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公開番号
2025106681
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000112
出願日
2024-01-04
発明の名称
冷却貯蔵庫
出願人
ホシザキ株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
F25D
29/00 20060101AFI20250709BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】除霜ヒーターの輻射熱の影響を大きく受けることなく、除霜ヒーターの異常を早期に検出することが可能な冷却貯蔵庫を提供する。
【解決手段】冷却器42によって生じる霜を融解する除霜ヒーター52と、除霜ヒーター52による過熱を防止すべく周囲の熱を検知可能な過熱検知具54と、除霜ヒーター52の少なくとも一部を覆うカバー部材68と、を備え、カバー部材68は、除霜ヒーター52に対向して除霜ヒーター52からの輻射熱を受けるヒーター対向部70と、ヒーター対向部70から延び出すようにして連続して成形された部分であって、除霜ヒーター52から遠ざかる方向に延び出した延出部73,75と、を有し、過熱検知具54は、延出部75に設けられて、ヒーター対向部70から延出部73,75に伝導する熱を検知する構成とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
貯蔵室と、
前記貯蔵室に流入させる空気を冷却する冷却器と、
前記冷却器によって生じる霜を融解する除霜ヒーターと、
前記除霜ヒーターによる過熱を防止すべく周囲の熱を検知可能な過熱検知具と、
前記除霜ヒーターの少なくとも一部を覆うカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は、
前記除霜ヒーターに対向して前記除霜ヒーターからの輻射熱を受けるヒーター対向部と、
前記ヒーター対向部から連続して成形された部分であり、前記除霜ヒーターを覆っている空間の外側に向かって延び出した延出部と、
を有し、
前記過熱検知具は、前記延出部に固定されて、前記ヒーター対向部から前記延出部に伝導する熱を検知することを特徴とする、冷却貯蔵庫。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記冷却器を含み、可燃性冷媒が循環する冷凍サイクル式の冷却装置を備え、
前記除霜ヒーターは、表面温度が前記可燃性冷媒の着火温度から設定温度低い温度以下とされる、請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項3】
前記ヒーター対向部は、前記除霜ヒーターの側方を覆うように立設するものとされ、
前記延出部は、前記ヒーター対向部から前記除霜ヒーターとは反対側に向かって延び出した台座部、を有し、
前記過熱検知具は、前記台座部に固定されている、請求項1または請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項4】
前記除霜ヒーターの側方を覆う前記カバー部材である第1カバー部材と、前記除霜ヒーターの上方を覆う前記カバー部材である第2カバー部材と、を備え、
前記第1カバー部材は、前記ヒーター対向部が、前記除霜ヒーターの側方において対向する側方対向部とされ、前記延出部が、前記側方対向部から上方に延び出した上方延出部と、前記上方延出部の上端から前記除霜ヒーターとは反対側に向かって延び出した台座部と、を有し、
前記第2カバー部材は、前記ヒーター対向部が、前記除霜ヒーターの上方において対向する上方対向部とされ、前記延出部が、前記上方対向部における前記側方対向部の側の縁部から上方に向かって立設する立壁部とされ、
前記第1カバー部材の前記上方延出部と前記第2カバー部材の前記立壁部とが重ね合わされており、
前記過熱検知具は、前記立壁部と前記台座部とによって形成される角部に沿って固定され、前記立壁部と前記台座部との両者から熱を検知する、請求項1または請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項5】
前記冷却器と前記貯蔵室との間で空気を循環させる循環ファンと、前記循環ファンを保持する保持部材と、を備え、
前記保持部材は、前記除霜ヒーターを前記循環ファンの下方において保持するものとされ、前記循環ファンと前記除霜ヒーターの間に張り出すように形成されて前記循環ファンからの除霜水を受ける屋根部を有し、
前記屋根部は、前記上方対向部として機能し、前記保持部材は、前記第2カバー部材として機能する、請求項4に記載の冷却貯蔵庫。
【請求項6】
前記除霜ヒーターは、長手状のものとされ、
