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公開番号
2025109520
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003463
出願日
2024-01-12
発明の名称
誤操作検出装置、誤操作抑制装置、誤操作検出方法、誤操作抑制方法および誤操作検出プログラム、誤操作抑制プログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/048 20130101AFI20250717BHJP(計算;計数)
要約
【課題】振動や衝撃が発生する移動体に搭載された各種機器の操作ボタンを操作する際の誤操作を検出して、適切な措置を講ずることが可能な誤操作検出装置を提供する。
【解決手段】誤操作検出装置10は、操作受付部11、振動・衝撃検出部12、誤操作判定部13、出力制御部16を備える。操作受付部11は、操作ボタン21等への操作を受け付ける。誤操作判定部13は、振動・衝撃検出部12において振動や衝撃を検出した際に操作受付部11において操作ボタン21等への操作を受け付けると、誤操作であるか否かを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体における各種操作ボタンへの入力の誤操作を検出する誤操作検出装置であって、
前記操作ボタンへの操作を受け付ける操作受付部と、
前記移動体における振動や衝撃を検出する検出部と、
前記検出部において前記振動や衝撃を検出した際に、前記操作受付部において前記操作ボタンへの操作を受け付けると、誤操作であるか否かを判定する誤操作判定部と、
を備えている誤操作検出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記検出部が前記操作ボタンの操作方向とは反対向きの振動あるいは衝撃を検出した際に、前記操作受付部が前記操作ボタンの操作を受け付けると、
前記誤操作判定部は、前記操作を誤操作であると判定する、
請求項1に記載の誤操作検出装置。
【請求項3】
前記検出部は、前記操作ボタンの操作方向とは反対向きの振動あるいは衝撃を検出した際に、前記振動あるいは衝撃の加速度を検出し、
前記誤操作判定部は、前記加速度に応じた移動速度または移動距離が所定値以上であった場合に、操作しようしていた前記操作ボタンとは異なる操作ボタンを操作した誤操作であると判定する、
請求項2に記載の誤操作検出装置。
【請求項4】
前記検出部が前記操作ボタンの操作方向とは反対向きかつ前記操作方向に垂直方向の振動あるいは衝撃を検出した際に、前記操作受付部が前記操作ボタンの操作を受け付けると、
前記誤操作判定部は、操作しようしていた前記操作ボタンとは異なる操作ボタンを操作した誤操作であると判定する、
請求項1に記載の誤操作検出装置。
【請求項5】
前記誤操作判定部は、前記誤操作と判定すると、前記操作を無効とする、
請求項2または4に記載の誤操作検出装置。
【請求項6】
前記移動体の外部の環境音を検出する環境音検出部を、さらに備えている、
請求項1または2に記載の誤操作検出装置。
【請求項7】
前記操作受付部においてユーザからの前記操作ボタンへの操作を受け付けると所定の操作音を出力するように出力部を制御するとともに、前記誤操作判定部において誤操作と判定されると、前記所定の操作音とは異なる警告音を出力するように前記出力部を制御する出力制御部を、さらに備えている、
請求項1または2に記載の誤操作検出装置。
【請求項8】
前記移動体の外部の環境音を検出する環境音検出部を、さらに備え、
前記出力制御部は、前記環境音検出部において検出された前記環境音に応じて、前記環境音を打ち消す音波を出力するように、前記出力部を制御する、
請求項7に記載の誤操作検出装置。
【請求項9】
前記操作ボタンに対する指の近接を検出する指近接検出部を、さらに備えている、
請求項1または2に記載の誤操作検出装置。
【請求項10】
前記指近接検出部において前記指の近接を検出した状態で、前記検出部が前記操作ボタンの操作方向とは反対向きの振動あるいは衝撃を検出すると、前記操作受付部が前記操作ボタンの操作を受け付けた場合でも、前記誤操作判定部が、前記操作を誤操作であると判定する、
請求項9に記載の誤操作検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、自動車等の移動体に搭載される誤操作検出装置、誤操作抑制装置、誤操作検出方法、誤操作抑制方法および誤操作検出プログラム、誤操作抑制プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の移動体に搭載された各種機器の操作ボタンの操作において、移動体へ掛かる衝撃や振動によって、操作ボタンの操作が適切に行われない場合がある。
特に、自動車等の運転者が操作ボタンの操作を行う際には、操作ボタンの方を目視することなく操作しようとすることがあり、振動や衝撃が付与される状態において正確に意図した操作を行うことは難しい場合があった。
【0003】
例えば、特許文献1には、操作者の意図しない操作の受付を抑制するために、車両のステアリングのスポーク部に配置され、なされた操作を受け付ける操作部と、ステアリングのリング部と操作部との間に配置され、ユーザがリング部を把持した状態で操作部を操作する際、操作指の掌側が接触するようにスポーク部の表面から突出する突出部と、を備えたスイッチ装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-188290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来のスイッチ装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示されたスイッチ装置では、ユーザがリング部を把持した状態で操作部を操作する際に、操作指の掌側が接触するようにスポーク部の表面から突出する突出部が設けられているため、ユーザによる誤操作を抑制することができる。
しかし、このような構成では、例えば、自動車のナビゲーションシステム等のタッチパネルへの操作には応用することができない。よって、自動車等の移動体に搭載された各種機器の操作ボタンに対する誤操作を検出することは困難であった。
【0006】
本発明の課題は、振動や衝撃が発生する移動体に搭載された各種機器の操作ボタンを操作する際の誤操作を検出して、適切な措置を講ずることが可能な誤操作検出装置、誤操作抑制装置、誤操作検出方法、誤操作抑制方法および誤操作検出プログラム、誤操作抑制プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る誤操作検出装置は、移動体における各種操作ボタンへの入力の誤操作を検出する誤操作検出装置であって、操作受付部と、検出部と、誤操作判定部と、を備えている。操作受付部は、操作ボタンへの操作を受け付ける。検出部は、移動体における振動や衝撃を検出する。誤操作判定部は、検出部において振動や衝撃を検出した際に操作受付部において操作ボタンへの操作を受け付けると、誤操作であるか否かを判定する。
【0008】
ここでは、例えば、自動車等の振動や衝撃が発生しやすい移動体に搭載される各種装置の操作ボタンを操作する際における入力の誤操作を検出する装置であって、振動や衝撃を検出したタイミングで操作ボタンへの入力操作があると、誤操作であると判定する。
ここで、移動体は、例えば、自動車(電気自動車、ハイブリッド車を含む)、バス、鉄道、トラック、船舶、航空機、ヘリコプタ、ドローン、遊園地等の施設に設置された各種アトラクション等を含む。
【0009】
操作ボタンは、例えば、自動車に搭載されたカーナビゲーション、オーディオ、エアコン、運転支援システム、スマートフォン、タブレット端末等の操作ボタン、タッチパネルボタン等を含む。
誤操作の判定は、例えば、操作ボタンの操作方向に対する振動や衝撃が付与された方向に応じて行われる。
【0010】
操作ボタンの操作を行うユーザは、例えば、自動車、バス、鉄道、トラック等の運転者、同乗者や、航空機、船舶等の操縦者、同乗者を含む。
これにより、自動車等の移動体において振動や衝撃が付与されたタイミングで操作ボタンが操作された場合には、その操作が誤操作であるか否かを判定することができる。
この結果、振動や衝撃が発生する移動体に搭載された各種機器の操作ボタンを操作する際の誤操作を検出して、適切な措置を講ずることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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