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公開番号2025096474
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025064274,2021064499
出願日2025-04-09,2021-04-06
発明の名称キャップ
出願人日亜化学工業株式会社
代理人
主分類H01S 5/02208 20210101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 小型の発光装置を提供できる。
【解決手段】 光を出射する光出射面を有する発光素子と、発光素子が配される実装面を有する基板と、光出射面から出射された光軸を進む光が通過する第1内側面を有する第1側部と、第1内側面と異なる第2内側面を有する第2側部と、を含む複数の側部を有し、基板に配された発光素子を囲うキャップと、を備え、第1内側面は、実装面に垂直な平面よりも発光素子が配される側に傾いており、第2内側面は、実装面に垂直な平面よりも発光素子が配される側に、第1内側面の傾きよりも大きく、傾いている、発光装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
窪みが形成されたキャップであって、
対向する2つの内側面である第1内側面及び第2内側面と、対向する2つの内側面である第3内側面及び第4内側面と、を含む複数の側部を有し、
前記第1内側面、前記第2内側面、前記第3内側面、及び前記第4内側面はそれぞれ、前記窪みを拡げる方向に傾斜し、
前記第1内側面、前記第2内側面、前記第3内側面、及び前記第4内側面によって、上面視で矩形の外縁が画定され、
前記矩形の外縁のうち、前記第1内側面及び前記第2内側面によって画定される外縁の辺は長辺であり、前記第3内側面及び前記第4内側面によって画定される外縁の辺は短辺であり、
前記第2内側面は、前記第1内側面の傾きよりも大きく傾いており、前記第2内側面の方が、前記第1内側面よりも窪みを拡げている、キャップ。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記第1内側面、前記第2内側面、前記第3内側面、及び前記第4内側面のうち、前記第1内側面が、傾斜の傾きが最も小さく、最も窪みを拡げない、請求項1に記載のキャップ。
【請求項3】
前記第1内側面は、0度を超え、かつ、15度未満の角度で傾き、
前記第2内側面は、5度を超え、かつ、30度以下の角度で傾く、請求項1または2に記載のキャップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は発光装置、キャップの製造方法、又は、発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体レーザ素子と、半導体レーザ素子が配される実装面を有する基板と、実装面に配された半導体レーザ素子を囲う筐体と、を備えるレーザ光源が開示されている。また、レーザ光源において、レーザ光が入射する内側面は傾斜している。特許文献1には、筐体を小さくすることで、レーザ光源の小型化に寄与することが説明されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-22665
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
小型の発光装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に開示される発光装置は、光を出射する光出射面を有する発光素子と、前記発光素子が配される実装面を有する基板と、前記光出射面から出射された光軸を進む光が通過する第1内側面を有する第1側部と、前記第1内側面と異なる第2内側面を有する第2側部と、を含む複数の側部を有し、前記基板に配された前記発光素子を囲うキャップと、を備え、前記第1内側面は、前記実装面に垂直な平面よりも前記発光素子が配される側に傾いており、前記第2内側面は、前記実装面に垂直な平面よりも前記発光素子が配される側に、前記第1内側面の傾きよりも大きく、傾いている。
【0006】
実施形態に開示されるキャップの製造方法は、キャップの製造方法であって、透光性の母材において、下部と、前記下部から上方に突出する1または複数の凸部と、を形成し、前記下部及び前記1または複数の凸部によって画定される複数の窪みを設ける工程と、前記母材を分割し、それぞれに当該窪みが設けられた複数のキャップに個片化する工程と、を含み、前記窪みを設ける工程において形成される前記下部は、第1上面を有し、前記窪みを設ける工程において形成される前記凸部は、複数の側面と、前記複数の側面の外縁の一部を共有する第2上面と、を有し、前記窪みを設ける工程において設けられる前記窪みを画定する複数の面には、前記第1上面と、前記複数の側面と、が含まれ、前記窪みを画定する前記複数の側面には、前記第2上面と成す角度が90度を超え、かつ、100度未満である第1側面と、前記第2上面と成す角度が、前記第2上面と前記第1側面とが成す角度よりも大きい第2側面と、が含まれる。また、前記第1上面は、個片化された前記キャップにおける上部の下面となり、前記第1側面及び第2側面を含む前記複数の側面は、個片化された前記キャップにおける第1内側面及び第2内側面を含む複数の内側面となる。
【0007】
実施形態に開示される発光装置の製造方法は、1または複数の発光素子を基板の実装面に配置する工程と、上記の製造方法によって製造された前記キャップを、前記実装面に配置された1または複数の発光素子を囲い、かつ、前記1または複数の発光素子から出射された光軸を進む光が前記第1内側面を通過するようにして、前記基板に接合する工程と、を含む。
【0008】
実施形態によって開示される1または複数の発明の少なくとも一つにおいて、発光装置の小型化に貢献するという効果が期待される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係るキャップの斜視図である。
図2は、第1実施形態に係るキャップの透過図である。
図3は、図1のIII-III断面線における断面図である。
図4は、キャップの製造方法に係る母材の斜視図である。
図5は、キャップの製造方法に係る母材の上面図である。
図6は、キャップの製造方法を説明するための一工程の模式図である。
図7は、キャップの製造方法を説明するための他の一工程の模式図である。
図8は、キャップの製造方法を説明するための他の一工程の模式図である。
図9は、キャップの製造方法を説明するための他の一工程の模式図である。
図10は、キャップの製造方法を説明するための他の一工程の模式図である。
図11は、母材から製造されたキャップについて、母材とキャップの対応を説明するための模式図である。
図12は、キャップの製造方法の変形例を説明するための他の一工程の模式図である。
図13は、母材から製造された、変形例のキャップについて、母材とキャップの対応を説明するための模式図である。
図14は、第2実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図15は、第2実施形態に係る発光装置から、キャップを除いた状態の斜視図である。
図16は、図13のXV-XV断面線における断面図である。
図17は、変形例の発光装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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