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公開番号
2025099985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217042
出願日
2023-12-22
発明の名称
発光装置、発光モジュール、及び、複数の発光装置
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
H01S
5/40 20060101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 互いに共振器方向の長さが異なる2つの半導体レーザ素子に対し、同じ設計のサブマウントが共用可能な発光装置を実現する。
【解決手段】 光出射面と、光出射面の反対側の面である第1側面と、を有する複数の半導体レーザ素子と、複数の保護素子と、半導体レーザ素子が載置される第1領域と、保護素子が載置される第2領域とを有する配線層を有する複数のサブマウントと、を備え、上面視で、第1半導体レーザ素子の光出射面を通る第1仮想直線と、第1半導体レーザ素子の第1側面を通る第2仮想直線との間に第1保護素子は配置されておらず、上面視で、第2半導体レーザ素子の前記光出射面を通る第3仮想直線と、第2半導体レーザ素子の第1側面を通る第4仮想直線との間に、第2保護素子の一部あるいは全部が配置されており、半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、サブマウントの幅の中点と一致しない、発光装置。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれが、光出射面と、前記光出射面の反対側の面である第1側面と、を有する複数の半導体レーザ素子と、
第1保護素子と、第2保護素子と、を含む複数の保護素子と、
それぞれが、前記半導体レーザ素子が載置される第1領域と、前記保護素子が載置される第2領域とを有する配線層、及び、前記配線層が設けられる実装面、を有する複数のサブマウントと、
を備え、
前記複数の半導体レーザ素子には、第1半導体レーザ素子と、前記第1半導体レーザ素子よりも共振器方向の長さが大きい第2半導体レーザ素子とが含まれ、
前記複数のサブマウントには、前記第1半導体レーザ素子及び前記第1保護素子が載置される第1サブマウントと、前記第2半導体レーザ素子及び前記第2保護素子が載置される第2サブマウントとが含まれ、
上面視で、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面を通り、かつ、平行な第1仮想直線と、前記第1半導体レーザ素子の前記第1側面を通り、かつ、平行な第2仮想直線との間に前記第1保護素子は配置されておらず、
上面視で、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面を通り、かつ、平行な第3仮想直線と、前記第2半導体レーザ素子の前記第1側面を通り、かつ、平行な第4仮想直線との間に、前記第2保護素子の一部あるいは全部が配置されており、
上面視で、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向において、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第1サブマウントの幅の中点と一致せず、
上面視で、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向において、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第2サブマウントの幅の中点と一致しない、発光装置。
続きを表示(約 2,600 文字)
【請求項2】
上面視で、前記第4仮想直線が通過する位置に、前記第2保護素子は配置される、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
上面視で、共振器方向において、前記第1サブマウントの幅は、前記第1半導体レーザ素子及び前記第1保護素子の各幅の和よりも大きく、
上面視で、共振器方向において、前記第2サブマウントの幅は、前記第2半導体レーザ素子及び前記第2保護素子の各幅の和よりも小さい、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
上面視で、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向において、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第1サブマウントの幅の中点から10μm以上200μm以下の範囲で離れており、
上面視で、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向において、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第2サブマウントの幅の中点から10μm以上200μm以下の範囲で離れている、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記複数のサブマウントのそれぞれに、前記半導体レーザ素子が載置され、
前記複数のサブマウントは、隣り合って配置されるサブマウント間の間隔が300μm以下となるように、並べて配置されている、請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
第1上面と、前記第1上面よりも上方にある第2上面と、前記第1上面と前記第2上面の間にある複数の内側面と、を有する基体をさらに備え、
前記複数のサブマウントは、前記第1上面の上に、第1方向に並べて配置され、
前記複数の内側面には、第1方向に対向する第1内側面及び第2内側面が含まれ、
上面視で、前記第1方向において、前記複数のサブマウントのうち前記第1内側面に最も近い位置に配置されるサブマウントから前記第1内側面までの距離は、前記複数のサブマウントのうち前記第2内側面に最も近い位置に配置されるサブマウントから前記第2内側面までの距離と異なる、請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記複数の半導体レーザ素子から出射された光を反射する1または複数の反射部材と、
前記複数のサブマウント、及び、前記1または複数の反射部材が配置される第1上面を有する基体と、
をさらに備え、
前記複数のサブマウントは、前記第1上面の上に、第1方向に並べて配置され、
上面視で、前記第1方向に関し、前記基体の前記第1方向における両端の中点から、前記1または複数の反射部材の前記第1方向における両端の中点までの距離は、前記基体の前記第1方向における両端の中点から、前記複数のサブマウントの前記第1方向における両端の中点までの距離よりも小さい、請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記複数の半導体レーザ素子から出射される光は、それぞれが前記半導体レーザ素子から出射される光である複数の部分光で構成され、
前記複数の部分光のそれぞれにおける光軸を進む光が、前記1または複数の反射部材に照射される点で構成される複数の点は、上面視で、前記第1方向に関し、前記基体の前記第1方向における両端の中点を通り前記第1方向に垂直な仮想直線に対して、線対称に配置される、請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
