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公開番号2025103187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220375
出願日2023-12-27
発明の名称光センサ
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H10F 55/00 20250101AFI20250702BHJP()
要約【課題】光センサのコストを低減すること。
【解決手段】光センサ10は、第1端子21および第2端子22と、第1端子21と第2端子22とのX方向の間に配置された中間端子25と、を含むリード20と、第1端子21に実装された発光素子30と、第2端子22に実装された受光素子40と中間端子25上に設けられ、樹脂によって構成された遮光部材70と、少なくとも発光素子30、受光素子40、および遮光部材70を封止する透光性の封止部材60と、中間端子25の上方に配置され、封止部材60を貫通して遮光部材70に到達している溝80と、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1端子と、前記第1端子から第1方向に離隔して配置された第2端子と、前記第1端子と前記第2端子との前記第1方向の間に配置された中間端子と、を含むリードと、
前記第1端子に実装された発光素子と、
前記第2端子に実装された受光素子と、
前記中間端子上に設けられ、樹脂によって構成された遮光部材と、
少なくとも前記発光素子、前記受光素子、および前記遮光部材を封止する透光性の封止部材と、
前記中間端子の上方に配置され、前記封止部材を貫通して前記遮光部材に到達している溝と、
を含む、光センサ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記溝は、前記遮光部材を貫通しておらず、前記溝の底面と前記中間端子との間には前記遮光部材が配置されている
請求項1に記載の光センサ。
【請求項3】
前記溝は、
前記封止部材を貫通した第1パーツと、
前記第1パーツと連通するとともに、前記遮光部材の表面から前記遮光部材の途中位置まで延びた第2パーツと、
を含む
請求項1に記載の光センサ。
【請求項4】
前記第2パーツの前記第1方向の寸法は、前記第1パーツの前記第1方向の寸法と等しい
請求項3に記載の光センサ。
【請求項5】
前記第2パーツの前記第1方向の寸法は、前記第1パーツの前記第1方向の寸法よりも小さい
請求項3に記載の光センサ。
【請求項6】
前記リードの厚さ方向における前記第2パーツの寸法は、前記厚さ方向における前記第1パーツの寸法よりも小さい
請求項3に記載の光センサ。
【請求項7】
前記中間端子は、前記リードの厚さ方向から視て、前記発光素子および前記受光素子の対向領域の全体を横切るように、前記第1方向と交差する方向に延びており、
前記遮光部材および前記溝は、前記対向領域の全体を前記第1方向と交差する方向に横切るように前記中間端子上に配置されている
請求項1に記載の光センサ。
【請求項8】
前記封止部材は、
前記第1方向の両端面を構成する第1封止側面および第2封止側面と、
前記リードの厚さ方向から視て前記第1方向と直交する第2方向の両端面を構成する第3封止側面および第4封止側面と、
を含み、
前記中間端子は、前記第3封止側面から前記第4封止側面までにわたり前記第2方向に延びており、
前記遮光部材および前記溝は、前記第3封止側面から前記第4封止側面までにわたり前記第2方向に延びるように前記中間端子上に配置されている
請求項1に記載の光センサ。
【請求項9】
前記中間端子は、前記第1端子および前記第2端子とは絶縁されており、電気的にフローティング状態に構成されている
請求項1に記載の光センサ。
【請求項10】
前記遮光部材は、前記リードの厚さ方向において前記中間端子から上方に向けて凸となるように湾曲した表面を有する
請求項1に記載の光センサ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光センサに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板と、基板上に配置された発光素子および集積回路と、発光素子および集積回路を封止する透光性の被覆部材と、を備える光センサが開示されている。集積回路は、1つまたは複数の受光素子を含む。基板は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁材料によって構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-85909号公報
【0004】
[概要]
光センサのコスト低減が望まれている。
【0005】
本開示の一態様の光センサは、第1端子と、前記第1端子から第1方向に離隔して配置された第2端子と、前記第1端子と前記第2端子との前記第1方向の間に配置された中間端子と、を含むリードと、前記第1端子に実装された発光素子と、前記第2端子に実装された受光素子と、前記中間端子上に設けられ、樹脂によって構成された遮光部材と、少なくとも前記発光素子、前記受光素子、および前記遮光部材を封止する透光性の封止部材と、前記中間端子の上方に配置され、前記封止部材を貫通して前記遮光部材に到達している溝と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態の光センサの概略斜視図である。
図2は、図1の光センサの概略平面図である。
図3は、図1の光センサの概略裏面図である。
図4は、図1の光センサの概略側面図である。
図5は、図2のF5-F5線で光センサを切断した概略断面図である。
図6は、図5の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図7は、一実施形態の光センサの例示的な製造工程を示す概略平面図である。
図8は、図7に示す工程に続く製造工程を示し、図7のF8-F8線でリードおよび遮光部材を切断した概略断面図である。
図9は、図8に示す工程に続く製造工程を示す概略平面図である。
図10は、図9に示す工程に続く製造工程を示し、図9のF10-F10線でリード、発光素子、受光素子、遮光部材、および封止部材を切断した概略断面図である。
図11は、図10に示す工程に続く製造工程を示す概略断面図である。
図12は、変更例の光センサの概略平面図である。
図13は、図12のF13-F13線で光センサを切断した概略断面図である。
図14は、変更例の光センサの概略平面図である。
図15は、図14のF15-F15線で光センサを切断した概略断面図である。
図16は、変更例の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図17は、変更例の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図18は、変更例の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図19は、変更例の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図20は、変更例の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図21は、変更例の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図22は、変更例の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図23は、変更例の光センサの概略断面図である。
図24は、変更例の光センサの一部を拡大した概略断面図である。
図25は、変更例の光センサの概略平面図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示における光センサのいくつかの実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図ではハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0008】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0009】
本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
【0010】
本明細書において使用される「Aの寸法(深さ、幅、長さ、高さ)がBの寸法(深さ、幅、長さ、高さ)と等しい」または「Aの寸法(深さ、幅、長さ、高さ)とBの寸法(深さ、幅、長さ、高さ)とが互いに等しい」とは、Aの寸法(深さ、幅、長さ、高さ)とBの寸法(深さ、幅、長さ、高さ)との差が例えばAの寸法(深さ、幅、長さ、高さ)の10%以内の関係も含む。
(【0011】以降は省略されています)

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