TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025102253
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219588
出願日
2023-12-26
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
H01M
10/44 20060101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】外部充電の際に蓄電装置の入力電力が許容入力電力を超過するのを抑制する。
【解決手段】車両は、蓄電装置と、蓄電装置と共に電力ラインに接続された電動コンプレッサの駆動を伴って蓄電装置を冷却する冷却装置と、車両外部の外部電源装置からの電力を用いて電力ラインを介して蓄電装置を充電する外部充電の際に、外部電源装置に要求電力を送信する制御装置とを備える。制御装置は、外部充電の際における冷却装置の作動中には、蓄電装置の許容入力電力と電動コンプレッサの消費電力との和よりもマージンだけ低い電力を要求電力として外部電源装置に送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電装置と、前記蓄電装置と共に電力ラインに接続された電動コンプレッサの駆動を伴って前記蓄電装置を冷却する冷却装置と、車両外部の外部電源装置からの電力を用いて前記電力ラインを介して前記蓄電装置を充電する外部充電の際に、前記外部電源装置に要求電力を送信する制御装置と、を備える車両であって、
前記制御装置は、前記外部充電の際における前記冷却装置の作動中には、前記蓄電装置の許容入力電力と前記電動コンプレッサの消費電力との和よりもマージンだけ低い電力を前記要求電力として前記外部電源装置に送信する、
車両。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
請求項1記載の車両であって、
前記マージンは、前記外部電源装置の応答遅れ時間が長いほど大きくなるように設定される、
車両。
【請求項3】
請求項1または2記載の車両であって、
前記制御装置は、前記外部充電の際における前記冷却装置の作動中に、前記電動コンプレッサの停止条件が成立したときには、前記要求電力を前記許容入力電力に変更してから前記外部電源装置の応答遅れ時間が経過した以降に、前記電動コンプレッサを停止する、
車両。
【請求項4】
請求項1または2記載の車両であって、
前記制御装置は、前記外部充電の際における前記冷却装置の作動中に、前記電動コンプレッサの消費電力の予測低下量が閾値以上に至ったときには、前記要求電力を前記予測低下量だけ低下させてから前記外部電源装置の応答遅れ時間が経過した以降に、前記電動コンプレッサの消費電力を前記予測低下量だけ低下させる、
車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の車両としては、蓄電装置と、蓄電装置に向けて温風を吹き出すダクトと、蓄電装置の温度に基づいて温風を蓄電装置周りにダクトを介して流入させることにより蓄電装置を加温する制御装置と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、蓄電装置周りに流入させる温風を除湿する冷却部のエバポレータを有し、制御装置は、蓄電装置に結露発生と判定したときに、蓄電装置周りに流入させる温風を空調装置のエバポレータにより除湿させる。また、この車両では、制御装置は、蓄電装置に車両外部の充電器から電力を供給させて蓄電装置を充電する際に、空調装置のエバポレータに蓄電装置周りを除湿させるときには、空調装置が備える電動コンプレッサの消費電力を充電器から供給させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-248452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした車両では、蓄電装置に車両外部の充電器から電力を供給させて蓄電装置を充電する外部充電の際に、蓄電装置を十分に大きな電力で充電するために、蓄電装置の許容入力電力と電動コンプレッサの消費電力との和の電力を要求電力として充電器に送信する場合がある。この場合、電動コンプレッサの消費電力が低下したときに、充電器の応答遅れによって、要求電力に対して充電器からの実電力が大きくなり、蓄電装置の入力電力が増加し、その入力電力が許容入力電力を超過する可能性がある。
【0005】
本開示の車両は、外部充電の際に蓄電装置の入力電力が許容入力電力を超過するのを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の車両は、
蓄電装置と、前記蓄電装置と共に電力ラインに接続された電動コンプレッサの駆動を伴って前記蓄電装置を冷却する冷却装置と、車両外部の外部電源装置からの電力を用いて前記電力ラインを介して前記蓄電装置を充電する外部充電の際に、前記外部電源装置に要求電力を送信する制御装置と、を備える車両であって、
前記制御装置は、前記外部充電の際における前記冷却装置の作動中には、前記蓄電装置の許容入力電力と前記電動コンプレッサの消費電力との和よりもマージンだけ低い電力を前記要求電力として前記外部電源装置に送信する、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示の車両では、外部充電の際における冷却装置の作動中には、蓄電装置の許容入力電力と電動コンプレッサの消費電力との和よりもマージンだけ低い電力を要求電力として外部電源装置に送信する。これにより、蓄電装置の許容入力電力と電動コンプレッサの消費電力との和の電力を要求電力として外部電源装置に送信する場合に比して、電動コンプレッサの消費電力が低下したときに外部電源装置の応答遅れによって要求電力に対して外部電源装置からの実電力が大きくなって蓄電装置の入力電力が増加しても蓄電装置の入力電力が許容入力電力を超過するのを抑制することができる。
【0009】
本開示の車両において、前記マージンは、前記外部電源装置の応答遅れ時間が長いほど大きくなるように設定されてもよい。こうすれば、電動コンプレッサの消費電力が低下したときに、蓄電装置の入力電力が許容入力電力を超過するのをより適切に抑制することができる。
【0010】
本開示の車両において、前記制御装置は、前記外部充電の際における前記冷却装置の作動中に、前記電動コンプレッサの停止条件が成立したときには、前記要求電力を前記許容入力電力に変更してから前記外部電源装置の応答遅れ時間が経過した以降に、前記電動コンプレッサを停止してもよい。こうすれば、電動コンプレッサの停止に伴って蓄電装置の入力電力が増加しても、蓄電装置の入力電力が許容入力電力を超過するのを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
方法
4日前
トヨタ自動車株式会社
電池
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
3日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
1日前
トヨタ自動車株式会社
移動体
3日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
3日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
4日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
撮像方法
8日前
トヨタ自動車株式会社
監視装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
8日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
路側装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
燃料電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
充電方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
通知装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
電極触媒
2日前
トヨタ自動車株式会社
接続構造
8日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
8日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
コネクタ
3日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
8日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る