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公開番号
2025100664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025064369,2022104707
出願日
2025-04-09,2022-06-29
発明の名称
電池監視装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類
H01M
10/48 20060101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】リチウム析出量を算出する析出量検出部の信頼性を確保可能な電池監視装置を提供する。
【解決手段】電池監視装置20は、リチウムイオン電池におけるリチウム析出量を監視する。電池監視装置20は、リチウム析出量の時間変化をリチウムイオン電池の使用履歴の1つまたは製造履歴の1つとして記憶する記憶部51と、リチウムイオン電池に異常が生じた際に、使用履歴および製造履歴に基づいて、異常の発生要因を特定する異常特定部544と、を備える。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
リチウムイオン電池におけるリチウム析出量を監視する電池監視装置であって、
前記リチウムイオン電池を含む蓄電池に設置されるセンサの出力を用いて前記リチウム析出量を算出する析出量検出部(37)と、
前記リチウム析出量の時間変化を前記リチウムイオン電池の使用履歴の1つまたは製造履歴の1つとして記憶する記憶部(51)と、
前記リチウムイオン電池に異常が生じた際に、前記使用履歴および前記製造履歴に基づいて、前記異常の発生要因を特定する異常特定部(544)と、を備える、電池監視装置。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
前記リチウム析出量が所定の閾値を超えて増加すると、前記リチウムイオン電池を昇温させる加熱要素(HM)によって前記リチウムイオン電池が加熱される、請求項1に記載の電池監視装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池監視装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、リチウムイオン電池の内部短絡を診断する技術として、リチウムイオン電池の両端を短絡させるスイッチ、抵抗、コイル等を含む短絡回路を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第11152652号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者らは、リチウムイオン電池におけるリチウム析出量と、リチウムイオン電池の両端を短絡させた際の電流および電圧の挙動との間に相関性があることに着眼し、当該挙動からリチウム析出量を推定することを検討した。
【0005】
しかし、リチウムイオン電池の内部抵抗は、数mΩ~数百mΩ程度であり、外乱の影響を受け易く、上記の推定方法ではリチウム析出量を精度よく求めることが困難であり、信頼性に欠けることが分った。このことは、本発明者らの鋭意検討の末に見出された。
【0006】
本開示は、リチウム析出量を算出する析出量検出部の信頼性を確保可能な電池監視装置を提供することを1つの目的とする。また、本開示は、リチウム析出量を適切に検出可能な電池監視装置を提供することを別の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、
リチウムイオン電池におけるリチウム析出量を監視する電池監視装置であって、
蓄電池に設置されるセンサの出力を用いてリチウム析出量を算出する析出量検出部(37)と、
リチウム析出量の時間変化をリチウムイオン電池の使用履歴の1つまたは製造履歴の1つとして記憶する記憶部(51)と、
リチウムイオン電池に異常が生じた際に、使用履歴および製造履歴に基づいて、異常の発生要因を特定する異常特定部(544)と、を備える。
【0008】
このようになっていれば、リチウム析出量を非破壊、且つ、短時間に適切に検出して、リチウム析出状態の検査を実施することができる。特に、蓄電池に対してリチウム析出を検出するセンサを設置する構成になっているので、時間や場所を問わずリチウムの析出状態の検出を可能となる。さらに、リチウム析出量の時間変化をリチウムイオン電池の使用履歴の1つまたは製造履歴の1つとして記憶部に記憶しておくことで、いつリチウムが析出したかを明確に把握することができる。このことは、リチウム析出の責任の所在を明確にできるといった利点がある。
【0009】
請求項2に記載の発明は、
リチウム析出量が所定の閾値を超えて増加すると、蓄電池を昇温させる加熱要素(HM)によって蓄電池を加熱する。
【0010】
これによると、リチウム析出量が増えるタイミングでリチウムイオン電池を加熱して、リチウム析出量の増加を適切に抑制するので、安全かつ高効率な態様でリチウムイオン電池を使用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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