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公開番号
2025106627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2022051507
出願日
2022-03-28
発明の名称
サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ、及びサーマルプリントヘッドの製造方法
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/345 20060101AFI20250709BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】良好な印字特性を確保したサーマルプリントヘッドを提供する。また、当該サーマルプリントヘッドの製造方法を提供する。さらに、当該サーマルプリントヘッドを備えたサーマルプリンタを提供する。
【解決手段】蓄熱層33と、蓄熱層33上に配置されている発熱抵抗体40と、蓄熱層33上に配置されている共通電極32であって、複数の櫛歯部32Aを有する共通電極32と、サーマルプリントヘッド100の主走査方向Xに各櫛歯部と交互に配列されている複数の個別電極31と、各櫛歯部32Aと各個別電極31との間に離隔して配置されている導電体30と、を備え、各櫛歯部32Aの一部、各個別電極31の一部、及び各導電体30の一部は、蓄熱層33と発熱抵抗体40との間又は発熱抵抗体40上のいずれか一方に纏めて配置されている、サーマルプリントヘッド100。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄熱層と、
前記蓄熱層上に配置されている第1の発熱抵抗体と、
前記蓄熱層上に配置されている共通電極であって、複数の櫛歯部を有する前記共通電極と、
サーマルプリントヘッドの主走査方向に各櫛歯部と交互に配列されている複数の個別電極と、
各櫛歯部と各個別電極との間に離隔して配置されている導電体と、を備え、
各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記蓄熱層と前記第1の発熱抵抗体との間又は前記第1の発熱抵抗体上のいずれか一方に纏めて配置されている、サーマルプリントヘッド。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記蓄熱層と前記第1の発熱抵抗体との間に配置されている、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項3】
各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記第1の発熱抵抗体上に配置されている、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項4】
前記蓄熱層上に配置され、かつ、サーマルプリントヘッドの副走査方向において、前記第1の発熱抵抗体と離隔している第2の発熱抵抗体をさらに備え、
各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記蓄熱層と前記第1の発熱抵抗体及び前記第2の発熱抵抗体との間又は前記第1の発熱抵抗体上及び前記第2の発熱抵抗体上のいずれか一方に纏めて配置されている、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項5】
各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記蓄熱層と前記第1の発熱抵抗体及び前記第2の発熱抵抗体との間に配置されている、請求項4に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項6】
各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記第1の発熱抵抗体上及び前記第2の発熱抵抗体上に配置されている、請求項4に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項7】
前記蓄熱層が上面に配置されている基板をさらに有し、
前記基板は、セラミックからなる、請求項1~6のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッドを備えるサーマルプリンタ。
【請求項9】
基板上に蓄熱層を形成する蓄熱層形成工程と、
前記蓄熱層上に、第1の発熱抵抗体を形成する発熱抵抗体形成工程と、
前記発熱抵抗体形成工程の前又は後において、前記蓄熱層上に、複数の櫛歯部を有する共通電極と、サーマルプリントヘッドの主走査方向に各櫛歯部と交互に配列される複数の個別電極と、各櫛歯部と各個別電極との間に離隔して配置される導電体と、を同時に形成する電極形成工程と、を有し、
各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記蓄熱層と前記第1の発熱抵抗体との間又は前記第1の発熱抵抗体上のいずれか一方に纏めて配置されている、サーマルプリントヘッドの製造方法。
【請求項10】
前記発熱抵抗体形成工程は、サーマルプリントヘッドの副走査方向において、前記第1の発熱抵抗体と離隔する第2の発熱抵抗体を同時に形成する工程を含み、
各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記蓄熱層と前記第1の発熱抵抗体及び前記第2の発熱抵抗体との間又は前記第1の発熱抵抗体上及び前記第2の発熱抵抗体上のいずれか一方に纏めて配置されている、請求項9に記載のサーマルプリントヘッドの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ、及びサーマルプリントヘッドの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
サーマルプリントヘッドは、例えば、ヘッド基板上にサーマルプリントヘッドの主走査方向に並ぶ多数の発熱部を備えている。各発熱部は、ヘッド基板にグレーズ層(蓄熱層ともいう)、共通電極、個別電極、及び抵抗体層を積層することにより形成されている。共通電極と個別電極間を通電することにより、上記抵抗体層の発熱部がジュール熱により発熱する。当該熱を印刷媒体(バーコードシート又はレシートを作成するための感熱紙等)に伝えることにより、印刷媒体への印刷がなされる。
【0003】
共通電極及び個別電極等は、金、銀などの金属を使用したペーストをスパッタリング法又はスクリーン印刷する(さらにリソグラフィ工程を行ってもよい)ことによって電極パターンを形成されている。
【0004】
近年、トレーサビリティが重要視され、製造所固有記号や製造年月日、消費期限など、あらゆる情報がラベルやレシートなどの印刷媒体に記載されるようになり、さらに食料品などでは、栄養成分表示の義務化やアレルギー表示の変更など、物流分野における印字情報量及びラベル印刷量が増加傾向にある。
【0005】
増加傾向にある大量の印刷を可能にするためには、サーマルプリントヘッドが高速且つ高精細で印刷媒体に情報を印字する必要がある。高速且つ高精細で印刷するためには、通電により発熱した熱の分布を均等に分散することが重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-121283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、副走査方向の長さが長い抵抗体層をサーマルプリントヘッドに用いると、共通電極と個別電極間を通電する際、副走査方向において、抵抗体層周辺の熱の分布にムラが生じる問題が発生している。
【0008】
本実施形態の一態様は、良好な印字特性を確保したサーマルプリントヘッドを提供することを目的の一とする。また、当該サーマルプリントヘッドの製造方法を提供することを目的の一とする。さらに、当該サーマルプリントヘッドを備えたサーマルプリンタを提供することを目的の一とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本実施形態の一態様は、蓄熱層と、前記蓄熱層上に配置されている第1の発熱抵抗体と、前記蓄熱層上に配置されている共通電極であって、複数の櫛歯部を有する前記共通電極と、サーマルプリントヘッドの主走査方向に各櫛歯部と交互に配列されている複数の個別電極と、各櫛歯部と各個別電極との間に離隔して配置されている導電体と、を備え、各櫛歯部の一部、各個別電極の一部、及び各導電体の一部は、前記蓄熱層と前記第1の発熱抵抗体との間又は前記第1の発熱抵抗体上のいずれか一方に纏めて配置されている、サーマルプリントヘッドである。
【0010】
また、本実施形態の他の一態様は、上記サーマルプリントヘッドを備えるサーマルプリンタである。
(【0011】以降は省略されています)
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