンセル信号および前記第2のノイズキャンセル信号を合成した第3のノイズキャンセル信号を出力する合成部と、
音源からの音声信号に前記第3のノイズキャンセル信号を加えた出力信号を出力する出力部と、
前記第1のノイズキャンセル信号および前記第2のノイズキャンセル信号に基づく制御信号を前記アナログ部にフィードバックするフィードバック部と、
を備えるノイズキャンセリングシステム。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記アナログ部は、第1のアナログフィルタを含み、
前記第1のアナログフィルタの特性は前記制御信号に基づき制御される、
請求項1に記載のノイズキャンセリングシステム。
【請求項3】
前記第1のアナログフィルタは、抵抗素子、容量素子を含み、
前記抵抗素子の抵抗値、前記容量素子の容量値の少なくともいずれかは前記制御信号によって変化する、
請求項2に記載のノイズキャンセリングシステム。
【請求項4】
前記容量素子は可変容量ダイオードである、
請求項3に記載のノイズキャンセリングシステム。
【請求項5】
前記抵抗素子はポテンショメータである、
請求項3に記載のノイズキャンセリングシステム。
【請求項6】
前記第1のアナログフィルタはローパスフィルタであって、
前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は前記制御信号に基づき変化する、
請求項2に記載のノイズキャンセリングシステム。
【請求項7】
前記第1のアナログフィルタのゲインは前記制御信号に基づき変化する、
請求項2に記載のノイズキャンセリングシステム。
【請求項8】
前記第1のアナログフィルタの位相は前記制御信号に基づき変化する、
請求項2に記載のノイズキャンセリングシステム。
【請求項9】
前記第1のアナログフィルタは、ベッセルフィルタである、
請求項2に記載のノイズキャンセリングシステム。
【請求項10】
前記フィードバック部は、
前記第3のノイズキャンセル信号をフィルタリングする第2のアナログフィルタと、
前記第2のアナログフィルタから出力された信号のレベルを検出し、前記レベルに応じた前記制御信号を生成するレベル検出回路と、
を含む、
請求項1に記載のノイズキャンセリングシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、ノイズキャンセリングシステムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
アクティブノイズコントロール(ANC:Active noise Control)は、低減させたい音に対して別途に用意した制御音源から逆位相の音を発生させることで、位相干渉を利用して消音する技術であり、騒音制御やイヤホンやヘッドホンのノイズキャンセラー機能として広く利用されている。例えば、特許文献1には、デジタル部で形成されるノイズキャンセル信号と、アナログパスで形成されるノイズキャンセル信号とによって、ノイズ低減が可能となる帯域とノイズ低減のレベルを補い合うように構成されたハイブリッド型のノイズキャンセリングシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-238870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のハイブリッド型のノイズキャンセリングシステムにおいては、アナログ信号処理およびデジタル信号処理のそれぞれの特性が互いに大きく異なると、ノイズキャンセリング効果が低下してしまう。
【0005】
そこで、本明細書は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、ハイブリッド型のノイズキャンセリングシステムにおけるノイズキャンセリングの効果を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書の1つ以上の実施形態によれば、外部ノイズを収音するマイクロフォンからのノイズ信号を入力する入力部と、前記ノイズ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路、前記デジタル信号をフィルタリングするデジタルフィルタ回路、フィルタリングされた前記デジタル信号をアナログ信号の第1のノイズキャンセル信号に変換するD/A変換回路を含むデジタル部と、前記ノイズ信号をフィルタリングした第2のノイズキャンセル信号を出力するアナログ部と、前記第1のノイズキャンセル信号および前記第2のノイズキャンセル信号を合成した第3のノイズキャンセル信号を出力する合成部と、音源からの音声信号に前記第3のノイズキャンセル信号を加えた出力信号を出力する出力部と、前記第1のノイズキャンセル信号および前記第2のノイズキャンセル信号に基づく制御信号を前記アナログ部にフィードバックするフィードバック部と、を備えるノイズキャンセリングシステムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本明細書によれば、ハイブリッド型のノイズキャンセリングシステムにおけるノイズキャンセリングの効果を向上させることができる。
【0008】
本明細書の前述の説明および以下の詳細な説明の両方は、例示的で説明的であり、特許請求の範囲に記載された開示のさらなる説明を提供するために理解されるべきである。
【0009】
本明細書の追加理解を提供するために含まれ、本出願に統合され、その一部を構成する添付図面は、本明細書の態様および実施態様を例示し、説明と共に本明細書の原理を説明する役割をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態におけるノイズキャンセリングシステムの全体構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態におけるデジタル部の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態におけるアナログ部の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態におけるアナログ部の構成例を示す回路図である。
第1の実施形態におけるフィードバック部の第1の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態におけるフィードバック部の第2の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態におけるフィードバック部の第3の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態におけるノイズキャンセリングシステムの特性を示す図である。
第1の実施形態におけるノイズキャンセルシステムの特性を示す図である。
第2の実施形態におけるノイズキャンセリングシステムの全体構成例を示すブロック図である。
第3の実施形態におけるノイズキャンセリングシステムの全体構成例を示すブロック図である。
変形実施形態におけるノイズキャンセリングシステムの全体構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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