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公開番号
2025111830
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025080474,2022573928
出願日
2025-05-13,2021-10-29
発明の名称
オスコネクタ及び医療器具
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
39/26 20060101AFI20250723BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】メスコネクタとの接続安定性を向上させると共に、メスコネクタとの接続解除時に薬液等の流体が外部に漏れ出すことを抑制可能なオスコネクタ、及び、このオスコネクタを備える医療器具、を提供する。
【解決手段】本開示に係るオスコネクタは、弾性弁体を備えるメスコネクタと接続可能なオスコネクタであって、ハウジングと、開口が形成されている流路管部材と、弁体と、を備え、前記ハウジングは、ハウジング本体と、前記流路管部材の前記開口が前記弁体により閉鎖される第1形態と、前記流路管部材の前記開口が前記弁体から開放される第2形態と、の間で形態を変化するように、前記弁体を変形又は移動させる移動体と、を備え、前記移動体は、前記第1形態において、前記メスコネクタを係止可能な第1係止部を備え、前記ハウジング本体は、前記第2形態において、前記メスコネクタを係止可能な第2係止部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
弾性弁体を備えるメスコネクタと接続可能なオスコネクタであって、
中空部を区画するハウジングと、
前記中空部内に延在し、延在方向の一端側に開口が形成されている流路管部材と、
前記中空部内に位置し、前記流路管部材の前記開口を閉鎖可能な弁体と、を備え、
前記ハウジングは、
ハウジング本体と、
前記ハウジング本体に対して前記延在方向に移動することにより、前記流路管部材の前記開口が前記弁体により閉鎖される第1形態と、前記流路管部材の前記開口が前記弁体から開放される第2形態と、の間で形態を変化するように、前記弁体を変形又は移動させる移動体と、を備え、
前記移動体は、前記第1形態において、前記弁体と前記メスコネクタの前記弾性弁体とが当接する状態で、前記メスコネクタを係止可能な第1係止部を備え、
前記ハウジング本体は、前記第2形態において、前記第1係止部が前記メスコネクタを係止している状態で、前記メスコネクタを係止可能な第2係止部を備える、オスコネクタ。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記移動体の前記第1係止部は、前記流路管部材の周方向において、1つのみ、又は、間隔を隔てて複数、設けられている、請求項1に記載のオスコネクタ。
【請求項3】
前記移動体の前記第1係止部は、前記移動体が前記ハウジング本体に対して前記延在方向に移動することにより、前記流路管部材の径方向に移動可能である、請求項1又は2に記載のオスコネクタ。
【請求項4】
前記ハウジング本体の前記第2係止部は、前記流路管部材の周方向において、1つのみ、又は、間隔を隔てて複数、設けられている、請求項1から3のいずれか1つに記載のオスコネクタ。
【請求項5】
前記ハウジング本体の前記第2係止部が前記メスコネクタを係止する状態が解除されると、変形した前記弁体の復元力、又は、前記弁体若しくは前記移動体を前記延在方向の前記一端側に付勢する付勢部材の付勢力により、前記移動体が前記ハウジング本体に対して前記延在方向に移動し、前記第2形態から前記第1形態に形態が変化する、請求項1から4のいずれか1つに記載のオスコネクタ。
【請求項6】
前記第2形態から前記第1形態に形態が変化した後、前記復元力又は前記付勢力により、前記移動体が前記ハウジング本体に対して引き続き前記延在方向に移動することにより、前記第1係止部が前記メスコネクタを係止する状態が解除される、請求項5に記載のオスコネクタ。
【請求項7】
前記移動体は、前記延在方向において相対的に移動可能な第1移動体及び第2移動体を備え、
前記第2移動体は、前記第1移動体が前記ハウジング本体に対して前記延在方向に移動しないように係止されている状態で、前記第1移動体及び前記ハウジング本体に対して前記延在方向に移動可能である、請求項1から6のいずれか1つに記載のオスコネクタ。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1つに記載のオスコネクタを備える医療器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、オスコネクタ及び医療器具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
患者に輸液を行う際には、薬液等の流体を輸送するための経路(輸液ライン)を形成する必要がある。輸液ラインは、一般に、輸液チューブなどを接続することによって形成される。また、患者に投与する薬液等の流体を薬液バッグに注入する際には、薬液バッグとシリンジ等とを接続する必要がある。このように異なる部材を着脱可能に相互接続するためにオスコネクタやメスコネクタが使用されている。
【0003】
薬液の中には、例えば抗癌剤のような劇薬に指定された薬剤を含む薬液があり、医療従事者は、オスコネクタやメスコネクタの着脱作業時等において、このような危険な薬液などの流体が指などに付着することがないように、十分に注意を払う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/056465号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、メスコネクタとの接続解除時に、薬液等の流体が外部に漏れ出すことを抑制可能な構成を備えるオスコネクタが開示されている。特許文献1に記載のオスコネクタによれば、薬液等の液体が、医療従事者の指に付着することを抑制できる。
【0006】
特許文献1に記載のオスコネクタは、メスコネクタとの接続安定性の観点で、更なる改良の余地がある。
【0007】
本開示は、メスコネクタとの接続安定性を向上させると共に、メスコネクタとの接続解除時に薬液等の流体が外部に漏れ出すことを抑制可能なオスコネクタ、及び、このオスコネクタを備える医療器具、を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様としてのオスコネクタは、弾性弁体を備えるメスコネクタと接続可能なオスコネクタであって、中空部を区画するハウジングと、前記中空部内に延在し、延在方向の一端側に開口が形成されている流路管部材と、前記中空部内に位置し、前記流路管部材の前記開口を閉鎖可能な弁体と、を備え、前記ハウジングは、ハウジング本体と、前記ハウジング本体に対して前記延在方向に移動することにより、前記流路管部材の前記開口が前記弁体により閉鎖される第1形態と、前記流路管部材の前記開口が前記弁体から開放される第2形態と、の間で形態を変化するように、前記弁体を変形又は移動させる移動体と、を備え、前記移動体は、前記第1形態において、前記弁体と前記メスコネクタの前記弾性弁体とが当接する状態で、前記メスコネクタを係止可能な第1係止部を備え、前記ハウジング本体は、前記第2形態において、前記第1係止部が前記メスコネクタを係止している状態で、前記メスコネクタを係止可能な第2係止部を備える。
【0009】
本開示の1つの実施形態として、前記移動体の前記第1係止部は、前記流路管部材の周方向において、1つのみ、又は、間隔を隔てて複数、設けられている。
【0010】
本開示の1つの実施形態として、前記移動体の前記第1係止部は、前記移動体が前記ハウジング本体に対して前記延在方向に移動することにより、前記流路管部材の径方向に移動可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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