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公開番号2025110797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004846
出願日2024-01-16
発明の名称積層ラベル
出願人大阪シーリング印刷株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G09F 3/00 20060101AFI20250722BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】簡単な構成であって、製造が容易な積層ラベルを提供する。
【解決手段】第1基材10、プライマー層20、インク層30、接着剤層40、第2基材50、および粘着剤層60をこの順に有し、前記粘着剤層をSUS304板(表面仕上げBA)に接着させて180°剥離を行った際の前記粘着剤層と前記SUS304板との間の剥離強度が4N/10mm以上であり、前記インク層と前記接着剤層との間の剥離強度および前記インク層と前記プライマー層との間の剥離強度のうち小さい方が1.5N/10mm以下である積層ラベルである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1基材、プライマー層、インク層、接着剤層、第2基材、および粘着剤層をこの順に有し、
前記粘着剤層をSUS304板(表面仕上げBA)に接着させて180°剥離を行った際の前記粘着剤層と前記SUS304板との間の剥離強度が4N/10mm以上であり、前記インク層と前記接着剤層との間の剥離強度および前記インク層と前記プライマー層との間の剥離強度のうち小さい方が1.5N/10mm以下である、積層ラベル。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記第1基材又は前記プライマー層は、前記第1基材の前記プライマー層に相対する面とは反対側の面から目視した際に、前記インク層により表示されている情報を読み取ることができない表示隠蔽機能を備えている、請求項1に記載の積層ラベル。
【請求項3】
前記第1基材および前記プライマー層は、光透過性を備えており、前記第1基材の前記プライマー層に相対する面とは反対側の面から目視した際に、前記インク層により表示されている情報を読み取ることが可能である、請求項1に記載の積層ラベル。
【請求項4】
前記粘着剤層の前記第2基材に相対する面とは反対側の面に剥離基材をさらに有する、請求項1に記載の積層ラベル。
【請求項5】
前記第1基材の前記プライマー層に相対する面とは反対側の面に剥離剤層をさらに有する、請求項1に記載の積層ラベル。
【請求項6】
前記インク層は静電インク組成物を主成分とする、請求項1に記載の積層ラベル。
【請求項7】
前記接着剤層を構成する接着剤は無溶剤型である、請求項1に記載のラベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層ラベルに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ラベルを貼り合わせた状態ではラベル内部に印刷された情報が隠蔽されていて、ラベルの一部を剥がすことでその情報を見ることができるようにする多層ラベルが開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、上層ラベル/粘着層/下層ラベルが順次積層された積層体からなり、上層ラベルの表面に第一印刷層、下層ラベルの表面に第二印刷層がそれぞれ形成され、該第二印刷層が、上層ラベルおよび第一印刷層によって隠蔽された多層ラベルにおいて、前記上層ラベルに、ミシン目線により囲まれた切離部が形成され、該切離部と相対する下層ラベルの表面に前記第二印刷層が形成され、前記粘着層と前記第二印刷層との間に、前記切離部より一回り大きく透明離型層が形成され、前記ミシン目線が、前記上層ラベルから前記透明離型層の表面まで達する深さまで形成されてなることを特徴とする多層ラベルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-77921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された多層ラベルは構成要素が多く、製造に手間がかかるという問題があった。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、製造容易な積層ラベルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の積層ラベルは、第1基材、プライマー層、インク層、接着剤層、第2基材、および粘着剤層をこの順に有し、前記粘着剤層をSUS304板(表面仕上げBA)に接着させて180°剥離を行った際の前記粘着剤層と前記SUS304板との間の剥離強度が4N/10mm以上であり、前記インク層と前記接着剤層との間の剥離強度および前記インク層と前記プライマー層との間の剥離強度のうち小さい方が1.5N/10mm以下である。本発明の積層ラベルは、簡単な構成であって製造が容易であり、粘着剤層を被着体に粘接着させた後に積層ラベルを剥がそうとすると、インク層と接着剤層との間またはインク層とプライマー層との間で剥離される。
【0008】
前記第1基材又は前記プライマー層は、前記第1基材の前記プライマー層に相対する面とは反対側の面から目視した際に、前記インク層により表示されている情報を読み取ることができない表示隠蔽機能を備えていてもよい。このような構成により、積層ラベルが被着体に貼り合わせられている状態と、被着体から剥がされた後の状態では表示されている情報に違いを生じさせることができる。
【0009】
前記第1基材および前記プライマー層は、光透過性を備えており、前記第1基材の前記プライマー層に相対する面とは反対側の面から目視した際に、前記インク層により表示されている情報を読み取ることが可能であってもよい。このような構成により、積層ラベルが被着体から剥がされた後に、剥がされた部分の情報を別の場所で使用することができる。
【0010】
前記粘着剤層の前記第2基材に相対する面とは反対側の面に剥離基材をさらに有していてもよい。このような構成により、枚葉のラベルとして保管・使用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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