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公開番号2025106756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-16
出願番号2024000347
出願日2024-01-04
発明の名称車載用充電器
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250709BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】外部環境への電磁波の影響を低減することができる車載用充電器を提供すること。
【解決手段】車載用充電器は、エンジンルーム内に配置されており、第一の充電器と、第一の充電器よりもフード側に配置される第二の充電器と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
エンジンルーム内に配置されており、
第一の充電器と、
前記第一の充電器よりもフード側に配置される第二の充電器と、
を備える車載用充電器。
続きを表示（約 290 文字）【請求項２】
所定の方向において、前記第一の充電器の筐体表面の少なくとも一部が、前記第二の充電器の筐体表面と重なるように配置されている請求項１に記載の車載用充電器。
【請求項３】
前記第二の充電器の出力電力が、前記第一の充電器の出力電力よりも小さくなるように制御する制御部を備える請求項１に記載の車載用充電器。
【請求項４】
前記制御部は、
前記フードの開閉状態を検知し、
前記フードが開放状態であることを検知した場合、前記第一の充電器および前記第二の充電器の充電電力を制限する、
請求項３に記載の車載用充電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車載用充電器に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、エンジンルーム（エンジンコンパートメント）内のコンバータが車両補機に与える電磁波（ノイズ）を低減する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－２０７０５４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された技術では、エンジンルーム内における電磁波の影響しか考慮されていない。このため、例えばエンジンルームのフードが開放された場合等に、充電器から放射された電磁波が外部環境に影響を与えるおそれがある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、外部環境への電磁波の影響を低減することができる車載用充電器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る車載用充電器は、エンジンルーム内に配置されており、第一の充電器と、前記第一の充電器よりもフード側に配置される第二の充電器と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、充電器を二段で配置することにより、下段の充電器から放射される電磁波をフードから遠ざけることができるため、外部環境への電磁波の影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る車載用充電器を含む車両の構成の一例を示す概略図である。
図２は、実施形態に係る車載用充電器における第一の充電器および第二の充電器の構成の一例を示す概略図である。
図３は、実施形態に係る車載用充電器において、フードが開放された際に第二の充電器の出力電力を制限する場合のタイムチャートである。
図４は、実施形態に係る車載用充電器において、フードが開放された際に第一の充電器および第二の充電器の出力電力を制限する場合のタイムチャートである。
図５は、実施形態に係る車載用充電器が実行する充電制御方法の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る車載用充電器について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（車載用充電器）
実施形態に係る車載用充電器の構成について、図１～図４を参照しながら説明する。実施形態に係る車載用充電器は、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等に搭載される。
（【００１１】以降は省略されています）

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