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公開番号
2025110214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024004021
出願日
2024-01-15
発明の名称
健康状態表示システム
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250718BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】利用者の健康に関する情報を適切に表示すること。
【解決手段】実施形態に係る健康状態表示システムは、トイレ装置の利用データを受信するデータ受信手段と、前記利用データを記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用データを更新するデータ更新手段と、前記利用データを分析するデータ分析手段と、前記データ分析手段の分析結果を表示するデータ表示手段と、を備え、前記データ更新手段は、前記データ受信手段が受信した未受信の利用データを前記データ記憶手段の利用データに追加するか、または、前記データ記憶手段に記憶された利用データの少なくとも一部を削除し、前記データ更新手段が前記利用データを更新した場合には、前記データ分析手段は前記データ更新手段が更新した利用データを再分析し、前記データ表示手段は前記データ分析手段が前記更新した利用データを再分析した分析結果を表示する。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
トイレ装置から排泄データまたは生体データを含む前記トイレ装置の利用データを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段が受信した前記利用データを記憶するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶された前記利用データを更新するデータ更新手段と、
前記データ記憶手段に記憶された前記利用データを分析するデータ分析手段と、
前記データ分析手段の分析結果を表示するデータ表示手段と、
を備え、
前記データ更新手段は、前記データ受信手段が受信した未受信の利用データを前記データ記憶手段の利用データに追加するか、または、前記データ記憶手段に記憶された利用データの少なくとも一部を削除し、
前記データ更新手段が前記利用データを更新した場合には、前記データ分析手段は前記データ更新手段が更新した利用データを再分析し、前記データ表示手段は前記データ分析手段が前記更新した利用データを再分析した分析結果を表示する
ことを特徴とする健康状態表示システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記データ分析手段の分析結果に基づいて、トイレ使用者の健康状態を改善するためのリコメンド情報を生成するリコメンド生成手段、
を更に備え、
前記リコメンド生成手段は、前記データ更新手段が更新した利用データを含む所定期間の利用データに基づいて、前記リコメンド情報を生成する処理を再実行し、
前記データ表示手段は、再実行により生成されたリコメンド情報を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項3】
前記データ分析手段は、前記データ更新手段が更新した利用データを含む所定期間の利用データに基づいて、前記利用データを分析する処理を再実行し、
前記データ表示手段は、再実行された前記利用データの分析結果を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項4】
前記データ表示手段は、前記データ受信手段が受信する未受信の利用データを時系列で表示し、
前記データ更新手段は、ユーザが選択した未受信の利用データだけを前記データ記憶手段に記憶された利用データに追加する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項5】
前記データ更新手段は、所定のユーザ操作に基づいて前記データ受信手段が受信した未受信の利用データを前記データ記憶手段の利用データに追加するか、または、所定のユーザ操作に基づいて前記データ記憶手段に記憶された利用データの少なくとも一部を削除する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項6】
前記リコメンド生成手段は、便及び尿の少なくとも一方を含む排泄物の色、成分、形状又は量に基づく前記データ分析手段の分析結果に基づいて、前記リコメンド情報を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の健康状態表示システム。
【請求項7】
前記リコメンド生成手段は、排泄されるガスの成分、又は排泄物に起因するガスの成分に基づく前記データ分析手段の分析結果に基づいて、腸内環境の改善に関する前記リコメンド情報を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の健康状態表示システム。
【請求項8】
前記データ表示手段は、前記データ分析手段の分析結果として、前記排泄データに含まれる排泄物の色、形状、量に関する複数の排泄情報を日付情報とともに1つの排泄グラフに複合表示し、
前記データ分析手段は、前記排泄データに基づいて排便性状パターンを分析する排便分析部を有し、
前記データ表示手段は、前記排便性状パターンに基づいて前記1つの排泄グラフを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項9】
前記データ受信手段、前記データ記憶手段、前記データ更新手段及び前記データ表示手段は、ユーザが保有する携帯端末に設けられ、
