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公開番号
2025102500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219979
出願日
2023-12-26
発明の名称
チップインダクタ
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
17/00 20060101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】要求されるインダクタンスに対応したチップインダクタを提供すること。
【解決手段】チップインダクタ10は、第1電極31と第2電極32とのX方向の間に配置され、第1電極31と第2電極32とに電気的に接続されたインダクタ回路40を含む。インダクタ回路40は、複数のインダクタ素子50と、インダクタ素子50の1または複数が電気的に接続されることによって構成された複数種類のインダクタ単位体と、インダクタ単位体に個別に対応して設けられ、当該インダクタ単位体をインダクタ回路40に電気的に分離可能に接続された複数のヒューズFSと、を含む。インダクタ素子50は、トポロジカル絶縁体51と、トポロジカル絶縁体51に設けられた磁性絶縁体52と、を含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向において互いに離隔して配置された第1電極および第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との前記第1方向の間に配置され、前記第1電極と前記第2電極とに電気的に接続されたインダクタ回路と、
を含み、
前記インダクタ回路は、
複数のインダクタ素子と、
前記インダクタ素子の1または複数が電気的に接続されることによって構成された複数種類のインダクタ単位体と、
前記インダクタ単位体に個別に対応して設けられ、当該インダクタ単位体を前記インダクタ回路に電気的に分離可能に接続された複数のヒューズと、
を含み、
前記インダクタ素子は、
トポロジカル絶縁体と、
前記トポロジカル絶縁体に設けられた磁性絶縁体と、
を含む
チップインダクタ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記トポロジカル絶縁体は、薄膜によって構成され、
前記磁性絶縁体は、前記トポロジカル絶縁体に積層された薄膜によって構成されている
請求項1に記載のチップインダクタ。
【請求項3】
前記磁性絶縁体の厚さは、前記トポロジカル絶縁体の厚さよりも薄い
請求項1に記載のチップインダクタ。
【請求項4】
前記磁性絶縁体は、前記トポロジカル絶縁体に磁性元素を添加して構成されている
請求項1に記載のチップインダクタ。
【請求項5】
前記インダクタ単位体は、前記インダクタ素子に電気的に接続された配線を含み、
前記配線は、前記インダクタ素子における前記磁性絶縁体と離隔した状態で前記トポロジカル絶縁体に接続されている
請求項1に記載のチップインダクタ。
【請求項6】
前記トポロジカル絶縁体は、前記配線を兼ねている
請求項5に記載のチップインダクタ。
【請求項7】
第1方向において互いに離隔して配置された第1電極および第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との前記第1方向の間に配置され、前記第1電極と前記第2電極とに電気的に接続されたインダクタ回路と、
を含み、
前記インダクタ回路は、
複数のインダクタ素子と、
前記インダクタ素子の1または複数が電気的に接続されることによって構成された複数種類のインダクタ単位体と、
前記インダクタ単位体に個別に対応して設けられ、当該インダクタ単位体を前記インダクタ回路に電気的に分離可能に接続された複数のヒューズと、
を含み、
前記インダクタ素子は、金属磁性体を含む
チップインダクタ。
【請求項8】
前記インダクタ単位体は、前記インダクタ素子に電気的に接続された配線を含み、
前記配線は、前記インダクタ素子における前記金属磁性体に接続されている
請求項7に記載のチップインダクタ。
【請求項9】
前記金属磁性体は、
磁性体層と、
前記磁性体層に積層された非磁性体層または反強磁性体層と、
を含む
請求項7に記載のチップインダクタ。
【請求項10】
前記インダクタ回路は、前記複数種類のインダクタ単位体が互いに直列接続された構成を含む
請求項1に記載のチップインダクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、チップインダクタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コイル導体と、コイル導体を封止する封止体と、を含むチップインダクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-174306号公報
【0004】
[概要]
要求されるインダクタンスに対応したチップインダクタが求められる場合がある。
【0005】
本開示の一態様のチップインダクタは、第1方向において互いに離隔して配置された第1電極および第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との前記第1方向の間に配置され、前記第1電極と前記第2電極とに電気的に接続されたインダクタ回路と、を含み、前記インダクタ回路は、複数のインダクタ素子と、前記インダクタ素子の1または複数が電気的に接続されることによって構成された複数種類のインダクタ単位体と、前記インダクタ単位体に個別に対応して設けられ、当該インダクタ単位体を前記インダクタ回路に電気的に分離可能に接続された複数のヒューズと、を含み、前記インダクタ素子は、トポロジカル絶縁体と、前記トポロジカル絶縁体に設けられた磁性絶縁体と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態のチップインダクタの概略斜視図である。
図2は、図1のチップインダクタの概略平面図である。
図3は、図2のF3-F3線でチップインダクタを切断した概略断面図である。
図4は、図2のチップインダクタにおけるインダクタ回路の一部を拡大した概略平面図である。
図5は、図4のF5-F5線でチップインダクタを切断した概略断面図である。
図6は、図4のF6-F6線でチップインダクタを切断した概略断面図である。
図7は、チップインダクタにおけるインダクタ素子の概略斜視図である。
図8は、図2のチップインダクタの一部の概略平面図である。
図9は、図8のF9-F9線でチップインダクタを切断した概略断面図である。
図10は、インダクタ回路における複数種類のインダクタ単位体、接続配線、およびヒューズの配列関係および接続関係を図解的に示す図である。
図11は、第1実施形態のチップインダクタの回路図である。
図12は、第2実施形態のチップインダクタの概略平面図である。
図13は、インダクタ回路における複数種類のインダクタ単位体、接続配線、およびヒューズの配列関係および接続関係を図解的に示す図である。
図14は、第2実施形態のチップインダクタの回路図である。
図15は、第3実施形態のチップインダクタにおけるインダクタ回路の一部を拡大した概略断面図である。
図16は、図15のF16-F16線でチップインダクタを切断した概略断面図である。
図17は、図14のチップインダクタの一部を拡大した概略平面図である。
図18は、図17のF18-F18線でチップインダクタを切断した概略断面図である。
図19は、変更例のチップインダクタにおけるインダクタ回路の概略断面図である。
図20は、変更例のチップインダクタにおけるインダクタ素子の概略断面図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示におけるチップインダクタのいくつかの実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図ではハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0008】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0009】
本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
【0010】
本明細書において使用される「Aの寸法(深さ、幅、長さ)がBの寸法(深さ、幅、長さ)と等しい」または「Aの寸法(深さ、幅、長さ)とBの寸法(深さ、幅、長さ)とが互いに等しい」とは、Aの寸法(深さ、幅、長さ)とBの寸法(深さ、幅、長さ)との差が例えばAの寸法(深さ、幅、長さ)の10%以内の関係も含む。
(【0011】以降は省略されています)
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