TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109028
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002675
出願日
2024-01-11
発明の名称
電子装置及びネットワークシステム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04L
12/28 20060101AFI20250716BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ローカルコントローラのポートの数を減らしつつ、各電子部品の監視制御の冗長性を確保すること。
【解決手段】本開示に係る電子装置は、複数の電子部品と、複数の電子部品が直列に設けられた伝送路と、複数の電子部品を監視するローカルコントローラと、を備える。ローカルコントローラは、伝送路に接続される第1の監視ポートと、伝送路を介して第1の監視ポートに接続される第2の監視ポートと、を有する。複数の電子部品の各々は、第1の監視ポートに接続可能な第1の通信ポートと、第2の監視ポートに接続可能な第2の通信ポートと、第1の通信ポート又は第2の通信ポートを介して、ローカルコントローラと通信する通信部と、を有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電子部品と、
複数の前記電子部品が直列に設けられた伝送路と、
複数の前記電子部品を監視するローカルコントローラと、を備え、
前記ローカルコントローラは、
前記伝送路に接続される第1の監視ポートと、
前記伝送路を介して前記第1の監視ポートに接続される第2の監視ポートと、を有し、
複数の前記電子部品の各々は、
前記第1の監視ポートに接続可能な第1の通信ポートと、
前記第2の監視ポートに接続可能な第2の通信ポートと、
前記第1の通信ポート又は前記第2の通信ポートを介して、前記ローカルコントローラと通信する通信部と、を有する、
電子装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1の監視ポートに接続される第1のスイッチ及び前記第2の監視ポートに接続される第2のスイッチを備え、
複数の前記電子部品が直列に設けられた前記伝送路を複数備え、
前記第1のスイッチは、前記第1の監視ポートと複数の前記伝送路間の接続を中継し、
前記第2のスイッチは、前記第2の監視ポートと複数の前記伝送路間の接続を中継する、
請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記ローカルコントローラは、複数の前記電子部品の各々に対応付けて、前記電子部品の前記伝送路上における位置を示す位置情報、前記電子部品の種別を示す種別情報、及び、前記電子部品の設定に関する設定情報を記憶する、
請求項1又は2に記載の電子装置。
【請求項4】
前記ローカルコントローラは、
複数の前記電子部品のうち第1の電子部品が前記伝送路から取り外されたことを検出した場合、前記第1の電子部品に対応付けられた第1の位置情報、第1の種別情報、及び第1の設定情報を特定し、
前記第1の位置情報に対応する位置に前記第1の種別情報を有する第2の電子部品が取り付けられたことを検出し、かつ、前記第2の電子部品が前記設定情報に対応する情報を有しないことを検出した場合、前記第2の電子部品は、前記第1の電子部品の代替であると判断する、
請求項3に記載の電子装置。
【請求項5】
前記ローカルコントローラは、前記第2の電子部品が前記第1の電子部品の代替であると判断した場合、前記第1の設定情報を前記第2の電子部品に送信する、
請求項4に記載の電子装置。
【請求項6】
前記位置情報は、前記電子部品の前記伝送路上における位置を示す情報、及び、当該位置にて前記伝送路に接続されている前記第1の通信ポート又は前記第2の通信ポートを示す情報を含み、
前記ローカルコントローラは、前記第1の位置情報に対応する位置に取り付けられた前記第2の電子部品に関して、前記第1の位置情報に対応する通信ポートとは異なる通信ポートが前記伝送路に接続されていることを検出した場合、前記第2の電子部品は、前記第1の電子部品の代替ではないと判断する、
請求項4に記載の電子装置。
【請求項7】
前記ローカルコントローラは、前記伝送路上における任意の位置に第3の電子部品が取り付けられたことを検出し、かつ、当該位置にて、前記第3の電子部品が取り付けられる前に、別の電子部品が取り外されていないことを検出した場合、前記第3の電子部品は、代替ではないと判断する、
請求項3に記載の電子装置。
【請求項8】
複数の前記電子部品の各々は、LLDP(Link Layer Discovery Protocol)を用いて、隣接する前記電子部品を示す隣接情報を取得し、
前記ローカルコントローラは、前記LLDPを用いて、複数の前記電子部品の各々から前記隣接情報を収集し、収集された前記隣接情報に基づいて前記位置情報を生成し、生成された前記位置情報を記憶する、
請求項3に記載の電子装置。
【請求項9】
前記通信部は、前記伝送路上に設けられたブロッキングポイントの位置に応じて、前記第1の通信ポート又は前記第2の通信ポートのどちらを使用するかを決定し、決定された通信ポートを介して、前記ローカルコントローラと通信する、
請求項1に記載の電子装置。
【請求項10】
請求項1に記載の電子装置と、
前記電子装置を監視するNMS(Network Management System)と、を備える、
ネットワークシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子装置及びネットワークシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、複数の電子部品を含んで構成される電子装置には、各電子部品を監視するローカルコントローラが搭載される。例えば、電子装置としての光伝送装置には、送信機(TPND:Transponder)、合分波器(Add/Drop)、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)、及び光増幅器(AMP:Amplifier)等の各電子部品を監視するローカルコントローラが搭載される。ローカルコントローラは、監視対象である各電子部品と接続されることにより、各電子部品の監視を実現している。
