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公開番号2025106153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-14
出願番号2024148074
出願日2024-08-30
発明の名称スクリーン拡大表示装置
出願人遠視界科技股分有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20250707BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】投影光路を最適化するスクリーン拡大表示装置を提供する。
【解決手段】スクリーン拡大表示装置は、上シェル、下シェル、支持構造及び接続機構を含む。上シェルは、内側に第1リフレクタが取り付けられ、下方の表示モジュールの画像を受け取る。下シェルは、内側に第2リフレクタが取り付けられ、第1リフレクタから投影された反射画像を受け取り、前記反射画像を反射して前向きに投影し、投影画像を形成する。接続機構は、前記上シェル及び前記下シェルの一端を接続し、第1リフレクタ及び第2リフレクタに挟み角を形成させ、投影画像の投影方向及び表示モジュールの画像の投影方向を互いに交差させる。支持構造は、前記下シェルの外側に配置される。第2リフレクタは、第1リフレクタの画像の歪みを軽減するように構成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
内側に第1リフレクタが取り付けられ、下方の表示モジュールの画像を受け取る上シェルと、
内側に第2リフレクタが取り付けられ、前記第1リフレクタから投影された反射画像を受け取り、前記反射画像を反射して前向きに投影し、投影画像を形成する下シェルと、
前記上シェル及び前記下シェルの一端を接続し、前記第1リフレクタ及び前記第2リフレクタに挟み角を形成させ、前記投影画像の投影方向及び前記表示モジュールの画像の投影方向を互いに交差させる接続機構と、
前記下シェルの外側に配置される支持構造と、
を含み、
前記第2リフレクタは、前記第1リフレクタの画像の歪みを軽減するように構成されるスクリーン拡大表示装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記第1リフレクタは、凹面鏡又は自由曲面鏡であり、前記第2リフレクタは、凹面鏡、凸面鏡又は自由曲面鏡のいずれかである請求項1に記載のスクリーン拡大表示装置。
【請求項3】
前記接続機構は、第1軸機構を含み、前記第1軸機構は、中心軸と、係止ブロックを有する反転部材と、円弧状ガイド溝を有する係止ベースと、を含み、前記反転部材及び前記係止ベースは、それぞれ前記上シェル及び前記下シェルに接続され且つ何れも前記中心軸の外周に装着され、前記係止ブロックは、前記円弧状ガイド溝に収容される請求項1に記載のスクリーン拡大表示装置。
【請求項4】
前記挟み角の範囲は、50~70度である請求項1に記載のスクリーン拡大表示装置。
【請求項5】
前記下シェルは、前記接続機構から離れた側で前方に突出して下部ベースを形成し、前記下部ベースの上面は、前記表示モジュールを取り付けることに用いられる請求項1に記載のスクリーン拡大表示装置。
【請求項6】
前記下シェルには、隠しレンズが設けられ、前記隠しレンズは、前記第2リフレクタの後方に配置され、前記投影画像の投影方向と同じ方向を向いている請求項1に記載のスクリーン拡大表示装置。
【請求項7】
前記上シェルは、前記接続機構から離れた側にレンズを設置し、前記レンズは、前記下シェルの下方又は前下方を向いて画像を取得する請求項1に記載のスクリーン拡大表示装置。
【請求項8】
前記上シェル及び前記下シェルの少なくとも1つは、回路板に取り付けられ、前記回路板は、前記表示モジュールに電気的に接続され、且つスピーカーユニット、収音ユニット、レンズ、隠しレンズ、送信ユニット及び入力インタフェースの少なくとも1つ又は組み合わせに電気的に接続される請求項1に記載のスクリーン拡大表示装置。
【請求項9】
前記回路板は、前記投影画像の局所的な歪みを補修するための処理ユニットを更に含む請求項8に記載のスクリーン拡大表示装置。
【請求項10】
前記支持構造と前記下シェルとの間は、第2軸機構で接続される請求項1に記載のスクリーン拡大表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スクリーン拡大表示装置、特に、その下の画像を前方に投影するためのスクリーン拡大表示装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
