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公開番号2025105433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2024165017
出願日2024-09-24
発明の名称液晶表示装置
出願人上海天馬微電子有限公司
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02F 1/1335 20060101AFI20250703BHJP(光学)
要約【課題】使用者に目隠し領域が視認されることを抑制することが可能な液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置は、液晶層LCが配置された液晶表示パネル100と、液晶表示パネル100を背面から照明し、撮像部が設けられる撮像領域を備えるバックライトと、液晶表示パネル100の輝度を制御する制御部と、を備え、液晶表示パネル100は、表示領域と、液晶表示パネル100を平面視した場合にバックライトの撮像領域と重なるように設けられた減光領域と、を備え、減光領域には、減光フィルタ120が設けられており、制御部は、表示領域を零階調とした際の輝度と、減光領域の輝度とを一致させるように、減光領域における液晶層LCの駆動を制御するように構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
液晶層が配置された液晶表示部と、
前記液晶表示部を背面から照明し、撮像部が設けられる撮像領域を備える照明部と、
前記液晶表示部の輝度を制御する制御部と、を備え、
前記液晶表示部は、表示領域と、前記液晶表示部を平面視した場合に前記照明部の前記撮像領域と重なるように設けられた減光領域と、を備え、前記減光領域には、減光フィルタが設けられており、
前記制御部は、前記表示領域を零階調とした際の輝度と、前記減光領域の輝度とを一致させるように、前記減光領域における液晶層の駆動を制御するように構成される、
液晶表示装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記減光フィルタは、可視光域と、近赤外領域との光を透過する、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記減光フィルタは、R、G及びBのうち少なくとも2つのカラーフィルタが積層されており、前記減光フィルタが設けられた前記減光領域のOD値は、1.49以上、3.10以下である、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記減光フィルタの膜厚は、前記表示領域に設けられたカラーフィルタの膜厚と同じである、
請求項3に記載の液晶表示装置。
【請求項5】
前記減光フィルタの膜厚は、前記表示領域に設けられたカラーフィルタの膜厚より厚い、
請求項3に記載の液晶表示装置。
【請求項6】
前記減光領域の液晶層のセルギャップは、前記表示領域の液晶層のセルギャップよりも狭い、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項7】
前記減光領域の液晶層のセルギャップは、前記表示領域の液晶層のセルギャップと同じである、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項8】
前記減光フィルタは、基板上に設けられており、
前記減光フィルタが設けられる領域の前記基板の厚さは、前記表示領域が形成される領域の厚さと、比較して薄い、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項9】
前記減光領域は複数の画素により区画され、
前記減光フィルタは、R、G及びBのうち2つのカラーフィルタが積層されており、
隣接する前記画素は、互いに積層される前記2つのカラーフィルタの組み合わせが異なる前記減光フィルタを備え、
隣接する前記減光フィルタの境界に、R、G及びBの3つのカラーフィルタが重ねられた境界部を有する、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項10】
前記減光領域に配列される複数の前記減光フィルタは、第1層がR、G及びBの3つのカラーフィルタで形成され、第2層がR、G及びBの3つのカラーフィルタで形成される、
請求項9に記載の液晶表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ディスプレイの背後に撮像装置を配置した構成(Camera Under Display: CUD)を備える表示装置の開発が活発化している。
【0003】
液晶表示装置において、CUD技術を適用する場合、例えば、カメラと赤外(Infrared:IR)光源部を配置する領域の構造部材(バックライトの導光板や光学シートなど)が、くり抜かれた部分にカメラと光源部とを配置する(例えば、特許文献1)。
【0004】
カメラとIR光源とが配置された領域に対応する液晶パネルには、使用者がカメラとIR光源とを視認できないように隠すための目隠し領域(遮光部)が設けられている。遮光部は、一般的には液晶パネルに貼合されるカバーガラスに、可視光を遮蔽しIR光のみを透過するIRインクを用いて形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-117362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来のIRインクを用いる構成の場合、表示領域を黒(零階調)又は低階調で表示させると目隠し領域と表示領域との輝度に差が生じることで、目隠し領域が使用者に明確に視認されてしまうという問題がある。
【0007】
本開示は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、使用者に目隠し領域が視認されることを抑制することが可能な液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の実施態様に係る液晶表示装置は、
液晶層が配置された液晶表示部と、
前記液晶表示部を背面から照明し、撮像部が設けられる撮像領域を備える照明部と、
前記液晶表示部の輝度を制御する制御部と、を備え、
前記液晶表示部は、表示領域と、前記液晶表示部を平面視した場合に前記照明部の前記撮像領域と重なるように設けられた減光領域と、を備え、前記減光領域には、減光フィルタが設けられており、
前記制御部は、前記表示領域を零階調とした際の輝度と、前記減光領域の輝度とを一致させるように、前記減光領域における液晶層の駆動を制御するように構成される。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、使用者に目隠し領域が視認されることを抑制することが可能な液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る液晶表示装置を模式的に示す図である。
図1のII-II線断面図である。
液晶表示パネルの部分平面図である。
図3に示すIV-IV線断面図である。
実施形態2に係る液晶表示パネルの部分断面図である。
実施形態3に係る液晶表示パネルの部分断面図である。
実施形態4に係る液晶表示パネルの部分断面図である。
実施形態5に係る液晶表示パネルの部分断面図である。
実施形態5に係る液晶表示パネルにおける減光フィルタの配置を説明する平面図である。
実施形態5に係る液晶表示パネルにおける減光フィルタの配置を説明する平面図である。
実施形態5の変形例を説明する図である。
実施形態5の変形例における減光フィルタの製造工程を説明する図である。図12(a)は第1の工程を示す。図12(b)は第2の工程を示す。図12(c)は第3の工程を示す。図12(d)は第4の工程を示す。
実施形態5の変形例における減光フィルタの他の製造工程を説明する図である。図13(a)は第1の工程を示す。図13(b)は第2の工程を示す。図13(c)は第3の工程を示す。
実施形態6に係る液晶表示パネルの部分断面図である。
実施形態7に係る制御部の構成を説明する図である。
図16(a)はバックライトの上面図である。図16(b)は図16(a)のB-B線でのバックライトの輝度分布を示す。図16(c)は図16(a)のB-B線に対応する位置での液晶層の透過率を示す図である。図16(d)は図16(a)のB-B線に対応する位置での、表示領域のカラーフィルタ及び減光領域の減光フィルタの透過率を示す図である。図16(e)は、図16(a)のB-B線に対応する位置での液晶表示装置の輝度を示す図である。
変形例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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