第1発光装置と、
第2発光装置と、
前記第1発光装置及び前記第2発光装置が実装される実装基板と、
を備え、
前記第1発光装置は、
それぞれが、光出射面と、前記光出射面の反対側の面である第1側面と、を有する複数の第1半導体レーザ素子と、
複数の第1保護素子と、
それぞれが、前記第1半導体レーザ素子が載置される第1領域と、前記第1保護素子が載置される第2領域とを有する第1配線層、及び、前記第1配線層が設けられる第1実装面、を有する複数の第1サブマウントと、
を備え、
前記第2発光装置は、
それぞれが、光出射面と、前記光出射面の反対側の面である第2側面と、を有する複数の第2半導体レーザ素子と、
複数の第2保護素子と、
それぞれが、前記第2半導体レーザ素子が載置される第1領域と、前記第2保護素子が載置される第2領域とを有する第2配線層、及び、前記第2配線層が設けられる第2実装面、を有する複数の第2サブマウントと、
を備え、
前記第1実装面に垂直な方向からみた前記第1配線層の形状と、前記第2実装面に垂直な方向からみた前記第2配線層の形状とは同じであり、
上面視で、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面を通り、かつ、平行な第1仮想直線と、前記第1半導体レーザ素子の前記第1側面を通り、かつ、平行な第2仮想直線との間に前記第1保護素子は配置されておらず、
上面視で、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面を通り、かつ、平行な第3仮想直線と、前記第2半導体レーザ素子の前記第1側面を通り、かつ、平行な第4仮想直線との間に、前記第2保護素子の一部あるいは全部が配置されており、
上面視で、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向に関し、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第1サブマウントの幅の中点と一致せず、
上面視で、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向に関し、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第2サブマウントの幅の中点と一致しない、発光モジュール。
【請求項10】
上面視で、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向に関し、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第1サブマウントの幅の中点から10μm以上200μm以下の範囲で離れており、
上面視で、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向に関し、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第2サブマウントの幅の中点から10μm以上200μm以下の範囲で離れている、請求項9に記載の発光モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置、発光モジュール、及び、第1発光装置及び第2発光装置を含む複数の発光装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2023-164346には、半導体レーザ素子の光出射面を前方の側面としたときに、サブマウントの実装面において、半導体レーザ素子の後方の側面からさらに後方に離れて保護素子が位置するように、半導体レーザ素子と保護素子を配置することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-164346
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
互いに共振器方向の長さが異なる2つの半導体レーザ素子に対し、同じ設計のサブマウントが共用可能な発光装置または発光モジュールを実現するという課題を解決する発明を開示する。
【0005】
あるいは、上述の課題に代えて、互いに共振器方向の長さが異なる半導体レーザ素子が実装される第1発光装置及び第2発光装置に対し、同じ設計のサブマウントの共用を可能とするという課題を解決する発明を開示する。
【0006】
あるいは、上述の各課題に代えて、小型の発光装置を実現する発光装置または発光モジュールを実現するという課題を解決する発明を開示する。
【0007】
あるいは、上述の各課題に代えて、光学設計のしやすい光を出射する発光装置または発光モジュールを実現するという課題を解決する発明を開示する。
【0008】
あるいは、上述の各課題に代えて、同じ向きに実装する場合と向い合せに実装する場合とで、光の出射位置のずれを低減できる第1発光装置及び第2発光装置を実現するという課題を解決する発明を開示する。
【0009】
なお、本明細書において、上述した各課題のうち複数の課題を複合的に解決する発明も開示される。
【課題を解決するための手段】
【0010】
実施形態に開示される発光装置は、それぞれが、光出射面と、前記光出射面の反対側の面である第1側面と、を有する複数の半導体レーザ素子と、第1保護素子と、第2保護素子と、を含む複数の保護素子と、それぞれが、前記半導体レーザ素子が載置される第1領域と、前記保護素子が載置される第2領域とを有する配線層、及び、前記配線層が設けられる実装面、を有する複数のサブマウントと、を備え、前記複数の半導体レーザ素子には、第1半導体レーザ素子と、前記第1半導体レーザ素子よりも共振器方向の長さが大きい第2半導体レーザ素子とが含まれ、前記複数のサブマウントには、前記第1半導体レーザ素子及び前記第1保護素子が載置される第1サブマウントと、前記第2半導体レーザ素子及び前記第2保護素子が載置される第2サブマウントとが含まれ、上面視で、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面を通り、かつ、平行な第1仮想直線と、前記第1半導体レーザ素子の前記第1側面を通り、かつ、平行な第2仮想直線との間に前記第1保護素子は配置されておらず、上面視で、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面を通り、かつ、平行な第3仮想直線と、前記第2半導体レーザ素子の前記第1側面を通り、かつ、平行な第4仮想直線との間に、前記第2保護素子の一部あるいは全部が配置されており、上面視で、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向において、前記第1半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第1サブマウントの幅の中点と一致せず、上面視で、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面に平行な方向において、前記第2半導体レーザ素子の前記光出射面の幅の中点は、前記第2サブマウントの幅の中点と一致しない。
(【0011】以降は省略されています)
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