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公開番号
2025100387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024206701
出願日
2024-11-27
発明の名称
着色樹脂組成物、カラーフィルタ、及び表示装置
出願人
住友化学株式会社
,
東友ファインケム株式会社
,
DONGWOO FINE-CHEM CO., LTD.
,
住華科技股フン有限公司
,
SUMIKA TECHNOLOGY CO.,LTD
代理人
弁理士法人アスフィ国際特許事務所
主分類
C09B
67/46 20060101AFI20250626BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】明度及びコントラストに優れたカラーフィルタを形成可能な着色樹脂組成物を提供する。
【解決手段】置換基を有していてもよいフェニルホスホン酸、着色剤、アミン価70mgKOH/g未満の分散剤、及び樹脂を含有する着色樹脂組成物であり、前記着色剤が式(I)で表される化合物を含有する、着色樹脂組成物とする。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025100387000064.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">63</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">113</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
置換基を有していてもよいフェニルホスホン酸、着色剤、アミン価70mgKOH/g未満の分散剤、及び樹脂を含有する着色樹脂組成物であり、前記着色剤が下記式(I)で表される化合物を含有する、着色樹脂組成物。
TIFF
2025100387000062.tif
63
113
[式(I)中、
R
1
~R
4
及びR
13
は、互いに独立に、水素原子又は置換基を有していてもよい炭素数1~10の炭化水素基を表す。
R
5
~R
12
は、互いに独立に、水素原子、ハロゲン原子又は置換基を有していてもよい炭素数1~5の炭化水素基を表す。
T
1
は、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基を表す。
T
2
は、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基又は置換基を有していてもよい2価の芳香族複素環基を表す。
L
1
は、置換基を有していてもよい炭素数1~12のa価の脂肪族炭化水素基又は式(i)で表される基を表す。
aは、2以上の整数を表す。
b及びcは、互いに独立に、1以上の整数を表す。
dは、0以上の整数を表す。
X
c-
は、c価のアニオンを表す。]
TIFF
2025100387000063.tif
15
55
[式(i)中、
T
3
は、置換基を有していてもよいa価の芳香族炭化水素基又は置換基を有していてもよいa価の芳香族複素環基を表す。
L
2
は、置換基を有していてもよい炭素数1~5の2価の脂肪族炭化水素基を表す。
aは、2以上の整数を表す。
*はT
2
との結合手を表す。]
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
R
1
及びR
3
が、互いに独立に、置換基を有していてもよいフェニル基を表し、
前記R
1
及びR
3
のフェニル基が、該フェニル基に結合するNに対してオルト位となる2つの結合位置のうち少なくとも一方に炭素数1~4のアルキル基を有する請求項1に記載の着色樹脂組成物。
【請求項3】
前記分散剤におけるアミン価が0mgKOH/g以上65mgKOH/g以下である請求項1に記載の着色樹脂組成物。
【請求項4】
さらに重合性化合物及び重合開始剤を含有する請求項1~3のいずれかに記載の着色樹脂組成物。
【請求項5】
請求項1~3のいずれかに記載の着色樹脂組成物から形成されるカラーフィルタ。
【請求項6】
請求項5に記載のカラーフィルタを含む表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、着色樹脂組成物、カラーフィルタ、及び表示装置に関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置、エレクトロルミネッセンス表示装置及びプラズマディスプレイ等の表示装置やCCDやCMOSセンサ等の固体撮像素子に使用されるカラーフィルタは、着色樹脂組成物から製造される。該カラーフィルタ形成のための着色樹脂組成物として、種々の着色剤が使用されており、該着色剤として、例えば下記式(I-5a-2)で表される化合物を使用した例(特許文献1)が知られている。
【0003】
TIFF
2025100387000001.tif
45
144
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/234774号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記化合物を含む着色樹脂組成物から形成されるカラーフィルタは、明度及びコントラストが十分に満足できない場合があった。そこで本発明は、明度及びコントラストに優れたカラーフィルタを形成可能な着色樹脂組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明の要旨は、以下の通りである。
