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公開番号2025108960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002541
出願日2024-01-11
発明の名称情報処理装置、情報処理システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250716BHJP(計算;計数)
要約【課題】操作者が操作を行いやすいような制約を与えつつかつ移動する方向の自由度が高い操作UIを提供する。
【解決手段】仮想空間上で仮想物体を操作するためのユーザーインタフェースを操作者に提供する情報処理装置が、手の移動による入力に基づいて、第1の移動パラメータを取得する第1の取得部と、ハンドジェスチャによる入力に基づいて、第2の移動パラメータを取得する第2の取得部と、第1の移動パラメータと第2の移動パラメータの少なくとも一方に基づいて、仮想物体の移動後の位置を決定する位置制御部とを有する。第1の取得部により取得される第1の移動パラメータは、仮想物体が移動可能な方向もしくは範囲を制限する制約に従った移動を規定するパラメータであり、第2の取得部により取得される第2の移動パラメータは、制約に反する移動を規定するパラメータである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置に表示された仮想空間上で仮想物体を操作するためのユーザーインタフェースを操作者に提供する情報処理装置であって、
前記操作者の手の移動による入力に基づいて、第1の移動パラメータを取得する第1の取得部と、
前記操作者のハンドジェスチャによる入力に基づいて、第2の移動パラメータを取得する第2の取得部と、
前記第1の取得部により取得された前記第1の移動パラメータと前記第2の取得部により取得された前記第2の移動パラメータの少なくとも一方に基づいて、前記仮想物体の移動後の位置を決定する位置制御部と、
前記位置制御部により決定された位置に基づいて、前記表示装置に表示するための前記仮想物体を含む画像を生成する画像生成部と、を有し、
前記第1の取得部により取得される前記第1の移動パラメータは、前記仮想物体が移動可能な方向もしくは範囲を制限する制約に従った移動を規定するパラメータであり、
前記第2の取得部により取得される前記第2の移動パラメータは、前記制約に反する移動を規定するパラメータである、
情報処理装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記第1の移動パラメータは、所定の平面内の移動を規定するパラメータであり、
前記第2の移動パラメータは、前記所定の平面に直交する方向への移動を規定するパラメータである、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1の移動パラメータは、前記操作者の手が移動可能な範囲内の移動を規定するパラメータであり、
前記第2の移動パラメータは、前記操作者の手から離れる方向への移動を規定するパラメータである、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記仮想物体を操作する方法として、前記操作者の手により前記仮想物体を直接操作する第1の操作と、前記操作者の手から出る仮想的なレイにより前記仮想物体を操作する第2の操作の少なくともいずれかを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記仮想物体を操作中に前記第1の操作と前記第2の操作を切り替え可能である、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記操作者の手と前記仮想物体の間の距離に基づいて、前記第1の操作と前記第2の操作の切り替えを判定する判定部を有する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記画像生成部は、前記第1の操作から前記第2の操作に切り替わったときに前記レイの部分を強調表示した画像を生成し、前記第2の操作から前記第1の操作に切り替わったときに前記手の部分を強調表示した画像を生成する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ハンドジェスチャは、基準姿勢に対して手の姿勢を変化させる動作である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2の移動パラメータは、移動量を含み、
前記第2の取得部は、前記基準姿勢に対する姿勢の変化度合いに基づいて前記移動量を取得する、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第2の取得部は、前記基準姿勢に対する姿勢の変化度合いが閾値以下の場合に、前記移動量を0とする、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はXR体験における操作UIに関し、特に仮想物体の移動に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
VR(Virtual Reality)やMR(Mixed Reality)における、仮想空間を利用した体験において、体験者が仮想物体を移動させる場面がある。このとき体験者は三次元の空間上で仮想物体の操作を行う。
【0003】
仮想空間上で仮想物体を操作するために様々な方法が提案されている。体験者自身の手やコントローラーから出るレイは、始点と向きが与えられ、始点から伸びて仮想物体に衝突することにより仮想物体の指定が可能な操作手段である。仮想物体とレイの衝突点には、カーソルと呼ばれるマークが表示される。レイは、仮想空間における仮想物体の選択・操作手段として一般的に利用されていて、操作者から近いものは直接手で操作し操作者から遠いものはレイにより操作するといった操作体系が一般的に提供されている。直接手で操作する場合も、操作対象となる位置を示すためにカーソルが表示される。
【0004】
仮想物体を移動する操作において、三次元座標における3つの軸方向すべてを同時に操作可能とした場合、仮想物体を任意の位置に正確に配置することは不慣れな体験者にとっては非常に難しくなってしまう。この課題を解決するため、操作可能な軸方向を制限するための手段が提案されている。
【0005】
例えば、特許文献1においては。仮想物体上にXYZ軸または回転軸を表示して、選択した軸に基づいて移動方向または回転方向が決まった変位が行えるような手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-129167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、一度の移動操作における自由度が制限されてしまう。
【0008】
本発明の目的は、操作者が操作を行いやすいような制約を与えつつかつ移動する方向の自由度が高い操作UIを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、表示装置に表示された仮想空間上で仮想物体を操作するためのユーザーインタフェースを操作者に提供する情報処理装置であって、前記操作者の手の移動による入力に基づいて、第1の移動パラメータを取得する第1の取得部と、前記操作者のハンドジェスチャによる入力に基づいて、第2の移動パラメータを取得する第2の取得部と、前記第1の取得部により取得された前記第1の移動パラメータと前記第2の取得部により取得された前記第2の移動パラメータの少なくとも一方に基づいて、前記仮想物体の移動後の位置を決定する位置制御部と、前記位置制御部により決定された位置に基づいて、前記表示装置に表示するための前記仮想物体を含む画像を生成する画像生成部と、を有し、前記第1の取得部により取得される前記第1の移動パラメータは、前記仮想物体が移動可能な方
向もしくは範囲を制限する制約に従った移動を規定するパラメータであり、前記第2の取得部により取得される前記第2の移動パラメータは、前記制約に反する移動を規定するパラメータである、情報処理装置を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば操作者が操作を行いやすく、かつ移動する方向の自由度が高い操作UIを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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