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公開番号
2025109097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002808
出願日
2024-01-11
発明の名称
空気入りタイヤ及び制音体
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
5/00 20060101AFI20250716BHJP(車両一般)
要約
【課題】ロードノイズ等を抑制しつつ、パンク修理キットでのパンク修理性の悪化を抑制することができる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】本発明は、パンクシール剤を注入することでパンク修理が可能な空気入りタイヤである。この空気入りタイヤは、タイヤ内腔1Bを規定する空気入りタイヤ本体1Aと、タイヤ内腔1Bに配置された制音体10とを含む。制音体10は、空気入りタイヤ本体1Aのトレッド部2の内腔面側に配された第1多孔質層11と、第1多孔質層11のタイヤ半径方向内側に配された第2多孔質層12とを含む。第1多孔質層11の通気性は、第2多孔質層12の通気性よりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パンクシール剤を注入することでパンク修理が可能な空気入りタイヤであって、
タイヤ内腔を規定する空気入りタイヤ本体と、前記タイヤ内腔に配置された制音体とを含み、
前記制音体は、前記空気入りタイヤ本体のトレッド部の内腔面側に配された第1多孔質層と、前記第1多孔質層のタイヤ半径方向内側に配された第2多孔質層とを含み、
前記第1多孔質層の通気性は、前記第2多孔質層の通気性よりも大きい、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記第1多孔質層のJIS K6400-7に準じて測定される通気量は、62ml/cm
2
/s以上である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記第1多孔質層のJIS K6400-2 D法に準じて測定される25%圧縮荷重時の硬さは、1.1kPa以上である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記制音体は、前記空気入りタイヤ本体との接触面を有し、
前記接触面の全体が、前記第1多孔質層で形成されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記第1多孔質層の平均の厚さは、2~10mmである、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記第1多孔質層は、前記第2多孔質層に固着されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記制音体は、前記第1多孔質層及び前記第2多孔質層のみで構成されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記第2多孔質層の平均の厚さは、5mm以上である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記制音体は、タイヤ周方向の第1端と、タイヤ周方向の第2端と、前記第1端と前記第2端とが固着された固着部とを含む環状構造である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記第1多孔質層は、前記空気入りタイヤ本体には固着されていない、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤ及び制音体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、トレッド部の内面に多孔質状の制音体が固着された空気入りタイヤが提案されている。この空気入りタイヤは、前記制音体によってロードノイズ等を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-069984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、空気入りタイヤのパンク時にタイヤ内腔内にパンクシール剤を注入してタイヤのパンク孔を塞ぐことができるパンク修理キットが普及している。また、車両においても、スペアタイヤに代えて、前記パンク修理キットを備えたものが増加している。
【0005】
しかしながら、上述の制音体を備えた空気入りタイヤをパンク修理キットで修理する場合、前記制音体が、トレッド部のパンク孔にパンクシール剤が流れ込むのを妨げ、パンク孔を塞ぐまでの時間が増加する等、パンクの修理性が悪化する場合があった。
【0006】
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、ロードノイズ等を抑制しつつ、パンク修理キットでのパンク修理性の悪化を抑制することができる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、パンクシール剤を注入することでパンク修理が可能な空気入りタイヤであって、タイヤ内腔を規定する空気入りタイヤ本体と、前記タイヤ内腔に配置された制音体とを含み、前記制音体は、前記空気入りタイヤ本体のトレッド部の内腔面側に配された第1多孔質層と、前記第1多孔質層のタイヤ半径方向内側に配された第2多孔質層とを含み、前記第1多孔質層の通気性は、前記第2多孔質層の通気性よりも大きい、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用したことによって、ロードノイズ等を抑制しつつ、パンク修理キットでのパンク修理性の悪化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すタイヤ子午線断面図である。
パンク修理キットの概念図である。
図1の制音体の拡大断面図である。
図1の制音体の部分拡大斜視図である。
図1のタイヤの側面を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の特徴を内包して記載されているが、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている場合がある。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
(【0011】以降は省略されています)
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