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公開番号2025111259
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005579
出願日2024-01-17
発明の名称商品注文システム、商品注文方法及び商品注文プログラム
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250723BHJP(計算;計数)
要約【課題】顧客からの商品の注文を受け付けたときに該顧客を円滑に誘導することを課題とする。
【解決手段】商品注文システム10は、注文管理サーバ20と注文端末30を有する。注文管理サーバ20は、店舗状況をあらかじめ把握し、注文端末30から取得する注文データを取得する。そして、注文管理サーバ20は、注文データから注文された商品の提供予測時間を算出し、店舗情報及び提供予測時間に基づいて、待機場所を決定する。その後、
注文管理サーバ20は、待機場所を含む受注データを注文端末に送信する。注文端末30は、受注データを受信したならば、待機場所を含む受注データを表示するとともに、受注データを印刷する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
顧客が注文した商品についての受注及び決済を行う商品注文システムであって、
顧客が商品を注文した注文商品に関する注文情報を収集する注文情報収集手段と、
店舗の状況に関する店舗状況情報を収集する店舗状況情報収集手段と、
前記注文情報収集手段により収集された前記注文情報と、前記店舗状況情報収集手段により収集された前記店舗状況情報との少なくとも一方に基づいて、前記顧客に対し前記注文商品を提供するまでの提供時間を予測する提供時間予測手段と、
前記提供時間予測手段により予測された前記提供時間に基づいて、前記顧客が前記商品を受け取るまで待機する待機場所を決定する待機場所決定手段と、
前記待機場所決定手段により決定された待機場所を表示する待機場所報知手段と
を備えることを特徴とする商品注文システム。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
前記注文情報は、
注文品目、注文数量、注文金額、商品提供形態、商品受取希望時刻及び端末種別の少なくとも一つであることを特徴とする請求項１に記載の商品注文システム。
【請求項３】
前記店舗状況情報は、
注文商品の調理開始可能時刻、前記店舗の混雑度を示す混雑状況、待機場所における待機人数及び店舗スタッフの出勤情報の少なくとも一つであることを特徴とする請求項１に記載の商品注文システム。
【請求項４】
前記待機場所は、
前記顧客が前記注文商品を受け取る受取カウンタ、前記顧客が前記注文商品を飲食する客席、前記顧客が前記店舗の内部で待機する店舗内待機スペース及び前記顧客が前記店舗の外部で待機する店舗外待機スペースのいずれかであることを特徴とする請求項１に記載の商品注文システム。
【請求項５】
店舗スタッフの作業スキルに関する店舗スタッフスキル情報を記憶する店舗スタッフ情報記憶手段をさらに備え、
前記提供時間予測手段は、前記注文情報、前記店舗状況情報及び前記店舗スタッフスキル情報の少なくとも一つに基づいて、前記顧客に対して前記注文商品を提供するまでの提供時間を予測することを特徴とする請求項１に記載の商品注文システム。
【請求項６】
所定期間の商品提供までの所要時間に関する情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
前記提供時間予測手段は、
前記注文情報、前記店舗状況情報及び前記所要時間に関する情報の少なくとも一つに基づいて前記顧客に対して前記注文商品を提供するまでの提供時間を予測することを特徴とする請求項１に記載の商品注文システム。
【請求項７】
待機場所を出力する待機場所出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項１～６のいずれか一つに記載の商品注文システム。
【請求項８】
顧客が注文した商品についての受注及び決済を行う注文管理装置における商品注文方法であって、
顧客により注文された注文商品に関する注文情報を収集する注文情報収集工程と、
店舗の状況に関する店舗状況情報を収集する店舗状況情報収集工程と、
前記注文情報収集工程により収集された前記注文情報と、前記店舗状況情報収集工程により収集された前記店舗状況情報との少なくとも一方に基づいて、前記顧客に対し前記注文商品を提供するまでの提供時間を予測する提供時間予測工程と、
前記提供時間予測工程により予測された前記提供時間に基づいて、前記顧客が前記商品を受け取るまで待機する待機場所を決定する待機場所決定工程と、
前記待機場所決定工程により決定された待機場所を表示する待機場所報知工程と
