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公開番号
2025103440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220837
出願日
2023-12-27
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B60H
1/00 20060101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の後部座席に人が取り残されている場合に車内温度の上昇を抑制する。
【解決手段】駐車している車両の後部座席に人が存在することに応じて、車両のリモート空調を作動させることと、車両のリモート空調を作動させているときに、車両のバッテリの充電残量が所定量以下になることに応じて、車両の窓を開けることと、を実行するように構成された制御部を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
駐車している車両の後部座席に人が存在することに応じて、前記車両のリモート空調を作動させることと、
前記車両のリモート空調を作動させているときに、前記車両のバッテリの充電残量が所定量以下になることに応じて、前記車両の窓を開けることと、
を実行するように構成された制御部を備える情報処理装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記車両の後部座席に人が存在し且つ気温が所定温度以上のときに前記車両のリモート空調を作動させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記車両の後部座席に人が存在することに応じて、前記車両のユーザの端末に対して前記車両の後部座席に人が存在することを通知することと、
前記ユーザの端末から応答がないことに応じて、前記車両のリモート空調を作動させることと、
を更に実行するように構成される、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記車両から、前記車両の後部座席に存在する人を検知するセンサの出力データを取得することと、
前記センサの出力データに基づいて、前記車両の後部座席に人が存在するか否か判定することと、
前記車両の後部座席に人が存在すると判定したことに応じて、前記車両のリモート空調を作動させる指令を、前記車両に送信することと、
前記車両のリモート空調を作動させているときに、前記車両から前記車両のバッテリの充電残量に関する情報を取得することと、
を更に実行するように構成される、
請求項1に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両非使用状態で乳幼児の存在を検知したことに応じて、リモート空調により車内温度を調整すること、車内の温度が所定以上の場合に冷房制御を行うこと、及び窓を開けて換気を促進することが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-183467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両の後部座席に人が取り残されている場合に車内温度の上昇を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の1つは、駐車している車両の後部座席に人が存在することに応じて、前記車両のリモート空調を作動させることと、前記車両のリモート空調を作動させているときに、前記車両のバッテリの充電残量が所定量以下になることに応じて、前記車両の窓を開けることと、を実行するように構成された制御部を備える情報処理装置である。
【0006】
本開示は、上記情報処理装置の処理をコンピュータが実行する情報処理方法として捉えることもできる。また、本開示は、上記情報処理方法をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム又は該情報処理プログラムを格納する非一時的記憶媒体として捉えることもできる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両の後部座席に人が取り残されている場合に車内温度の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。
第1実施形態に係るシステムを構成する車両、ユーザ端末、及びサーバのそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
第1実施形態に係るサーバにおける処理を示したフローチャートである。
第2実施形態に係るサーバにおける処理を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
車両の後部座席に例えば乳幼児などの人が取り残された場合に、車内の温度上昇を抑制するためにリモート空調を作動させることが考えられる。しかし、電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)の場合には、バッテリの充電残量が0になるとリモート空調が停止してしまい、その後に車内温度が上昇してしまう。
【0010】
これに対して、本開示の態様の1つである情報処理装置が備える制御部は、駐車している車両の後部座席に人が存在することに応じて、車両のリモート空調を作動させる。これ
により、車内の温度上昇を抑制する。さらに、制御部は、車両のリモート空調を作動させているときに、車両のバッテリの充電残量が所定量以下になることに応じて、車両の窓を開ける。ここでいう所定量は、少なくとも窓を開けるために必要となる電力量である。窓は、全開になるように開けてもよいし、所定の開度となるように開けてもよい。この開度は、例えば、外部から車内への侵入を抑制し得る開度であってもよい。このようにして、可及的にリモート空調を作動させておいて車内環境を良好に維持することができる。また、バッテリの充電残量が所定量以下になると窓を開けることにより、その後にリモート空調が停止しても換気を促進させることができるため、車内温度の上昇を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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