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公開番号2025110192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024003989
出願日2024-01-15
発明の名称センサ装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人かいせい特許事務所
主分類G01N 27/04 20060101AFI20250718BHJP(測定;試験)
要約【課題】電気伝導度を検出するセンサ装置において、電気伝導度を検出するための電気信号の感度を向上させること。
【解決手段】センサ装置100は、特性インピーダンスZc1とは値が異なる実効特性インピーダンスZc2に変化するエレメント110と、出力インピーダンスZoを有し、時間に対して振幅が変化する電気信号を生成し、電気信号をエレメント110の伝送線路111に出力する出力部120と、入力インピーダンスZiを有し、伝送線路111を介して電気信号を入力し、電気信号の振幅の大きさに基づいて検出対象200の電気伝導度を検出する検出部130と、を含む。出力部120の出力インピーダンスZoは、エレメント110の実効特性インピーダンスZc2に整合されている。検出部130の入力インピーダンスZiは、エレメント110の実効特性インピーダンスZc2よりも大きい値に設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
特性インピーダンス(Zc1)を有する伝送線路(111)として構成され、検出対象(200)が前記伝送線路に近づけられることで前記特性インピーダンスが前記特性インピーダンスとは値が異なる実効特性インピーダンス(Zc2)に変化するエレメント(110)と、
出力インピーダンス(Zo)を有し、時間に対して振幅が変化する電気信号を生成し、前記電気信号を前記エレメントの前記伝送線路に出力する出力部(120)と、
入力インピーダンス(Zi)を有し、前記伝送線路を介して前記電気信号を入力し、前記電気信号の振幅の大きさに基づいて前記検出対象の電気伝導度を検出する検出部(130)と、
を含み、
前記出力部の前記出力インピーダンスは、前記エレメントの前記実効特性インピーダンスに整合されており、
前記検出部の前記入力インピーダンスは、前記エレメントの前記実効特性インピーダンスよりも大きい値に設定されている、センサ装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記出力部は、出力側可変素子(122)を含み、
前記出力インピーダンスは、前記出力側可変素子によって可変になっている、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記検出部は、検出側可変素子(132)を含み、
前記入力インピーダンスは、前記検出側可変素子によって可変になっている、請求項1または2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記エレメントは、前記伝送線路として、第1伝送線路(111A)と、第2伝送線路(111B)と、の二系統を有している、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記出力部は、前記第1伝送線路に対する第1出力インピーダンス(Zo1)と、前記第2伝送線路に対する第2出力インピーダンス(Zo2)と、が同じ値に設定され、
前記検出部は、前記第1伝送線路に対する第1入力インピーダンス(Zi1)と、前記第2伝送線路に対する第2入力インピーダンス(Zi2)と、が同じ値に設定されていることで、
前記二系統は同系統に構成されている、請求項4に記載のセンサ装置。
【請求項6】
前記出力部は、前記第1伝送線路に対する第1出力インピーダンス(Zo1)と、前記第2伝送線路に対する第2出力インピーダンス(Zo2)と、が異なる値に設定され、
前記検出部は、前記第1伝送線路に対する第1入力インピーダンス(Zi1)と、前記第2伝送線路に対する第2入力インピーダンス(Zi2)と、が異なる値に設定されていることで、
前記二系統は異系統に構成されている、請求項4に記載のセンサ装置。
【請求項7】
前記エレメントは、半導体チップ(150)に形成されており、
前記エレメントの前記伝送線路は、前記半導体チップの導体パターンとして形成されている、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項8】
前記検出対象には、少なくとも土壌と水のいずれか一方が含まれ、
前記検出部は、少なくとも前記土壌の電気伝導度と前記水の電気伝導度のいずれか一方を検出する、請求項1に記載のセンサ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサ装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、検出対象の電気伝導度を検出する装置が、例えば特許文献1、2で提案されている。この装置は、伝送線路としての導体パターンを有する検出部と、導体パターンに電気信号を出力して導体パターンを通過した電気信号を検出する回路部と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-121360号公報
特開2022-121361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1、2では、導体パターンの腐食を抑制するために、導体パターンの上に保護層を形成している。しかしながら、導体パターンが保護層によって検出対象に直接接触しないので、回路部が検出する電気信号の感度が低下してしまう可能性がある。もちろん、導体パターンが保護層に覆われていなくても、電気信号の感度の向上は望まれている。
【0005】
本発明は上記点に鑑み、電気伝導度を検出するセンサ装置において、電気伝導度を検出するための電気信号の感度を向上させることができる構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、センサ装置は、エレメント(110)、出力部(120)、検出部(130)を含む。
【0007】
エレメント(110)は、特性インピーダンス(Zc1)を有する伝送線路(111)として構成され、検出対象(200)が伝送線路に近づけられることで特性インピーダンスが特性インピーダンスとは値が異なる実効特性インピーダンス(Zc2)に変化する。
【0008】
出力部は、出力インピーダンス(Zo)を有し、時間に対して振幅が変化する電気信号を生成し、電気信号をエレメントの伝送線路に出力する。
【0009】
検出部は、入力インピーダンス(Zi)を有し、伝送線路を介して電気信号を入力し、電気信号の振幅の大きさに基づいて検出対象の電気伝導度を検出する。
【0010】
出力部の出力インピーダンスは、エレメントの実効特性インピーダンスに整合されている。
(【0011】以降は省略されています)

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