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公開番号2025110252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024004082
出願日2024-01-15
発明の名称健康状態表示システム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G16H 20/00 20180101AFI20250718BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】利用者の健康に関する情報を適切に表示すること。
【解決手段】実施形態に係る健康状態表示システムは、トイレ装置の利用データを記憶するデータ記憶手段と、前記利用データを分析するデータ分析手段と、前記データ分析手段の分析結果を表示するデータ表示手段と、前記データ表示手段を制御する表示制御手段と、備え、前記データ表示手段は、前記利用データの有無、利用回数又は種別を日付情報とともに示す第1表示画面と、前記利用データの傾向を日付情報とともに示す第2表示画面とを相互に切り替え可能であり、前記表示制御手段は、前回使用時において最後に表示した画面が前記第1表示画面であった場合に次回使用時に表示する画面を前記第1表示画面とする一方、前回使用時において最後に表示した画面が前記第2表示画面であった場合に次回使用時に表示する画面を前記第2表示画面とするように、前記データ表示手段を制御する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
トイレ装置から受信する排泄データまたは生体データを含む前記トイレ装置の利用データを記憶するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段に記憶された前記利用データを分析するデータ分析手段と、
前記データ分析手段の分析結果を表示するデータ表示手段と、
所定のユーザ操作に基づいて前記データ表示手段を制御する表示制御手段と、備え、
前記データ表示手段は、前記所定のユーザ操作に基づいて、前記利用データの有無、利用回数又は種別を日付情報とともに示す第1表示画面と、前記利用データの傾向を日付情報とともに示す第2表示画面とを相互に切り替え可能であり、
前記表示制御手段は、前回使用時において最後に表示した画面が前記第1表示画面であった場合に次回使用時に表示する画面を前記第1表示画面とする一方、前回使用時において最後に表示した画面が前記第2表示画面であった場合に次回使用時に表示する画面を前記第2表示画面とするように、前記データ表示手段を制御する
ことを特徴とする健康状態表示システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1表示画面は前記トイレ装置の利用履歴を示すカレンダーが表示され、前記第2表示画面には前記トイレ装置の利用履歴を示すグラフが表示され、
前記第1表示画面及び前記第2表示画面には、前記カレンダー又は前記グラフである第1情報と、前記第1情報よりもプライバシ性の高い情報である第2情報が含まれ、
前記表示制御手段は、前記次回使用時に表示する画面を前記第1表示画面とするときに、前記データ表示手段が表示する所定の表示領域に前記第1情報を表示し、前記所定のユーザ操作に基づいて前記データ表示手段が表示する前記所定の表示領域に前記第2情報を表示するように前記データ表示手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項3】
前記第1情報は、前記所定の表示領域に表示される表示画面の上方側に配置される一方、前記第2情報は、前記表示画面の下方側に配置され、
前記表示制御手段は、ユーザによる画面スクロール操作に基づいて、前記所定の表示領域に表示される範囲を前記第1情報の箇所から前記第2情報の箇所に変更するように前記データ表示手段を制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の健康状態表示システム。
【請求項4】
前記データ表示手段は、便及び尿の少なくとも一方を含む排泄物の色、成分、形状又は量に関して所定期間の状態又は傾向を示すトピック情報、又は、健康状態を改善するためのリコメンド情報を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項5】
前記データ表示手段は、排泄されるガスの成分、又は排泄物に起因するガスの成分基づく腸内環境に関する所定期間の状態又は傾向を示すトピック情報、又は、健康状態を改善するためのリコメンド情報を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項6】
前記データ表示手段は、便及び尿の少なくとも一方を含む排泄物の色、成分、形状又は量に関する情報を日付情報とともに前記グラフとして表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の健康状態表示システム。
【請求項7】
前記データ表示手段は、排泄されるガスの成分、又は排泄物に起因するガスの成分に基づく腸内環境の状態に関する情報を日付情報とともに前記グラフとして表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の健康状態表示システム。
【請求項8】
前記データ表示手段は、前記トイレ装置に設けられた生体センサにより得られる生体データに基づく血流に関する所定期間の状態又は傾向を示す情報を日付情報とともに前記グラフとして表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の健康状態表示システム。
【請求項9】
前記データ表示手段は、前記データ分析手段の分析結果として、前記利用データに含まれる排泄データに含まれる排泄物の色、形状、量に関する複数の排泄情報を日付情報とともに1つの排泄グラフに複合表示し、
前記データ分析手段は、前記排泄データに基づいて排便性状パターンを分析する排便分析部を有し、
前記データ表示手段は、前記排便性状パターンに基づいて前記1つの排泄グラフを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康状態表示システム。