前記データ更新手段は、前記携帯端末が前記トイレ装置から所定の距離内に位置するときに、未受信の利用データを前記データ記憶手段の利用データに追加する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項10】
前記リコメンド生成手段は、前記データ記憶手段に記憶されたデータに所定期間の利用データが存在しない場合には、前記リコメンド情報を生成しない一方、前記データ更新手段が前記所定期間の利用データを前記データ記憶手段に追加後に前記リコメンド情報を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の健康状態表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、健康状態表示システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トイレの使用者(「利用者」ともいう)等の人の健康に関する様々な情報を表示する技術が提供されている。例えば、便座に着座したトイレにおいて利用者が排泄した大便(単に「便」ともいう)の性状が表示され、時系列で、排便の状態を可視化するシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-51449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。上述の従来技術では、利用者の便をタイプ(形状)ごとにカウントして表示しているに過ぎない。そのため、上述の従来技術は、例えば最新のデータの受信や不要なデータの削除等に応じた表示については改善の余地があり、データの更新に応じた情報の表示が望まれている。このように、上述の従来技術には、利用者の健康に関する情報の適切な表示という観点においては改善の余地がある。
【0005】
開示の実施形態は、利用者の健康に関する情報を適切に表示する健康状態表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る健康状態表示システムは、トイレ装置から排泄データまたは生体データを含む前記トイレ装置の利用データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信した前記利用データを記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用データを更新するデータ更新手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用データを分析するデータ分析手段と、前記データ分析手段の分析結果を表示するデータ表示手段と、を備え、前記データ更新手段は、前記データ受信手段が受信した未受信の利用データを前記データ記憶手段の利用データに追加するか、または、前記データ記憶手段に記憶された利用データの少なくとも一部を削除し、前記データ更新手段が前記利用データを更新した場合には、前記データ分析手段は前記データ更新手段が更新した利用データを再分析し、前記データ表示手段は前記データ分析手段が前記更新した利用データを再分析した分析結果を表示することを特徴とする。
【0007】
実施形態の一態様に係る健康状態表示システムによれば、利用データの追加、または、利用データの削除に応じて利用データを更新した場合、更新した利用データを再分析し、更新した利用データを再分析した分析結果を表示する。これにより、健康状態表示システムは、新たなデータの追加またはデータの削除が行われた際に、更新後のデータに基づいて自動で情報表示を更新することで、常に最新の情報を利用者に提供でき、かつ利用者の更新の手間を省くことができる。したがって、健康状態表示システムは、利用者の健康に関する情報を適切に表示することができる。
【0008】
なお、本願でいう排泄データ(「排泄情報」ともいう)には、利用者が排泄するもの(「排泄物」ともいう)に関する様々な情報(データ)が含まれる。例えば、排泄データには、利用者が排泄した大便(「便」または「排便」ともいう)に関する情報(データ)、利用者が排泄した尿(「排尿」ともいう)に関する情報(データ)、利用者の排泄ガスに関する情報(データ)等、利用者から排泄されるものに関する様々な情報(データ)が含まれる。ここでいう排泄ガスは、利用者自身から放出されるガス(気体)であるオナラ(屁)に限らず、利用者が排泄した物体(便や尿等)から放出されるガス(気体)を含む概念である。すなわち、ここでいう排泄物には、排便、排尿、排泄ガス等、利用者の排泄に応じて生じる様々なものが含まれる。
【0009】
また、本願でいう生体データ(「生体情報」ともいう)には、利用者(生体)から取得される様々な情報(データ)が含まれる。生体データには、以下で例示として示す利用者の血流に関する情報(データ)に限らず、心拍(脈拍)に関する情報(データ)、呼吸に関する情報(データ)、体温に関する情報(データ)、脳波に関する情報(データ)、筋肉(筋電)に関する情報(データ)等、利用者の身体に関する様々な情報(データ)が含まれる。また、本願でいうトイレ装置の利用データ(「利用情報」ともいう)には、排泄データと生体データとが含まれる。
【0010】
実施形態の一態様に係る健康状態表示システムにおいて、前記データ分析手段の分析結果に基づいて、トイレ使用者の健康状態を改善するためのリコメンド情報を生成するリコメンド生成手段、を更に備え、前記リコメンド生成手段は、前記データ更新手段が更新した利用データを含む所定期間の利用データに基づいて、前記リコメンド情報を生成する処理を再実行し、前記データ表示手段は、再実行により生成されたリコメンド情報を表示することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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