[1]置換基を有していてもよいフェニルホスホン酸、着色剤、アミン価70mgKOH/g未満の分散剤、及び樹脂を含有する着色樹脂組成物であり、前記着色剤が下記式(I)で表される化合物を含有する、着色樹脂組成物。
TIFF
2025100387000002.tif
63
113
[式(I)中、
R
1
~R
4
及びR
13
は、互いに独立に、水素原子又は置換基を有していてもよい炭素数1~10の炭化水素基を表す。
R
5
~R
12
は、互いに独立に、水素原子、ハロゲン原子又は置換基を有していてもよい炭素数1~5の炭化水素基を表す。
T
1
は、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基を表す。
T
2
は、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基又は置換基を有していてもよい2価の芳香族複素環基を表す。
L
1
は、置換基を有していてもよい炭素数1~12のa価の脂肪族炭化水素基又は式(i)で表される基を表す。
aは、2以上の整数を表す。
b及びcは、互いに独立に、1以上の整数を表す。
dは、0以上の整数を表す。
X
c-
は、c価のアニオンを表す。]
TIFF
2025100387000003.tif
15
55
[式(i)中、
T
3
は、置換基を有していてもよいa価の芳香族炭化水素基又は置換基を有していてもよいa価の芳香族複素環基を表す。
L
2
は、置換基を有していてもよい炭素数1~5の2価の脂肪族炭化水素基を表す。
aは、2以上の整数を表す。
*はT
2
との結合手を表す。]
[2]R
1
及びR
3
が、互いに独立に、置換基を有していてもよいフェニル基を表し、
前記R
1
及びR
3
のフェニル基が、該フェニル基に結合するNに対してオルト位となる2つの結合位置のうち少なくとも一方に炭素数1~4のアルキル基を有する[1]に記載の着色樹脂組成物。
[3]前記分散剤におけるアミン価が0mgKOH/g以上65mgKOH/g以下である[1]又は[2]に記載の着色樹脂組成物。
[4]さらに重合性化合物及び重合開始剤を含有する[1]~[3]のいずれかに記載の着色樹脂組成物。
[5][1]~[4]のいずれかに記載の着色樹脂組成物から形成されるカラーフィルタ。
[6][5]に記載のカラーフィルタを含む表示装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、明度及びコントラストに優れたカラーフィルタを形成可能な着色樹脂組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の着色樹脂組成物は、置換基を有していてもよいフェニルホスホン酸、着色剤(以下、着色剤(A)という場合がある)、分散剤(以下、分散剤(P)という場合がある。)、及び樹脂(以下、樹脂(B)という場合がある)を含む。
本発明の着色樹脂組成物は、さらに重合性化合物(以下、重合性化合物(C)という場合がある)を含んでいてもよい。
本発明の着色樹脂組成物は、さらに重合開始剤(以下、重合開始剤(D)という場合がある)を含んでいてもよい。
本発明の着色樹脂組成物は、さらに溶剤(以下、溶剤(E)という場合がある)を含んでいてもよい。
本発明の着色樹脂組成物は、さらに重合開始助剤(以下、重合開始助剤(D1)という場合がある)を含んでいてもよい。
本発明の着色樹脂組成物は、さらにレベリング剤(以下、レベリング剤(F)という場合がある)を含んでいてもよい。
なお、本明細書において、各成分として例示する化合物は、特に断りのない限り、単独で又は複数種を組み合わせて使用することができる。
【0009】
<着色剤(A)>
着色剤(A)は下記式(I)で表される化合物(以下、化合物(I)という場合がある。)を含有する。以下、式(I)を用いて本発明について詳述するが、化合物(I)には、式(I)の互変異性体も含まれる。
【0010】
TIFF
2025100387000004.tif
63
113
[式(I)中、
R
1
~R
4
及びR
13
は、互いに独立に、水素原子又は置換基を有していてもよい炭素数1~10の炭化水素基を表す。
R
5
~R
12
は、互いに独立に、水素原子、ハロゲン原子又は置換基を有していてもよい炭素数1~5の炭化水素基を表す。
T
1
は、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基を表す。
T
2
は、置換基を有していてもよい2価の芳香族炭化水素基又は置換基を有していてもよい2価の芳香族複素環基を表す。
L
1
は、置換基を有していてもよい炭素数1~12のa価の脂肪族炭化水素基又は式(i)で表される基を表す。
aは、2以上の整数を表す。
b及びcは、互いに独立に、1以上の整数を表す。
dは、0以上の整数を表す。
X
c-
は、c価のアニオンを表す。]
TIFF
2025100387000005.tif
15
55
[式(i)中、
T
3
は、置換基を有していてもよいa価の芳香族炭化水素基又は置換基を有していてもよいa価の芳香族複素環基を表す。
L
2
は、置換基を有していてもよい炭素数1~5の2価の脂肪族炭化水素基を表す。
aは、2以上の整数を表す。
*はT
2
との結合手を表す。]
(【0011】以降は省略されています)
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