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公開番号
2025101774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218743
出願日
2023-12-26
発明の名称
監視制御システム及び監視制御方法
出願人
株式会社東芝
代理人
個人
,
個人
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20250701BHJP(制御;調整)
要約
【課題】ある画面から目的の画面へ遷移するまでに経由する画面数が多い場合、画面から画面へ次々遷移することで、ユーザが監視するつもりのない複数の画面の要求がサーバへ届くことになり、サーバの負荷が増加し、すなわち画面表示やサーバ内部の処理の遅延発生につながる。
【解決手段】プラント設備の監視制御システムにおいて、ユーザが画面に滞在している時間を含む滞在情報を記憶する滞在情報記憶部と、前記滞在情報記憶部に記憶された前記滞在情報から滞在時間分布を生成する滞在時間分布生成部と、画面遷移の要求と画面データの要求とを別々に行う画面生成部と、前記画面生成部から画面遷移の要求があった時に、前記滞在時間分布生成部で生成された滞在時間分布から遷移後の画面が経由画面であるか監視画面であるかを判定し、経由画面であると判定された場合は前記画面生成部に前記画面データの要求までの待機時間を出力する経由画面判定部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プラント設備の監視制御システムにおいて、
ユーザが画面に滞在している時間を含む滞在情報を記憶する滞在情報記憶部と、
前記滞在情報記憶部に記憶された前記滞在情報から滞在時間分布を生成する滞在時間分布生成部と、
画面遷移の要求と画面データの要求とを別々に行う画面生成部と、
前記画面生成部から画面遷移の要求があった時に、前記滞在時間分布生成部で生成された滞在時間分布から遷移後の画面が経由画面であるか監視画面であるかを判定し、経由画面であると判定された場合は前記画面生成部に前記画面データの要求までの待機時間を出力する経由画面判定部と、
を備える監視制御システム。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記画面遷移の要求がある前に、各画面が経由画面であるか監視画面であるかをユーザ毎に判定された情報である画面種別情報を記憶する画面種別記憶部を、
さらに備える請求項1に記載の監視制御システム。
【請求項3】
前記滞在時間分布がワイブル分布である、
請求項1又は請求項2に記載の監視制御システム。
【請求項4】
前記画面遷移の要求があった際に、経由画面である場合は画面パーツ及び前記待機時間を前記画面生成部に出力し、監視画面である場合は画面パーツ及び監視画面である旨を前記画面生成部に出力し、前記画面生成部から前記画面データの要求があった際に、前記画面データを出力する要求応答部を、
更に備える請求項1又は請求項2に記載の監視制御システム。
【請求項5】
プラントデータを記憶するプラントデータ記憶部と、
前記プラントデータを処理して前記画面データを生成し、前記要求応答部に出力するデータ処理部とを更に備えた、
請求項4に記載の監視制御システム。
【請求項6】
プラント設備の監視制御システムにおいて、
ユーザが画面に滞在している時間を含む滞在情報を記憶し、
前記滞在情報から滞在時間分布を生成し、
画面生成される際には、画面遷移の要求と画面データの要求とが別々になされ、
前記画面遷移の要求があった時に、前記滞在時間分布から遷移後の画面が経由画面であるか監視画面であるかを判定し、経由画面である場合は前記画面データの要求までの待機時間を出力し、待機時間の間は前記画面データの要求を行わない、
監視制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の本実施形態は、監視制御システム及び監視制御方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ビルや上下水道、ダム等の監視制御システムでは、監視対象であるプラント内設備のセンサから集めたデータはコントローラ等を介してサーバに送られる。監視制御装置ではこのデータを様々な方法で加工し、監視者がシステム内の監視や診断をできる画面を表示する機能を提供する。このような機能は、基本的に画面を表示する度にサーバへ「データ」や「演算の実行」を要求することになる。
【0003】
上記の画面表示時のサーバへの要求について、ユーザが画面を表示した状況だけでは、画面の表示部からはその表示した目的を把握することができない。そのため、ユーザが対象の画面を緊急で監視したい場合も、ページめくりのようにある画面からある画面の経由地となって一時的に表示している場合も、サーバへは同様の要求をかけることになる。
【0004】
以上のように、従来の監視制御システムでは、ユーザが表示している画面が監視画面であるか経由画面であるかに関わらず、画面を表示する度にサーバに同様の要求をする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-121257号公報
特開2018-106432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、従来の監視制御システムでは、ユーザが表示している画面が監視画面であるか経由画面であるかに関わらず、画面を表示する度にサーバに同様の要求をするため、ある画面から目的の画面へ遷移するまでに経由する画面数が多い場合、画面から画面へ次々遷移することで、ユーザが監視するつもりのない複数の画面の要求がサーバへ届くことになり、サーバの負荷が増加する。サーバの負荷が上がることは、すなわち画面表示やサーバ内部の処理の遅延発生につながる。
【0007】
以下に一度の要求でサーバの処理負荷が高くなる例を挙げる。
【0008】
(例1)グラフィック画面(監視設備を模したグラフィックにセンサ値を表示することで体系的な監視を実現する画面)において、割り付けられた信号数百点の現在値の要求を行う場合。
【0009】
(例2)全センサの現在値からアラームの有無を取得し、画面に一覧表示する機能において、全信号の現在値及びアラーム有無の要求を行う場合。
【0010】
(例3)直近N日分の分単位データをあるロジックに従い演算し、グラフ表示する機能において、特定の信号の現在~N日分の過去データの要求と演算の実行要求を行う場合。
(【0011】以降は省略されています)
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