【請求項10】
前記データ記憶手段に記憶された利用データを更新するデータ更新手段、
を更に備え、
前記データ更新手段は、取得した利用データを前記データ記憶手段の利用データに追加するか、または、データ削除要求に基づいて前記データ記憶手段に記憶された利用データの少なくとも一部を削除し、
前記データ分析手段は、前記データ更新手段が更新した利用データを含む所定期間の排泄データに基づいて、前記第1情報又は前記第2情報を含む分析結果を変更し、
前記データ表示手段は、変更後の分析結果を表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の健康状態表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、健康状態表示システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トイレの使用者(「利用者」ともいう)等の人の健康に関する様々な情報を表示する技術が提供されている。例えば、便座に着座したトイレにおいて利用者が排泄した大便(単に「便」ともいう)の性状が表示され、時系列で、排便の状態を可視化するシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-51449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。上述の従来技術では、利用者の便をタイプ(形状)ごとにカウントして表示しているに過ぎない。そのため、上述の従来技術は、例えば利用者に応じた表示態様については改善の余地があり、利用者の情報表示の傾向に応じた情報の表示が望まれている。このように、上述の従来技術には、利用者の健康に関する情報の適切な表示という観点においては改善の余地がある。
【0005】
開示の実施形態は、利用者の健康に関する情報を適切に表示する健康状態表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る健康状態表示システムは、トイレ装置から受信する排泄データまたは生体データを含む前記トイレ装置の利用データを記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶された前記利用データを分析するデータ分析手段と、前記データ分析手段の分析結果を表示するデータ表示手段と、所定のユーザ操作に基づいて前記データ表示手段を制御する表示制御手段と、備え、前記データ表示手段は、前記所定のユーザ操作に基づいて、前記利用データの有無、利用回数又は種別を日付情報とともに示す第1表示画面と、前記利用データの傾向を日付情報とともに示す第2表示画面とを相互に切り替え可能であり、前記表示制御手段は、前回使用時において最後に表示した画面が前記第1表示画面であった場合に次回使用時に表示する画面を前記第1表示画面とする一方、前回使用時において最後に表示した画面が前記第2表示画面であった場合に次回使用時に表示する画面を前記第2表示画面とするように、前記データ表示手段を制御することを特徴とする。
【0007】
実施形態の一態様に係る健康状態表示システムによれば、次回使用時に表示する画面を、前回使用時において最後に表示した画面が第1表示画面であった場合は第1表示画面とし、前回使用時において最後に表示した画面が第2表示画面であった場合は第2表示画面とする。これにより、健康状態表示システムは、例えば便チェックアプリ等のアプリケーション(健康管理アプリ)の利用者によって利用価値の高いデータは異なるため、前回終了時に表示していた画面を次回自動時に表示することで、操作の手間を省くことができ、利便性を向上させることができる。したがって、健康状態表示システムは、利用者の健康に関する情報を適切に表示することができる。
【0008】
なお、本願でいう排泄データ(「排泄情報」ともいう)には、利用者が排泄するもの(「排泄物」ともいう)に関する様々な情報(データ)が含まれる。例えば、排泄データには、利用者が排泄した大便(「便」または「排便」ともいう)に関する情報(データ)、利用者が排泄した尿(「排尿」ともいう)に関する情報(データ)、利用者の排泄ガスに関する情報(データ)等、利用者から排泄されるものに関する様々な情報(データ)が含まれる。ここでいう排泄ガスは、利用者自身から放出されるガス(気体)であるオナラ(屁)に限らず、利用者が排泄した物体(便や尿等)から放出されるガス(気体)を含む概念である。すなわち、ここでいう排泄物には、排便、排尿、排泄ガス等、利用者の排泄に応じて生じる様々なものが含まれる。
【0009】
また、本願でいう生体データ(「生体情報」ともいう)には、利用者(生体)から取得される様々な情報(データ)が含まれる。生体データには、以下で例示として示す利用者の血流に関する情報(データ)に限らず、心拍(脈拍)に関する情報(データ)、呼吸に関する情報(データ)、体温に関する情報(データ)、脳波に関する情報(データ)、筋肉(筋電)に関する情報(データ)等、利用者の身体に関する様々な情報(データ)が含まれる。また、本願でいうトイレ装置の利用データ(「利用情報」ともいう)には、排泄データと生体データとが含まれる。
【0010】
実施形態の一態様に係る健康状態表示システムにおいて、前記第1表示画面は前記トイレ装置の利用履歴を示すカレンダーが表示され、前記第2表示画面には前記トイレ装置の利用履歴を示すグラフが表示され、前記第1表示画面及び前記第2表示画面には、前記カレンダー又は前記グラフである第1情報と、前記第1情報よりもプライバシ性の高い情報である第2情報が含まれ、前記表示制御手段は、前記次回使用時に表示する画面を前記第1表示画面とするときに、前記データ表示手段が表示する所定の表示領域に前記第1情報を表示し、前記所定のユーザ操作に基づいて前記データ表示手段が表示する前記所定の表示領域に前記第2情報を表示するように前記データ表示手段を制御することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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