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公開番号2025110643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004589
出願日2024-01-16
発明の名称サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250722BHJP(計算;計数)
要約【課題】実質的に同じタイミングで飲食店等を訪れた利用者の利便性向上に寄与する、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、記憶手段と、認証手段と、を備える。記憶手段は、所定の施設を実質的に同じタイミングで訪れる複数の利用者それぞれの生体情報を記憶する。認証手段は、所定の施設に設置された認証端末から、複数の被認証者それぞれの生体情報を含む認証要求を受信する。認証手段は、認証要求に含まれる複数の被認証者それぞれの生体情報と記憶された複数の利用者それぞれの生体情報を用いた認証処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
所定の施設を実質的に同じタイミングで訪れる複数の利用者それぞれの生体情報を記憶する、記憶手段と、
前記所定の施設に設置された認証端末から、複数の被認証者それぞれの生体情報を含む認証要求を受信し、前記認証要求に含まれる複数の被認証者それぞれの生体情報と前記記憶された複数の利用者それぞれの生体情報を用いた認証処理を実行する、認証手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記認証手段は、前記複数の被認証者それぞれの生体情報が前記所定の施設を実質的に同じタイミングで訪れる複数の利用者それぞれの生体情報として記憶されている場合、認証成功と判定する、請求項１に記載のサーバ装置。
【請求項３】
前記認証手段は、前記認証要求に含まれる被認証者の生体情報が前記記憶された複数の生体情報に含まれない場合、認証失敗と判定する、請求項２に記載のサーバ装置。
【請求項４】
前記認証手段は、認証結果を前記認証端末に通知する、請求項１乃至３のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項５】
前記認証手段は、前記認証処理に成功した場合、前記複数の被認証者に特典を付与するように前記認証端末を管理する事業者に指示する、請求項４に記載のサーバ装置。
【請求項６】
前記複数の利用者は、結婚を目的とした男女の出会いを支援するマッチングサービスの利用者である、請求項１乃至３のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項７】
前記マッチングサービスに関する制御を実行する、制御手段をさらに備え、
前記制御手段は、マッチングされた婚活当事者に提供するデートプランを生成する、請求項１乃至３のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項８】
サーバ装置において、
所定の施設を実質的に同じタイミングで訪れる複数の利用者それぞれの生体情報を記憶し、
前記所定の施設に設置された認証端末から、複数の被認証者それぞれの生体情報を含む認証要求を受信し、前記認証要求に含まれる複数の被認証者それぞれの生体情報と前記記憶された複数の利用者それぞれの生体情報を用いた認証処理を実行する、サーバ装置の制御方法。
【請求項９】
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
サーバ装置において、
所定の施設を実質的に同じタイミングで訪れる複数の利用者それぞれの生体情報を記憶する処理と、
前記所定の施設に設置された認証端末から、複数の被認証者それぞれの生体情報を含む認証要求を受信し、前記認証要求に含まれる複数の被認証者それぞれの生体情報と前記記憶された複数の利用者それぞれの生体情報を用いた認証処理を実行する処理と、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
利用者の認証に関する技術が存在する。
【０００３】
例えば、特許文献１には、自販機等の商品提供装置においてユーザの手間をかけずに認証を行ったうえで商品を提供する、と記載されている。特許文献１では、自販機によって撮像された顔画像によって認証が行われる。顔画像を用いた認証の認証精度は１００％ではないが、万が一、顔画像の認証によって間違ったユーザが特定されたとしても、そのユーザ本人が所持する移動通信端末に対して管理装置から商品情報が送信される。その結果、商品を購入するユーザの意思を確実に確認することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１７－１６２１９１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
近年、結婚を目的とした男女の出会いを支援するマッチングサービスが普及している。当該マッチングサービスにおけるサービスの一環として利用者（婚活当事者の２人）が同じ飲食店等を訪れた場合、料金の割引等が行われることがある。しかし、飲食店等では、来店した顧客がマッチングサービスの利用者であって特典付与の対象か否か即座に判定することが困難である。その結果、マッチングサービスの利用者に対してスムーズに特典が付与されない。
【０００６】
本発明は、実質的に同じタイミングで飲食店等を訪れた利用者の利便性向上に寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の第１の視点によれば、所定の施設を実質的に同じタイミングで訪れる複数の利用者それぞれの生体情報を記憶する、記憶手段と、前記所定の施設に設置された認証端末から、複数の被認証者それぞれの生体情報を含む認証要求を受信し、前記認証要求に含まれる複数の被認証者それぞれの生体情報と前記記憶された複数の利用者それぞれの生体情報を用いた認証処理を実行する、認証手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【０００８】
本発明の第２の視点によれば、サーバ装置において、所定の施設を実質的に同じタイミングで訪れる複数の利用者それぞれの生体情報を記憶し、前記所定の施設に設置された認証端末から、複数の被認証者それぞれの生体情報を含む認証要求を受信し、前記認証要求に含まれる複数の被認証者それぞれの生体情報と前記記憶された複数の利用者それぞれの生体情報を用いた認証処理を実行する、サーバ装置の制御方法が提供される。
【０００９】
本発明の第３の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、サーバ装置において、所定の施設を実質的に同じタイミングで訪れる複数の利用者それぞれの生体情報を記憶する処理と、前記所定の施設に設置された認証端末から、複数の被認証者それぞれの生体情報を含む認証要求を受信し、前記認証要求に含まれる複数の被認証者それぞれの生体情報と前記記憶された複数の利用者それぞれの生体情報を用いた認証処理を実行する処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の各視点によれば、実質的に同じタイミングで飲食店等を訪れた利用者の利便性向上に寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムが提供される。なお、本発明の効果は上記に限定されない。本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果と共に、他の効果が奏されてもよい。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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