前記カバー部材は、前記除霜ヒーターを長手方向における両側の端部において保持する一対の保持部を有するとともに、前記ヒーター対向部として、前記除霜ヒーターの上方において対向する上方対向部を有し、
前記延出部は、前記上方対向部における前記長手方向における一端から前記保持部より外側に延び出しており、
前記過熱検知具は、前記延出部の上面側に固定されている、請求項1または請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却貯蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示されているように、従来から、冷却貯蔵庫には、冷却運転に伴って霜が付着する場合あり、その霜を融解するための除霜ヒーターが設けられるとともに、その除霜ヒーターが過熱し過ぎるような異常が生じた場合に対処するために、例えば、周囲の温度を検出するセンサや、周囲の熱を検知して回路の断線処理を行うヒューズなど、除霜ヒーターの近傍には、熱を検知可能な過熱検知具が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-13144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
除霜ヒーターの温度が高い場合、過熱検知具は、除霜ヒーターから比較的離れた位置にであっても問題なく、過熱状態を検知することが可能である。しかしながら、除霜ヒーターの温度が比較的低い場合、過熱検知具は、除霜ヒーターの比較的近傍に配置する必要があるが、除霜ヒーターの輻射熱を直接受けるような箇所に配置することはできない。
【0005】
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、除霜ヒーターの輻射熱の影響を大きく受けることなく、除霜ヒーターの異常を早期に検出することが可能な冷却貯蔵庫を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本願に開示の冷却貯蔵庫は、以下の構成とされている。
(1)貯蔵室と、
前記貯蔵室に流入させる空気を冷却する冷却器と、
前記冷却器によって生じる霜を融解する除霜ヒーターと、
前記除霜ヒーターによる過熱を防止すべく周囲の熱を検知可能な過熱検知具と、
前記除霜ヒーターの少なくとも一部を覆うカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は、
前記除霜ヒーターに対向して前記除霜ヒーターからの輻射熱を受けるヒーター対向部と、
前記ヒーター対向部から延び出すようにして連続して成形された部分であって、除霜ヒーターから遠ざかる方向に延び出した延出部と、
を有し、
前記過熱検知具は、前記延出部に設けられて、前記ヒーター対向部から前記延出部に伝導する熱を検知することを特徴とする、冷却貯蔵庫。
【0007】
また、上記構成の冷却貯蔵庫において、以下に示す種々の態様とすることが可能である。
【0008】
(2)前記冷却器を含み、可燃性冷媒が循環する冷凍サイクル式の冷却装置を備え、
前記除霜ヒーターは、表面温度が前記可燃性冷媒の着火温度から設定温度低い温度以下とされる、(1)項に記載の冷却貯蔵庫。
【0009】
(3)前記ヒーター対向部は、前記除霜ヒーターの側方を覆うように立設するものとされ、
前記延出部は、前記ヒーター対向部から前記除霜ヒーターとは反対側に向かって延び出した台座部、を有し、
前記過熱検知具は、前記台座部に取り付けられている、(1)項または(2)項に記載の冷却貯蔵庫。
【0010】
(4)前記除霜ヒーターの側方を覆う前記カバー部材である第1カバー部材と、前記除霜ヒーターの上方を覆う前記カバー部材である第2カバー部材と、を備え、
前記第1カバー部材は、前記ヒーター対向部が、前記除霜ヒーターの側方において対向する側方対向部とされ、前記延出部が、前記側方対向部から上方に延び出した上方延出部と、前記上方延出部の上端から前記除霜ヒーターとは反対側に向かって延び出した台座部と、を有し、
前記第2カバー部材は、前記ヒーター対向部が、前記除霜ヒーターの上方において対向する上方対向部とされ、前記延出部が、前記上方対向部における前記側方対向部の側の縁部から上方に向かって立設する立壁部とされ、
前記第1カバー部材の前記上方延出部と前記第2カバー部材の前記立壁部とが重ね合わされており、
前記過熱検知具は、前記立壁部と前記台座部とによって形成される角部に沿って配され、前記立壁部と前記台座部との両者から熱を検知する、(1)項から(3)項のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
(【0011】以降は省略されています)
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