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公開番号2025099548
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216270
出願日2023-12-21
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H10H 20/851 20250101AFI20250626BHJP()
要約【課題】発光色として、さらに幅広い色度の光を発光可能な発光装置を提供する。
【解決手段】本発光装置は、独立して駆動可能である第1発光素子及び第2発光素子と、平面視において、前記第1発光素子と前記第2発光素子との間に位置する壁部と、前記第1発光素子及び前記第2発光素子からの光を透過する透光性部材と、を備え、前記透光性部材は、前記第1発光素子の側面を覆い、第1波長変換部材を含む第1透光部と、前記第2発光素子の側面を覆い、第2波長変換部材を含む第2透光部と、前記第1発光素子、前記第2発光素子、前記第1透光部及び前記第2透光部の上側に位置する第3透光部と、を含み、前記壁部の高さは、前記第1発光素子及び前記第2発光素子の高さよりも低く、前記第1波長変換部材の発光ピーク波長は、前記第2波長変換部材の発光ピーク波長よりも長い。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
独立して駆動可能である第1発光素子及び第2発光素子と、
平面視において、前記第1発光素子と前記第2発光素子との間に位置する壁部と、
前記第1発光素子及び前記第2発光素子からの光を透過する透光性部材と、を備え、
前記透光性部材は、
前記第1発光素子の側面を覆い、第1波長変換部材を含む第1透光部と、
前記第2発光素子の側面を覆い、第2波長変換部材を含む第2透光部と、
前記第1発光素子、前記第2発光素子、前記第1透光部及び前記第2透光部の上側に位置する第3透光部と、を含み、
前記壁部の高さは、前記第1発光素子及び前記第2発光素子の高さよりも低く、
前記第1波長変換部材の発光ピーク波長は、前記第2波長変換部材の発光ピーク波長よりも長い、発光装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第3透光部は、第3波長変換部材を含み、
前記第3波長変換部材の発光ピーク波長は、前記第1波長変換部材の発光ピーク波長よりも短く、前記第2波長変換部材の発光ピーク波長よりも長い、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記透光性部材は、
前記第1発光素子の上面を覆い、第4波長変換部材を含む第4透光部をさらに含み、
前記第4波長変換部材の発光ピーク波長は、前記第3波長変換部材の発光ピーク波長より長い、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記透光性部材は、
前記第2発光素子の上面を覆い、第5波長変換部材を含む第5透光部をさらに含み、
前記第5波長変換部材の発光ピーク波長は、前記第3波長変換部材の発光ピーク波長より短い、請求項2に記載の発光装置。
【請求項5】
前記第1発光素子及び前記第2発光素子を通り前記第1発光素子の上面に対して垂直方向の第1断面において、
前記壁部の上側に位置する前記第3透光部の上下方向における最大の長さは、前記第1発光素子の上側に位置する前記第3透光部の上下方向における最大の長さ、及び前記第2発光素子の上側に位置する前記第3透光部の上下方向における最大の長さよりも長い、請求項1から4のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第1発光素子及び前記第2発光素子を通り前記第1発光素子の上面に対して垂直方向の第1断面において、前記第3透光部は、拡散部と、前記拡散部の上側に位置する透光部と、を含み、
前記拡散部において、前記壁部の上側に位置する部分の上下方向における最大の長さは、前記第1発光素子の上側に位置する部分の上下方向における最大の長さ、及び前記第2発光素子の上側に位置する部分の上下方向における最大の長さよりも長い、請求項1から4のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項7】
前記壁部の上側で前記第1透光部と前記第2透光部が接する、請求項1から4のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1発光素子及び前記第2発光素子を通り前記第1発光素子の上面に対して垂直方向の第1断面において、
前記第1透光部と前記第2透光部が接する部分の高さは、前記第1発光素子及び前記第2発光素子の高さよりも低い、請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
前記透光性部材は、
前記壁部の上側に、前記第1波長変換部材と前記第2波長変換部材とが混在する第6透光部をさらに含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項10】
前記第2発光素子の発光ピーク波長は、前記第1発光素子の発光ピーク波長以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、発光ダイオード等の発光素子を用いた発光装置は、照明器具等の各種の光源として広く利用されている。このような発光装置として、例えば、特許文献1には、独立して駆動可能である第1発光素子及び第2発光素子と、前記第1発光素子と前記第2発光素子との間を隔てる壁部と、前記壁部によって前記第2発光素子と隔てられ、前記第1発光素子の少なくとも側面の一部を覆い、第1波長変換部材を含む第1透光性部材と、平面視において、前記第1発光素子、前記第2発光素子、及び、前記第1透光性部材を覆い、第2波長変換部材を含む第2透光性部材と、を備え、前記第1波長変換部材の発光ピーク波長は、前記第2波長変換部材の発光ピーク波長よりも長い発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-56834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、発光色として、さらに幅広い色度の光を発光可能な発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光装置は、独立して駆動可能である第1発光素子及び第2発光素子と、平面視において、前記第1発光素子と前記第2発光素子との間に位置する壁部と、前記第1発光素子及び前記第2発光素子からの光を透過する透光性部材と、を備え、前記透光性部材は、前記第1発光素子の側面を覆い、第1波長変換部材を含む第1透光部と、前記第2発光素子の側面を覆い、第2波長変換部材を含む第2透光部と、前記第1発光素子、前記第2発光素子、前記第1透光部及び前記第2透光部の上側に位置する第3透光部と、を含み、前記壁部の高さは、前記第1発光素子及び前記第2発光素子の高さよりも低く、前記第1波長変換部材の発光ピーク波長は、前記第2波長変換部材の発光ピーク波長よりも長い。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態によれば、発光色として、さらに幅広い色度の光を発光可能な発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る発光装置を例示する模式上面図である。
図1AのIB-IB線に沿う模式断面図である。
図1に示す発光装置から透光性部材を取り除いた状態の模式上面図である。
図2AのIIB-IIB線に沿う模式断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の1931CIE色度図上における色度の一例を示す図である。
各透光部が含む蛍光体の組み合わせの例について説明する図(その1)である。
各透光部が含む蛍光体の組み合わせの例について説明する図(その2)である。
各透光部が含む蛍光体の組み合わせの例について説明する図(その3)である。
第1実施形態の変形例1に係る発光装置を例示する模式断面図である。
第1実施形態の変形例2に係る発光装置を例示する模式上面図である。
図6AのVIB-VIB線に沿う模式断面図である。
第1実施形態の変形例3に係る発光装置を例示する模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一若しくは同等の部分または部材を示す。
【0009】
さらに、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための発光装置等を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材料、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施形態において説明する内容は、他の実施形態や変形例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。さらに、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略した模式図を用いたり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。
【0010】
〈第1実施形態〉
本開示に係る発光装置は、独立して駆動可能である第1発光素子及び第2発光素子と、平面視において、前記第1発光素子と前記第2発光素子との間に位置する壁部と、前記第1発光素子及び前記第2発光素子からの光を透過する透光性部材と、を備え、前記透光性部材は、前記第1発光素子の側面を覆い、第1波長変換部材を含む第1透光部と、前記第2発光素子の側面を覆い、第2波長変換部材を含む第2透光部と、前記第1発光素子、前記第2発光素子、前記第1透光部及び前記第2透光部の上側に位置する第3透光部と、を含み、前記壁部の高さは、前記第1発光素子及び前記第2発光素子の高さよりも低く、前記第1波長変換部材の発光ピーク波長は、前記第2波長変換部材の発光ピーク波長よりも長い。
(【0011】以降は省略されています)

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