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公開番号2025104788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222855
出願日2023-12-28
発明の名称燃料供給設備
出願人川崎重工業株式会社
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類F23K 5/16 20060101AFI20250703BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】
弁収容部の内部を含む空間の換気が可能な燃料供給設備を提供する。
【解決手段】
本開示の一態様に係る燃料供給設備は、燃料消費装置に燃料を供給する燃料供給設備であって、第1燃料配管、及び、前記第1燃料配管を覆う第1外殻を有する第1搬送エリアと、第2燃料配管、及び、前記第2燃料配管を覆う第2外殻を有する第2搬送エリアと、を備え、前記第1外殻の一部は、前記第1燃料配管に設けられた弁ユニットを収容する弁収容部の外壁で形成され、前記第1燃料配管と前記第1外殻によって第1閉空間が画され、前記第2燃料配管と前記第2外殻によって第2閉空間が画され、前記第1閉空間と前記第2閉空間は離隔されており、前記第1搬送エリアは前記第1閉空間を換気する第1換気システムを有し、前記第2搬送エリアは前記第2閉空間を換気する第2換気システムを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料消費装置に燃料を供給する燃料供給設備であって、
第1燃料配管、及び、前記第1燃料配管を覆う第1外殻を有する第1搬送エリアと、
第2燃料配管、及び、前記第2燃料配管を覆う第2外殻を有する第2搬送エリアと、を備え、
前記第1外殻の一部は、前記第1燃料配管に設けられた弁ユニットを収容する弁収容部の外壁で形成され、
前記第1燃料配管と前記第1外殻によって第1閉空間が画され、
前記第2燃料配管と前記第2外殻によって第2閉空間が画され、
前記第1閉空間と前記第2閉空間は離隔されており、
前記第1搬送エリアは前記第1閉空間を換気する第1換気システムを有し、
前記第2搬送エリアは前記第2閉空間を換気する第2換気システムを有する、燃料供給設備。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記第2搬送エリアは前記第1搬送エリアよりも前記燃料消費装置寄りに位置し、
前記第1外殻の一部は前記第1燃料配管の一部を内管とする少なくとも1つの第1二重配管の外管で形成され、
前記第2外殻の一部は前記第2燃料配管の一部を内管とする少なくとも1つの第2二重配管の外管で形成され、
前記少なくとも1つの第2二重配管の外管の平均外径は、前記少なくとも1つの第1二重配管の外管の平均外径よりも小さい、請求項1に記載の燃料供給設備。
【請求項3】
前記少なくとも1つの第2二重配管は隣接する2つの第2二重配管を含み、
前記隣接する2つの第2二重配管は、内縁部が内管の端部に固定され外縁部が外管よりも半径方向外方に位置する円環状のフランジであって、前記第2閉空間に対応する部分に環状に並んだ複数の通気孔が形成されたコモンフランジを有しており、当該コモンフランジを介して互いに接続されている、請求項2に記載の燃料供給設備。
【請求項4】
前記第2閉空間は前記第1閉空間よりも容積が小さい、請求項3に記載の燃料供給設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料供給設備に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1には、燃料漏洩時の事故防止の観点から、燃料供給管の周囲をダクトで覆い、当該ダクト内を常時換気するガス燃料供給系統に関する記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-097162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料供給設備は、燃料配管に設けられた弁ユニットを収容する弁収容部を備える場合がある。この弁収容部の内部を含む空間を換気対象とする場合、換気対象の空間の容積が過大となる。そのため、換気システムの能力を考慮すると、当該空間の換気が十分にできないおそれがある。
【0005】
本開示は、弁収容部の内部を含む空間の換気が可能な燃料供給設備の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る燃料供給設備は、燃料消費装置に燃料を供給する燃料供給設備であって、第1燃料配管、及び、前記第1燃料配管を覆う第1外殻を有する第1搬送エリアと、第2燃料配管、及び、前記第2燃料配管を覆う第2外殻を有する第2搬送エリアと、を備え、前記第1外殻の一部は、前記第1燃料配管に設けられた弁ユニットを収容する弁収容部の外壁で形成され、前記第1燃料配管と前記第1外殻によって第1閉空間が画され、前記第2燃料配管と前記第2外殻によって第2閉空間が画され、前記第1閉空間と前記第2閉空間は離隔されており、前記第1搬送エリアは前記第1閉空間を換気する第1換気システムを有し、前記第2搬送エリアは前記第2閉空間を換気する第2換気システムを有する。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によれば、弁収容部の内部を含む空間の換気が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、燃料供給設備の概略図である。
図2は、図1におけるII-II矢視断面図である。
図3は、変形例に係る燃料供給設備の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、燃料供給設備100の概略図である。本実施形態に係る燃料供給設備100は、燃料供給源101から取得した燃料を燃料消費装置102に供給する。なお、ここでいう燃料消費装置102は、燃料を消費して動力や電力を生成する装置である。例えば、エンジン、ボイラ、Gas combustion unit(GCU)、及び、燃料電池などが、本実施形態の燃料消費装置102に相当する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係る燃料供給設備100は、第1搬送エリア10と、第2搬送エリア30と、を備えている。第2搬送エリア30は、第1搬送エリア10よりも燃料消費装置102寄りに位置している。また、燃料の流れ方向において、第2搬送エリア30は第1搬送エリア10よりも下流に位置している。
(【0011】以降は省略されています)

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