携帯電話、タブレット、本、玩具の普及により、子供の近視の割合の増加は、現在各国で直面する問題となっており、近視の主な要因としては、遺伝的要因に加え、長時間の近距離での目の使用も近視の主な要因の1つである。
【0003】
眼科医は、読み書きするときは30センチメートルの距離を保ち、パソコンを見るときは60センチメートルの距離を保つことを推奨しており、30センチメートルと60センチメートルという距離は、目に健康をもたらすための魔法の数字ではなく、率直に述べて、操作距離が限られているだけでなく、スクリーン及び本の文字パターンをサイズが遠くから見るのが難しいため、このような推奨がされているのである。例えば、パソコンでマウスを使用する場合など操作距離に制限がない場合は、本よりも画面が遠くても、文字パターンを拡大することができ、つまり、本でもパソコンのスクリーンでも視覚距離が遠ければ遠いほど、目の健康には有益である。
【0004】
近くのものを見る時間を短くするということは、読み書きに努力する時間を減らすことを意味し、学力低下のリスクをもたらす可能性があり、携帯電話で遊ばずに子どもの余暇時間を奪うことは非現実的であり、困難である。学力や余暇に最も影響を与えない唯一の選択肢は、読み書きのための視覚距離を長くすることであるが、文字や画面を大きくしない限り、視覚距離が遠くなると目の認識能力が低下し、目の疲労を招く。更には、視覚距離が遠くなると両手で操作できる範囲を超える可能性もあり、自然に読み書きの視覚距離は制限され、それはおおよそ40センチメートル程度であり、視覚距離を延ばすには、恐らく新しいテクノロジーの助けに頼る必要がある。
【0005】
従来技術(台湾実用新案第569860号)は、脚構造、表示モジュール、第1反射シート及び第2反射シートを含み、2つの反射シートの少なくとも1つが凹面鏡であるスクリーン拡大表示装置を開示しており、故にこのようなスクリーン拡大表示装置は、凹面鏡の虚像結像原理によって、表示モジュールの画像を数倍に拡大し、物体距離の数倍離れた位置に結像する。表示モジュールは、入力インタフェースを介して電子製品と接続され、電子製品の内部に保存された画像を拡大して見ることで、目の負担を効果的に軽減することができる。但し、このような結像光路は、その画像入力ソースがケーブルやプラグインカードなどの電子データに限定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
台湾実用新案第569860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、投影光路を最適化するスクリーン拡大表示装置を提供し、更に撮像ユニットを使用して、書籍、携帯電話、又はパソコンのスクリーン画像をキャプチャして閲覧することで、ユーザに期待する拡大画像を見せることができ、目の負担を効果的に軽減できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的に基づき、本発明は、上シェル、下シェル、支持構造及び接続機構を含むスクリーン拡大表示装置を提供する。上シェルは、内側に第1リフレクタが取り付けられ、下方の表示モジュールの画像を受け取る。下シェルは、内側に第2リフレクタが取り付けられ、第1リフレクタから投影された反射画像を受け取り、前記反射画像を反射して前向きに投影し、投影画像を形成する。接続機構は、前記上シェル及び前記下シェルの一端を接続し、第1リフレクタ及び第2リフレクタに挟み角を形成させ、投影画像の投影方向及び表示モジュールの画像の投影方向を互いに交差させる。支持構造は、前記下シェルの外側に配置される。ここで、第2リフレクタは、第1リフレクタの画像の歪みを軽減するように構成される。
【0009】
好ましくは、第1リフレクタは、凹面鏡又は自由曲面鏡であり、第2リフレクタは、凹面鏡、凸面鏡又は自由曲面鏡のいずれかである。
【0010】
好ましくは、接続機構は、第1軸機構を含み、前記第1軸機構は、中心軸と、係止ブロックを有する反転部材と、円弧状ガイド溝を有する係止ベースと、を含み、反転部材及び係止ベースは、それぞれ上シェル及び下シェルに接続され且つ何れも中心軸の外周に装着され、係止ブロックは、円弧状ガイド溝に収容される。
(【0011】以降は省略されています)

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