【0003】
ところで、近年は、複数の電子部品のうち必要な電子部品だけを選択して電子装置に搭載する場合がある。このような場合、各電子部品は、一体に電子装置に搭載される場合と異なり、電子装置から分離可能に製造される。そのため、電子装置に搭載される電子部品の数は確定していない。
【0004】
ただし、各電子部品と接続するための十分な数のポートをローカルコントローラに設けておけば、電子装置に多くの電子部品が搭載されたとしても、ローカルコントローラは、各電子部品を監視することができる。しかし、電子装置は、リソースに制限があるため、ローカルコントローラのポートの数を際限なく増やすことは困難である。
【0005】
そのため、最近は、ローカルコントローラのポートの数を減らしつつ、電子装置に搭載される電子部品を監視するための技術も提案されている。
例えば、特許文献1には、監視対象となる複数のノードをライン状に接続し、システムコントローラ装置が、ライン状に接続された複数のノードを監視する技術が開示されている。これによれば、システムコントローラ装置は、複数のノードの各々と1対1の通信をするためのポートを個別に備える必要がないため、ポートの数を減らすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-047469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1に開示の技術は、システムコントローラ装置において、各ノードを監視する要素が冗長化されていない。そのため、システムコントローラ装置において、各ノードを監視する要素が故障した場合、監視制御を継続することができない。そのため、監視制御の冗長性を確保することも重要な課題である。
【0008】
そこで本開示の目的は、上述した課題を鑑み、ローカルコントローラのポートの数を減らしつつ、各電子部品の監視制御の冗長性を確保することが可能な電子装置及びネットワークシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一態様による電子装置は、複数の電子部品と、複数の電子部品が直列に設けられた伝送路と、複数の電子部品を監視するローカルコントローラと、を備える。ローカルコントローラは、伝送路に接続される第1の監視ポートと、伝送路を介して第1の監視ポートに接続される第2の監視ポートと、を有する。複数の電子部品の各々は、第1の監視ポートに接続可能な第1の通信ポートと、第2の監視ポートに接続可能な第2の通信ポートと、第1の通信ポート又は第2の通信ポートを介して、ローカルコントローラと通信する通信部と、を有する。
【0010】
一態様によるネットワークシステムは、電子装置と、電子装置を監視するNMS(Network Management System)と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本電気株式会社
処理装置
1か月前
日本電気株式会社
電子装置
7日前
日本電気株式会社
システム及び方法
8日前
日本電気株式会社
回路装置及び制御方法
1か月前
日本電気株式会社
測位装置及びその方法
24日前
日本電気株式会社
取付構造及び半導体部品
28日前
日本電気株式会社
光通信システム及び光通信方法
1か月前
日本電気株式会社
光送信器及び光送信器の制御方法
1か月前
日本電気株式会社
測定装置、測定方法及びプログラム
3日前
日本電気株式会社
測定装置、測定方法及びプログラム
3日前
日本電気株式会社
超伝導デバイスおよびその製造方法
1か月前
日本電気株式会社
電子装置及びネットワークシステム
7日前
日本電気株式会社
検証可能証明書システム、方法、記録媒体
今日
日本電気株式会社
判定装置、判定方法、及び判定プログラム
8日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
3日前
日本電気株式会社
情報提供装置、情報提供方法、及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
配送管理装置、配送管理方法、及びプログラム
14日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
28日前
日本電気株式会社
情報生成装置、情報生成方法およびプログラム
6日前
日本電気株式会社
画像生成装置、画像生成方法及び、プログラム
6日前
日本電気株式会社
光ネットワークシステム、制御方法、プログラム
22日前
日本電気株式会社
光通信システム、光信号制御方法及び光通信装置
23日前
日本電気株式会社
測位方法、移動体、プログラム及び測位システム
22日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
23日前
日本電気株式会社
情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
今日
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
1か月前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
1か月前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
1か月前
日本電気株式会社
サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
2日前
日本電気株式会社
サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
1日前
日本電気株式会社
情報処理装置、可視化方法、及び、可視化プログラム
28日前
日本電気株式会社
システム同定装置、システム同定方法及びプログラム
28日前
日本電気株式会社
管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
車両追跡方法、車両追跡システム、およびプログラム
1か月前
日本電気株式会社
通信システム、監視装置、監視方法、及びプログラム
21日前
日本電気株式会社
コントローラ、学習コスト削減方法、及びプログラム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る