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公開番号
2025111763
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025076102,2024087648
出願日
2025-05-01,2018-03-23
発明の名称
カテーテル組立体
出願人
テルモ株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
A61M
25/06 20060101AFI20250723BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】内針の撓みを抑制する撓み抑制機構を有する輸液や輸血等を行う場合に使用されるカテーテル組立体を提供する。
【解決手段】内針12と、内針が離脱可能に挿通されるルーメンを有するカテーテル30と、カテーテルを介して内針を支持することにより内針の撓みを抑制する撓み抑制機構90と、を備えるカテーテル組立体10であって、カテーテルには、1以上のカテーテル側部開口と、カテーテルの内径と外径が増すように設けられた段差部と、が形成され、撓み抑制機構は、カテーテルが内針に対して前進する際にカテーテルと接触可能な接触支え部を有し、接触支え部は、1以上のカテーテル側部開口のうち最も先端側にあるカテーテル側部開口の先端部よりも基端側、又は段差部よりも基端側を支持可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内針と、
前記内針が離脱可能に挿通されるルーメンを有するカテーテルと、
前記カテーテルを介して前記内針を支持することにより前記内針の撓みを抑制する撓み抑制機構と、を備えるカテーテル組立体であって、
前記カテーテルには、
1以上のカテーテル側部開口と、
前記カテーテルの内径と外径が増すように設けられた段差部と、
が形成され、
前記撓み抑制機構は、前記カテーテルが前記内針に対して前進する際に前記カテーテルと接触可能な接触支え部を有し、
前記接触支え部は、前記1以上のカテーテル側部開口のうち最も先端側にある前記カテーテル側部開口の先端部よりも基端側、又は前記段差部よりも基端側を支持可能である、カテーテル組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、輸液や輸血等を行う場合に使用されるカテーテル組立体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
輸液や輸血の導入部を患者に構築する際には、例えば、特許文献1に開示されているように、カテーテル(外針)内に内針を挿通した多重構造針を有するカテーテル組立体が使用される。このカテーテル組立体の使用において、ユーザは、多重構造針を患者に穿刺し、カテーテルを内針に対し相対的に進出させて血管内に挿入し、さらにカテーテルから内針を離脱させることで、カテーテルを留置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-43445号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の一態様は、内針と、前記内針が離脱可能に挿通されるルーメンを有するカテーテルと、前記カテーテルを介して前記内針を支持することにより前記内針の撓みを抑制する撓み抑制機構と、を備えるカテーテル組立体であって、前記カテーテルには、1以上のカテーテル側部開口と、前記カテーテルの内径と外径が増すように設けられた段差部と、が形成され、前記撓み抑制機構は、前記カテーテルが前記内針に対して前進する際に前記カテーテルと接触可能な接触支え部を有し、前記接触支え部は、前記1以上のカテーテル側部開口のうち最も先端側にある前記カテーテル側部開口の先端部よりも基端側、又は前記段差部よりも基端側を支持可能である、カテーテル組立体である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本発明の第1実施形態に係るカテーテル組立体の全体構成を示す斜視図である。
図1のカテーテル、カテーテルハブ及び内針を示す側面断面図である。
第2実施形態に係るカテーテル組立体のカテーテル、カテーテルハブ及び内針を示す側面断面図である。
第3実施形態に係るカテーテル組立体のカテーテル、カテーテルハブ及び内針を示す側面断面図である。
第4実施形態に係るカテーテル組立体のカテーテル、カテーテルハブ及び内針を示す平面断面図である。
図6A~図6Fは、第1~第6構成例に係るカテーテル及び内針の断面図である。
図7Aは、第7構成例に係るカテーテル及び内針の断面図であり、図7Bは、第8構成例に係るカテーテル及び内針の断面図である。
第5実施形態に係るカテーテル組立体の全体構成を示す斜視図である。
図8のカテーテル、内針及び撓み抑制機構を示す側面断面図である。
図8のカテーテル組立体の動作を示す斜視図である。
第6実施形態に係るカテーテル組立体の全体構成を示す斜視図である。
図12Aは、図11の多重管構造の断面図である。図12Bは、カテーテルによる液体の流動時の動作を示す断面図である。
第7実施形態に係るカテーテル組立体の全体構成を示す斜視図である。
第8実施形態に係るカテーテル組立体の全体構成を示す斜視図である。
図14の撓み抑制機構を示す部分断面図である。
第9実施形態に係るカテーテル組立体の全体構成を示す概略側面図である。
第10実施形態に係るカテーテル組立体の全体構成を示す斜視図である。
図17の撓み抑制機構を拡大して示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明に係るカテーテル組立体について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0007】
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係るカテーテル組立体10は、患者(生体)に輸液や輸血等を行う場合に用いられ、カテーテル30を患者の体内に穿刺、挿入及び留置して、液体(薬液や血液)の入出部を構築する医療機器である。このカテーテル組立体10は、末梢静脈カテーテルよりも長さが長いカテーテル(例えば、中心静脈カテーテル、PICC、ミッドラインカテーテル等)を挿入するように構成される。なお、カテーテル組立体10は、中心静脈カテーテルよりも短い末梢静脈カテーテルを挿入するものでもよい。また、カテーテル組立体10は、静脈用カテーテルに限らず、末梢動脈カテーテル等の動脈用カテーテルを挿入するものでもよい。
【0008】
図1に示すように、カテーテル組立体10は、内針12と、内針12を固定保持するハウジング20(内針ハブ)と、内針12の外側に配置されるカテーテル30と、カテーテル30を固定保持するカテーテルハブ50とを備える。さらに、カテーテル組立体10は、カテーテル30及びカテーテルハブ50の進退移動を操作するカテーテル操作部材60と、カテーテル30の進出を案内するガイドワイヤ70及びガイドワイヤ操作部材80とを備える。
【0009】
また、本実施形態に係るカテーテル30は、複数(本実施形態では2つ)のルーメン31を内部に有するマルチルーメンタイプに構成されている(図2も参照)。そして、カテーテル組立体10は、使用前の組立状態(穿刺前状態)で、複数のルーメン31のうちの1つのメインルーメン34に内針12を挿通及び配置し、また内針12の内部にガイドワイヤ70を収容して、多重構造針11を形成している。
【0010】
この多重構造針11は、穿刺前状態において、内針12の針先13がカテーテル30の先端よりも突出する一方で、ガイドワイヤ70を内針12内に配置している。そして、ハウジング20は、多重構造針11の基端側を内部に収容すると共に、カテーテルハブ50、カテーテル操作部材60及びガイドワイヤ操作部材80を併せて収容している。
(【0011】以降は省略されています)
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