を含むことを特徴とする商品注文方法。
【請求項９】
顧客が注文した商品についての受注及び決済を行う注文管理装置で実行される商品注文プログラムであって、
顧客により注文された注文商品に関する注文情報を収集する注文情報収集手順と、
店舗の状況に関する店舗状況情報を収集する店舗状況情報収集手順と、
前記注文情報収集手順により収集された前記注文情報と、前記店舗状況情報収集手順により収集された前記店舗状況情報との少なくとも一方に基づいて、前記顧客に対し前記注文商品を提供するまでの提供時間を予測する提供時間予測手順と、
前記提供時間予測手順により予測された前記提供時間に基づいて、前記顧客が前記商品を受け取るまで待機する待機場所を決定する待機場所決定手順と、
前記待機場所決定手順により決定された待機場所を表示する待機場所報知手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする商品注文プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、顧客からの商品の注文を受け付けたときに該顧客を円滑に誘導することができる商品注文システム、商品注文方法及び商品注文プログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、店舗に来店した顧客の受付案内を行う技術が知られている。例えば特許文献１には、顧客の受付案内又は目標座席へ顧客を案内するための案内用の音声データを音声合成し、合成された案内用の音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置に配信するとともに、顧客毎の案内経路に応じて店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置を点灯させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００３－１２６７６５公開公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記特許文献１のものは、店舗の所定の場所に多数の顧客が案内され、その結果として所定の場所が顧客で溢れかえるという問題がある。すなわち、顧客を誘導すべき場所は、商品及び店舗の混雑状況を踏まえて適宜選択する必要がある。
【０００５】
例えば、顧客が受取カウンタで商品を受け取る形態のレストランには、受取カウンタ、待機スペース、客席などが設けられるが、顧客を適切な場所に誘導しなければ、特定の場所の混雑を招くことになる。特に、店舗内での飲食物の飲食のみならず、飲食物のテイクアウト又はモバイルオーダーを考慮すると、どの顧客をどの場所に案内すべきかが錯綜する。
【０００６】
本発明は、上記従来技術による問題点（課題）を解決するためになされたものであって、顧客からの商品の注文を受け付けたときに該顧客を円滑に誘導することができる商品注文システム、商品注文方法及び商品注文プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、顧客が注文した商品についての受注及び決済を行う商品注文システムであって、顧客が商品を注文した注文商品に関する注文情報を収集する注文情報収集手段と、店舗の状況に関する店舗状況情報を収集する店舗状況情報収集手段と、前記注文情報収集手段により収集された前記注文情報と、前記店舗状況情報収集手段により収集された前記店舗状況情報との少なくとも一方に基づいて、前記顧客に対し前記注文商品を提供するまでの提供時間を予測する提供時間予測手段と、前記提供時間予測手段により予測された前記提供時間に基づいて、前記顧客が前記商品を受け取るまで待機する待機場所を決定する待機場所決定手段と、前記待機場所決定手段により決定された待機場所を表示する待機場所報知手段とを備えることを特徴とする。
【０００８】
また、本発明は、上記発明において、前記注文情報は、注文品目、注文数量、注文金額、商品提供形態、商品受取希望時刻及び端末種別の少なくとも一つであることを特徴とする。
【０００９】
また、本発明は、上記発明において、注文商品の調理開始可能時刻、前記店舗の混雑度を示す混雑状況、待機場所における待機人数及び店舗スタッフの出勤情報の少なくとも一つであることを特徴とする。
【００１０】
また、本発明は、上記発明において、前記待機場所は、前記顧客が前記注文商品を受け取る受取カウンタ、前記顧客が前記注文商品を飲食する客席、前記顧客が前記店舗の内部で待機する店舗内待機スペース及び前記顧客が前記店舗の外部で待機する店舗外待機スペースのいずれかであることを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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