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公開番号
2025109660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024186142
出願日
2024-10-22
発明の名称
再生樹脂判定装置、再生樹脂判定方法、制御プログラム、および記録媒体
出願人
三洋化成工業株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G01N
27/12 20060101AFI20250717BHJP(測定;試験)
要約
【課題】匂いセンサから取得した検出信号に基づいて、再生樹脂の品質を判定することができる再生樹脂判定装置等を提供することができる。
【解決手段】再生樹脂判定装置(2)は、再生樹脂に由来する匂いに対応する検出信号(114)を出力する複数のセンサ素子(11)のそれぞれから取得した複数の検出信号の少なくともいずれかに基づいて、再生樹脂の品質を判定する判定部(212)と、判定部の判定結果を出力装置(3)に出力させる出力制御部(214)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
再生樹脂に由来する匂いに対応する検出信号を出力する複数のセンサ素子のそれぞれから取得した複数の検出信号の少なくともいずれかに基づいて、前記再生樹脂の品質を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果を出力装置に出力させる出力制御部と、
を備える再生樹脂判定装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記判定部は、
再利用された履歴を有しない樹脂に由来する匂いに対応する対照検出信号と、前記再生樹脂に由来する匂いに対応する前記検出信号との比較結果に基づいて、前記再生樹脂の品質を判定する、
請求項1に記載の再生樹脂判定装置。
【請求項3】
前記再生樹脂は、再生樹脂製品の製造に用いられる再生樹脂ペレットである、
請求項1に記載の再生樹脂判定装置。
【請求項4】
前記再生樹脂は、回収された樹脂製品の粉砕物である、
請求項1に記載の再生樹脂判定装置。
【請求項5】
前記再生樹脂は、当該再生樹脂を使用した製品である、
請求項1に記載の再生樹脂判定装置。
【請求項6】
再生樹脂に由来する匂いに対応する検出信号を出力する複数のセンサ素子のそれぞれから取得した複数の検出信号の少なくともいずれかに基づいて、前記再生樹脂の品質を判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおける判定結果を出力装置に出力させる出力制御ステップと、
を含む再生樹脂判定方法。
【請求項7】
請求項1に記載の再生樹脂判定装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記判定部および前記出力制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
【請求項8】
請求項7に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、再生樹脂判定装置、再生樹脂判定方法、制御プログラム、および記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、プラスチック廃棄物を新たなプラスチック材として再生させる技術の開発が進められている。例えば、特許文献1には、異物が混在するプラスチック廃棄物を、異物と共に小片状に粉砕後、加熱溶融して小粒状に成形し、微粒状に加工処理してからペレット状に押出成形するプラスチックの再生処理方法が記載されている。この方法によると、異物がプラスチック廃棄物と共に微粒状に加工されるため、スクリーンの目詰まりを防ぎ、ペレットを効率よく生産することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-25734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、再生樹脂は、樹脂自身の分解に伴う臭気成分の発生や、再生前の使用用途によっては異臭物質が付着する可能性があるため、バージン樹脂と比べると異臭を放つことがある。上記特許文献1に記載の技術では、再生樹脂のうち、比較的匂いを感じない高品質のものと、匂いの強い低品質のものとが混在する状態でペレットに再生されるため、新たに再生されたペレットが全体として低品質になってしまうという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、匂いセンサから取得した検出信号に基づいて、再生樹脂の品質を判定することができる再生樹脂判定装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る再生樹脂判定装置は、再生樹脂に由来する匂いに対応する検出信号を出力する複数のセンサ素子のそれぞれから取得した複数の検出信号の少なくともいずれかに基づいて、前記再生樹脂の品質を判定する判定部と、前記判定部の判定結果を出力装置に出力させる出力制御部と、を備える。
【0007】
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理方法は、再生樹脂に由来する匂いに対応する検出信号を出力する複数のセンサ素子のそれぞれから取得した複数の検出信号の少なくともいずれかに基づいて、前記再生樹脂の品質を判定する判定ステップと、前記判定ステップにおける判定結果を出力装置に出力させる出力制御ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、匂いセンサから取得した検出信号に基づいて、再生樹脂の品質を判定することができる再生樹脂判定装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る匂い検出システムの要部構成の一例を示す機能ブロック図である。
匂いセンサが検出した検出強度を示すグラフの一例である。
検出した匂い物質を主成分分析して示す散布図の一例である。
匂いセンサ素子の構成の一例を示す図である。
匂いセンサ素子の匂い物質の検出を説明する図である。
匂い判定装置の制御部が実行する、匂い判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
再生樹脂の品質を判定するタイミングを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<匂い検出システム100の構成>
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。本発明の実施形態に係る匂い検出システム100は、樹脂の再生処理工程において、匂いセンサ10から取得した検出データ114(検出信号)に基づいて、再生樹脂の品質を判定する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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