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公開番号2025112137
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006243
出願日2024-01-18
発明の名称電子制御装置、通信システム
出願人株式会社デンソー
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類H04B 3/54 20060101AFI20250724BHJP(電気通信技術)
要約【課題】電源線の本数を低減する技術を提供する。
【解決手段】本開示の1つの態様による電子制御装置10は、外部信号線150を介して外部装置と通信する電子制御装置であって、内部信号線18と信号出力部20とを備える。内部信号線は、外部信号線と接続する。信号出力部は、送信信号である交流成分に、外部装置において電力として使用される直流成分を重畳させた重畳信号を内部信号線に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外部信号線(150)を介して外部装置(100、180、210、260、300)と通信する電子制御装置(10、160、240、280)であって、
前記外部信号線と接続するように構成された内部信号線(18)と、
送信信号である交流成分に、前記外部装置において電力として使用される直流成分を重畳させた重畳信号を前記内部信号線に出力するように構成された信号出力部(20、170、250、290)と、
を備える電子制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記信号出力部は、差動伝送を行うための前記交流成分を生成するように構成されている、
電子制御装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の電子制御装置であって、
前記信号出力部(20)は、前記外部信号線のインピーダンスに前記電子制御装置のインピーダンスを整合させる抵抗を備え、前記抵抗を介して前記交流成分に前記直流成分を重畳させるように構成されている、
電子制御装置。
【請求項4】
電子制御装置(10、160、240、280)と、
外部信号線(150)を介して前記電子制御装置と通信するように構成された外部装置(100、180、210、260、300)と、
を備える通信システム(1、3、5、7、9)であって、
前記電子制御装置は、
前記外部信号線と接続するように構成された内部信号線(18)と、
送信信号である交流成分に、前記外部装置において電力として使用される直流成分を重畳させた重畳信号を前記内部信号線に出力するように構成された信号出力部(20、170、250、290)と、
を備え、
前記外部装置は、
前記直流成分を取得するように構成された電力取得部(110、190、220、270)と、
前記交流成分を取得するように構成された信号取得部(140)と、
を備える、
通信システム。
【請求項5】
請求項4に記載の通信システムであって、
前記電力取得部は、前記重畳信号から前記直流成分を取得するように構成されたコイル(192)を備える、
通信システム。
【請求項6】
請求項4に記載の通信システムであって、
前記電力取得部は、前記重畳信号から前記直流成分を取得するように構成された定電流回路(130)を備える、
通信システム。
【請求項7】
請求項5または6に記載の通信システムであって、
前記信号出力部を第1の信号出力部とすると、前記外部装置は前記送信信号である前記交流成分を出力するように構成された第2の信号出力部(120、200、230、310)を備え、
前記信号取得部を第2の信号取得部とすると、前記電子制御装置は前記第2の信号出力部が出力する前記交流成分を取得するように構成された第1の信号取得部(60)を備え、
前記電子制御装置と前記外部装置とは、前記第1の信号出力部と前記第2の信号出力部と前記第1の信号取得部と前記第2の信号取得部とにより、前記外部信号線を介して双方向に通信を行い、
前記第1の信号取得部と前記第2の信号取得部とは、それぞれ、前記外部信号線の信号から自装置が送信した前記交流成分を差し引くことにより、相手装置が送信した前記交流成分を取得するように構成されている、
通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子制御装置と通信する外部装置に電力を供給する技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
直流成分である電力を供給する電源線に、交流成分である送信信号を重畳して通信する技術が知られている。
例えば、下記特許文献1には、電源線に送信信号を重畳して通信することにより、通信専用の信号線を低減する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-067421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、特許文献1に記載されている技術に対し、電源線の本数を低減することを検討した。
本開示の1つの局面は、電源線の本数を低減する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの態様による電子制御装置(10、160、240、280)は、外部信号線(150)を介して外部装置と通信する電子制御装置であって、内部信号線(18)と、信号出力部(20、170、250、290)と、を備える。
【0006】
内部信号線は、外部信号線と接続する。信号出力部は、送信信号である交流成分に、外部装置において電力として使用される直流成分を重畳させた重畳信号を内部信号線に出力する。
【0007】
本開示の他の態様による通信システム(1、3、5、7、9)は、電子制御装置(10、160、240、280)と、外部信号線(150)を介して電子制御装置と通信するように構成された外部装置(100、180、210、260、300)と、を備える。
【0008】
電子制御装置は、内部信号線(18)と、信号出力部(20、170、250、290)と、を備える。内部信号線は、外部信号線と接続する。信号出力部は、送信信号である交流成分に、外部装置において電力として使用される直流成分を重畳させた重畳信号を内部信号線に出力する。
【0009】
外部装置は、電力取得部(110、190、220、270)と、信号取得部(140)と、を備える。電力取得部は、直流成分を取得する。信号取得部は、交流成分を取得する。
このように、外部装置において電力として使用される直流成分を送信信号である交流成分に重畳させることにより、電源線の本数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の通信システムを示すブロック図。
第1実施形態の信号を示す波形図。
第2実施形態の通信システムを示すブロック図。
第2実施形態の信号を示す波形図。
第3実施形態の通信システムを示すブロック図。
第3実施形態の信号を示す波形図。
第4実施形態の通信システムを示すブロック図。
第5実施形態の通信システムを示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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