TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025101821
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218858
出願日
2023-12-26
発明の名称
出来形計測システム
出願人
株式会社横河ブリッジ
,
株式会社ソーキ
代理人
個人
,
個人
主分類
G01C
15/00 20060101AFI20250701BHJP(測定;試験)
要約
【課題】橋梁工事の現場でのトータルステーション等による計測が省人化でき、出来形帳票の作成も簡便にできる出来形計測システムを提供する。
【解決手段】本発明の出来形計測システム1は、橋梁工事における上部工5の出来形を計測する出来形計測システムであって、ターゲットプリズム20を自動追尾して、前記ターゲットプリズム20の座標データを計測するトータルステーション30と、前記トータルステーション30に対して計測を行うよう指令するリモートコントローラー50と、前記上部工5の上の所定位置に対応した設計データを記憶し、前記トータルステーションに対して指令を行うと共に、前記トータルステーションから座標データを受信する情報処理装置(タブレット型端末装置12)と、前記ターゲットプリズム20と前記情報処理装置(タブレット型端末装置12)とを保持するポール25と、を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
橋梁工事における上部工の出来形を計測する出来形計測システムであって、
ターゲットプリズムを自動追尾して、前記ターゲットプリズムの座標データを計測するトータルステーションと、
前記トータルステーションに対して計測を行うよう指令するリモートコントローラーと、
前記上部工の上の格点に対応した設計データを記憶し、前記トータルステーションに対して指令を行うと共に、前記トータルステーションから座標データを受信する情報処理装置と、
前記ターゲットプリズムと前記情報処理装置とを保持するポールと、を有する出来形計測システム。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記情報処理装置が、格点にポールを立てたとき、前記ポールが略垂直であるかを表示するユーザーインターフェイス画面を有する請求項1に記載の出来形計測システム。
【請求項3】
前記リモートコントローラーからのトリガー信号に基づいて、前記トータルステーションが計測した座標データを、実測データとして前記情報処理装置に取り込む請求項1に記載の出来形計測システム。
【請求項4】
実測データに、設計データからの所定値以上の乖離があるとき、エラーを報知する請求項3に記載の出来形計測システム。
【請求項5】
レベル計測器と、前記レベル計測器により読み込まれるバーコードスタッフと、をさらに有し、
前記情報処理装置は、レベル計測器から高さデータを受信し、前記情報処理装置が、実測データを高さデータに基づいて修正し、レベル修正実測データとして、前記情報処理装置に記憶される請求項4に記載の出来形計測システム。
【請求項6】
前記情報処理装置が、実測データを高さデータで上書きして修正し、レベル修正実測データとして、前記情報処理装置に記憶される請求項5に記載の出来形計測システム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、少なくとも温度の入力欄が存在するユーザーインターフェイス画面を有し、入力欄に入力された温度を温度データとして記憶し、
レベル修正実測データと、温度データとから、少なくとも支間長、全長、通り、そり、基準高、幅の各値が算出される請求項5に記載の出来形計測システム。
【請求項8】
前記情報処理装置は、前記各値を、他の情報処理装置に送信する請求項7に記載の出来形計測システム。
【請求項9】
前記情報処理装置は、前記各値を、スプレッドシートソフトウェアに出力する請求項7に記載の出来形計測システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、橋梁工事における上部工の出来形をトータルステーション等により計測し、計測したデータに基づいて帳票作成を可能とする出来形計測システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
橋梁の工事現場においては、施工した上部工(橋梁架設工、床版工等)における各格点の座標に基づいて、橋梁の支間長、全長、通り、そり、基準高、幅などの値が算出され、出来形検査に供される。最近は、トータルステーションを用いて橋梁の出来形を計測するシステムが提案されている。
【0003】
例えば、引用文献1(特開2017-123061号公報)の段落番号[0031]には、出来形の3次元可視化データを生成する際の計測方法として、トータルステーションによる計測などの計測方法を用い得ることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-123061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、上部工における各格点の座標を、トータルステーションで計測する際には、複数の作業員が必要で、人手と手間を要する、という問題があった。また、トータルステーションで計測した各格点の座標に基づいて、橋梁の支間長、全長、通り、そり、基準高、幅などの各値の出来形の報告書(出来形帳票)を作成する際にも、帳票作成業務などに人手と手間を要する、という問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記のような課題を解決するために、本発明に係る出来形計測システムは、橋梁工事における上部工の出来形を計測する出来形計測システムであって、ターゲットプリズムを自動追尾して、前記ターゲットプリズムの座標データを計測するトータルステーションと、前記トータルステーションに対して計測を行うよう指令するリモートコントローラーと、前記上部工の上の格点に対応した設計データを記憶し、前記トータルステーションに対して指令を行うと共に、前記トータルステーションから座標データを受信する情報処理装置と、前記ターゲットプリズムと前記情報処理装置とを保持するポールと、を有する。
【0007】
また、本発明に係る出来形計測システムは、前記情報処理装置が、格点にポールを立てたとき、前記ポールが略垂直であるかを表示するユーザーインターフェイス画面を有する。
【0008】
また、本発明に係る出来形計測システムは、前記リモートコントローラーからのトリガー信号に基づいて、前記トータルステーションが計測した座標データを、実測データとして前記情報処理装置に取り込む。
【0009】
また、本発明に係る出来形計測システムは、実測データに、設計データからの所定値以上の乖離があるとき、エラーを報知する。
【0010】
また、本発明に係る出来形計測システムは、レベル計測器と、前記レベル計測器により読み込まれるバーコードスタッフと、をさらに有し、前記情報処理装置は、レベル計測器から高さデータを受信し、前記情報処理装置が、実測データを高さデータに基づいて修正し、レベル修正実測データとして、前記情報処理装置に記憶される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精機株式会社
計器装置
7日前
株式会社東光高岳
計器
3日前
日本精機株式会社
液面検出装置
9日前
株式会社ミツトヨ
測定器
今日
大和製衡株式会社
組合せ秤
15日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
9日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
9日前
大同特殊鋼株式会社
疵検出方法
今日
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
10日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
1日前
エグゼヴィータ株式会社
端末装置
1日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
1日前
ダイハツ工業株式会社
試験用治具
15日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
10日前
タカノ株式会社
試料分析装置
今日
バイオテック株式会社
容器設置装置
1日前
タカノ株式会社
試料分析装置
今日
富士電機株式会社
エンコーダ
2日前
株式会社クボタ
作業車
14日前
富士電機株式会社
エンコーダ
2日前
柳井電機工業株式会社
部材検査装置
1日前
TDK株式会社
計測装置
8日前
新電元メカトロニクス株式会社
位置検出装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
歯車の検査方法
10日前
JNC株式会社
トランジスタ型センサ
今日
株式会社フジキン
流量測定装置
16日前
株式会社ノーリツ
通信システム
7日前
JNC株式会社
トランジスタ型センサ
今日
ウシオ電機株式会社
光学測定装置
今日
日本電気株式会社
測位装置及びその方法
3日前
帝国通信工業株式会社
圧力センサ
1日前
ジャパンプローブ株式会社
超音波探触子
1日前
株式会社島津製作所
発光分析装置
7日前
株式会社セシアテクノ
気象観測装置
3日前
東芝ライテック株式会社
センサ装置
3日前
タカハタプレシジョン株式会社
水道メータ
7日前
続きを見る
他の特許を見る