TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025100150
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217306
出願日
2023-12-22
発明の名称
車体構造及び車体の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B62D
25/20 20060101AFI20250626BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】鋳造の車体構成部品と、その他の車体構成部品との連結強度を確保しつつ、車体の製造工程が煩雑なものとなることを抑制することができる車体構造及び車体の製造方法を得る。
【解決手段】車体10のフロントパーツ12が、本体部14から突出した突出部16を備えており、この突出部16をクラッシュボックス22に設けられた被挿入部22Bに挿入した状態で、突出部16と被挿入部22Bとをボルト30及びボルト34で連結することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属の鋳造品とされ、本体部と、当該本体部から突出した突出部と、を備えた第1車体構成部品と、
前記突出部を挿入可能な被挿入部を備えた第2車体構成部品と、
前記突出部と前記被挿入部とを連結する連結部材と、
を有する車体構造。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記突出部は、前記本体部から車両前後方向に突出すると共に、前記被挿入部に車両前後方向に挿入されると共に、
前記突出部と前記被挿入部とは、車両上下方向及び車両幅方向の少なくとも一方において面接触している、
請求項1に記載の車体構造。
【請求項3】
前記連結部材は、前記突出部と前記被挿入部とを車両前後方向と直交する方向に連結している、
請求項2に記載の車体構造。
【請求項4】
前記連結部材は、前記突出部及び前記被挿入部に車両前後方向と直交する方向に挿通された軸部を備えている、
請求項3に記載の車体構造。
【請求項5】
前記突出部は、当該突出部の前記本体部からの突出方向に沿って延在するリブ部を備えている、
請求項1に記載の車体構造。
【請求項6】
前記突出部の先端部における車両上方側の部分に車両幅方向から見て車両上方側に凸となって湾曲する曲面部が設けられている、
請求項2に記載の車体構造。
【請求項7】
前記突出部の車両前方側の部分における下縁部が車両幅方向から見て車両前方側から車両後方側に向かって下り勾配となっている、
請求項6に記載の車体構造。
【請求項8】
前記第2車体構成部品は、前記被挿入部と、車両前後方向から入力された衝突荷重の一部を車両前後方向に圧縮変形することで吸収可能な衝撃吸収部と、を備えたクラッシュボックスとされている、
請求項1に記載の車体構造。
【請求項9】
前記本体部は、タイヤの一部を収容可能なホイールハウス部を含んで構成されている、
請求項1に記載の車体構造。
【請求項10】
前記本体部は、車両幅方向に間隔をあけて配置された一対の前記ホイールハウス部と、当該ホイールハウス部を車両幅方向に繋ぐ連結部と、を含んで構成されている、
請求項9に記載の車体構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体構造及び車体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、自動車ボデーに関する発明が開示されている。この自動車ボデーでは、車体の一部を構成するアルミダイカスト製のガセットに同じく車体の一部を構成するフロントサイドメンバやクラッシュボックス等が連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-152188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記先行技術では、ガセットにおけるフロントサイドメンバやクラッシュボックスの連結箇所が筒状とされると共に、フロントサイドメンバやクラッシュボックスも筒状とされている。このため、ガセットとフロントサイドメンバ等とを連結するときに、これらを連結する連結部材による張力を受けるスペーサ等を配置する必要があり、車体の製造工程が煩雑なものとなることが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、鋳造の車体構成部品と、その他の車体構成部品との連結強度を確保しつつ、車体の製造工程が煩雑なものとなることを抑制することができる車体構造及び車体の製造方法を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車体構造は、金属の鋳造品とされ、本体部と、当該本体部から突出した突出部と、を備えた第1車体構成部品と、前記突出部を挿入可能な被挿入部を備えた第2車体構成部品と、前記突出部と前記被挿入部とを連結する連結部材と、を有している。
【0007】
第1の態様に係る車体構造によれば、金属の鋳造品とされた第1車体構成部品を備えており、この第1車体構成部品は、本体部を備えている。このため、本態様では、例えば、車体において構造が複雑な箇所を本体部で構成することで、車体の製造工程の簡略化を図ることができる。
【0008】
また、本態様では、第2車体構成部品を備えており、この第2車体構成部品によっても車体の一部が構成される。
【0009】
ところで、第1車体構成部品と第2車体構成部品とを連結するときに、これらを連結する連結部材による張力を受ける部分が必要となる。しかしながら、これらの部品とは別に連結部材による張力を受けるスペーサ等を配置すると、車体の製造工程が煩雑なものとなることが考えられる。
【0010】
ここで、本態様では、第1車体構成部品が、本体部から突出した突出部を備えており、この突出部を第2車体構成部品に設けられた被挿入部に挿入した状態で、突出部と被挿入部とを連結部材で連結することができる。このため、連結部材で突出部と被挿入部とを連結するときに生じる張力を突出部で支持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
電動車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
車載用充電器
1日前
トヨタ自動車株式会社
充電制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータユニット
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータユニット
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の充電システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置の故障検出回路
1日前
トヨタ自動車株式会社
プラグインハイブリッド車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
プラグインハイブリッド車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
プラグインハイブリッド車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
プラグインハイブリッド車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
プラグインハイブリッド車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
異音判定装置、及び異音判定プログラム
今日
株式会社豊田自動織機
燃料電池モジュール
今日
株式会社豊田自動織機
燃料電池システム及び産業車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
充電システム
今日
トヨタ自動車株式会社
リレー基地局
今日
トヨタ自動車株式会社
移動体支援システム
今日
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及び、システム
7日前
株式会社デンソー
端末、基地局及び無線通信方法
2日前
株式会社デンソー
通信装置、基地局、及び通信方法
2日前
トヨタ自動車株式会社
活物質複合粒子、二次電池、及び活物質複合粒子の製造方法
今日
トヨタ紡織株式会社
車両荷室構造および車両用第2デッキ構築セット
7日前
個人
カート
10日前
個人
走行装置
24日前
個人
電動走行車両
24日前
個人
乗り物
2か月前
個人
電動モビリティ
4か月前
個人
発音装置
4か月前
個人
閂式ハンドル錠
24日前
個人
自由方向乗車自転車
4か月前
個人
キャンピングトライク
5か月前
個人
ステアリングの操向部材
5か月前
個人
フロントフットブレーキ。
1か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
1か月前
個人
ホイールハブ駆動構造
1か月前
続きを見る
他の特許を見る