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公開番号
2025104386
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222113
出願日
2023-12-28
発明の名称
パネル用支持具
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
アセンド弁理士法人
主分類
B62D
65/00 20060101AFI20250703BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】板厚が小さいパネルの表面に対して手作業の処理を行うときに、パネルの面品質に影響を与えることなくパネルを支持することができる、パネル用支持具を提供する。
【解決手段】パネル用支持具(100)は、金属板で構成され表面(201)側に凸に湾曲した形状を有するパネル(200)を支持するための支持具である。パネル用支持具(100)は、本体(1)を備える。本体(1)は、自身の上にパネル(200)が裏面(202)を下にした姿勢で載せられる。本体(1)は、本体(1)に載せられたパネル(200)の形状に応じて変形自在である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
金属板で構成され表面側に凸に湾曲した形状を有するパネルを支持するためのパネル用支持具であって、
自身の上に前記パネルが裏面を下にした姿勢で載せられる本体を備え、
前記本体は、前記本体に載せられた前記パネルの前記形状に応じて変形自在である、パネル用支持具。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のパネル用支持具であって、
前記本体は、流体が充填された袋体である、パネル用支持具。
【請求項3】
請求項2に記載のパネル用支持具であって、
前記袋体は、複数の小袋体に区画されている、パネル用支持具。
【請求項4】
請求項2に記載のパネル用支持具であって、
前記袋体の材質は、ポリ塩化ビニルである、パネル用支持具。
【請求項5】
請求項2に記載のパネル用支持具であって、
前記流体は、空気である、パネル用支持具。
【請求項6】
請求項1に記載のパネル用支持具であって、
前記パネルは、自動車のアウタパネルである、パネル用支持具。
【請求項7】
請求項6に記載のパネル用支持具であって、
前記アウタパネルは、並列に設けられた複数のキャラクタラインを含み、
前記本体は、流体が充填された袋体であり、
前記袋体は、前記キャラクタラインの延在方向に複数の小袋体に区画されている、パネル用支持具。
【請求項8】
請求項1に記載のパネル用支持具であって、さらに、
前記本体に積み重なって前記パネルの前記裏面に密着可能な可撓シートを備える、パネル用支持具。
【請求項9】
請求項8に記載のパネル用支持具であって、
前記可撓シートは、前記本体に対して着脱可能に設けられる、パネル用支持具。
【請求項10】
請求項8に記載のパネル用支持具であって、
前記可撓シートは、マグネットシートである、パネル用支持具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、金属板で構成されたパネルを支持するためのパネル用支持具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
金属板で構成されたパネルは、例えば、自動車のアウタパネルに用いられる。一般に、自動車のアウタパネルは、表面側に凸に湾曲した形状を有する。このようなパネルは、金属の素板をプレスすることにより、製造される。
【0003】
パネルには、面品質が要求される。パネルの面品質を保障するため、一般に、パネルの製造工程において抜き取り検査が行われる。抜き取り検査により、パネルの面品質が目視でチェックされる。その際、前処理として、検査対象のパネルに対し、手作業で砥石掛けが行われる(例えば、特開2004-307992号公報(特許文献1)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-307992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、地球環境に関する世界の趨勢により、CO
2
の排出を削減することが強く求められている。自動車産業においては、その一環として車両の軽量化が図られ、そのためにパネルの薄板化が推進されている。
【0006】
従来のようにパネルの板厚が大きい場合、パネル自体の剛性が高い。この場合、パネルの抜き取り検査において、パネルの表面に砥石が押し付けられても、パネルが凹むことはないため、適切に砥石掛けを行える。
【0007】
しかしながら、パネルの板厚が小さい場合、パネル自体の剛性が低い。この場合、パネルの表面に対する砥石の押し付けに伴い、パネル表面のうち砥石掛けされている部分が弾性的に凹む。このようなパネルの凹み変形が生じると、砥石のエッジが優先的にパネル表面と強く擦れ、パネル表面に砥石のエッジ痕が形成される。このエッジ痕は、あたかも傷に見えるため、パネルの面品質のチェックを困難にする。すなわち、手作業による砥石掛けの処理は、パネルの面品質に影響を与え得る。
【0008】
また、パネルの表面に対して行う手作業の処理は、砥石掛けの他に、洗浄、拭き取り、又は塗り込み等がある。洗浄では、パネル表面に洗浄水が噴射される。拭き取りでは、パネル表面の汚れや洗浄水が拭き取られる。塗り込みでは、パネル表面にコーティング剤が塗り込まれる。パネルの板厚が小さい場合、これらのいずれの手作業でも、パネル表面の一部に力が加わり、パネルの凹み変形が生じる。すなわち、手作業による洗浄、拭き取り、又は塗り込み等の各処理も、パネルの面品質に影響を与え得る。
【0009】
本開示の目的は、板厚が小さいパネルの表面に対して手作業の処理を行うときに、パネルの面品質に影響を与えることなくパネルを支持することができる、パネル用支持具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係るパネル用支持具は、金属板で構成され表面側に凸に湾曲した形状を有するパネルを支持するためのパネル用支持具である。当該パネル用支持具は、本体を備える。本体は、自身の上にパネルが裏面を下にした姿勢で載せられる。本体は、本体に載せられたパネルの形状に応じて変形自在である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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