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公開番号2025114252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008836
出願日2024-01-24
発明の名称駆動装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人服部国際特許事務所
主分類H02K 5/22 20060101AFI20250729BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コネクタ部を小型化可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置1は、モータ10と、基板31と、コネクタ部50と、を備える。モータ10は、筒部121を有するケース本体12を含むモータケース11、筒部121に固定されるステータ17、ステータ17に巻回されるモータ巻線21、および、モータ巻線21への通電により回転可能に設けられているロータ18を有する。基板31には、モータ10の駆動制御に係る電子部品が実装されており、モータ10の軸方向の一方側に設けられ、少なくとも一部が筒部121よりも径方向外側まで延びて形成されている。コネクタ部50は、筒部121の径方向外側にて基板31と接続されている。モータケース11には、基板31に沿うように少なくとも一部が筒部121よりも径方向外側まで延びる延出部123が設けられており、当該延出部123にコネクタ部50が取り付けられている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
筒部(121)を有するケース本体(12、120)を含むモータケース(11、110)、前記筒部に固定されるステータ(17)、前記ステータに巻回されるモータ巻線(21)、および、前記モータ巻線への通電により前記ステータに対して相対回転可能に設けられているロータ(18)を有するモータ(10)と、
前記モータの駆動制御に係る電子部品が実装されており、前記モータの軸方向の一方側に設けられ、少なくとも一部が前記筒部よりも径方向外側まで延びて形成されている基板(31)と、
前記基板と接続されているコネクタ部(50)と、
を備え、
前記モータケースには、前記基板に沿うように少なくとも一部が前記筒部よりも径方向外側まで延びる延出部(123、165)が設けられており、当該延出部に前記コネクタ部が取り付けられている駆動装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記コネクタ部は、前記筒部の径方向外側にて前記基板と弾性接触により接続するコネクタ端子(55)を有し、
前記基板は、前記コネクタ端子により支持されている請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記延出部は、前記ケース本体に設けられている請求項1または2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記モータケースは、前記ケース本体(120)、および、前記ケース本体の前記基板側の開口を塞ぐように設けられるフレーム部材(16)を有し、
前記延出部は、前記フレーム部材に設けられている請求項1または2に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記フレーム部材は、前記筒部に挿入される小径部(161)、および、前記小径部の前記基板側に設けられ前記筒部の端部と当接する大径部(162)を有し、
前記筒部の内周面に前記小径部が固定され、前記筒部の外周面と前記大径部の外周面とが接合されている請求項4に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記コネクタ部は、前記延出部に形成されるコネクタ挿通孔(124、166)に前記基板側から挿通されて前記延出部に固定されている請求項1に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記コネクタ部は、挿入凸部(513)が前記延出部に形成されるコネクタシール溝(125、167)に挿入されシール部材(527)によりシールされた状態にて、固定部材(526)により前記延出部に固定されている請求項1に記載の駆動装置。
【請求項8】
先端側に係合部(701)を有し、前記係合部が前記モータケースに設けられるカバーシール溝(126)に挿入されて前記モータケースに固定され、内部に前記基板を収容するカバー(70)をさらに備え、
前記コネクタシール溝と前記カバーシール溝とが隣接する箇所において、壁部(128、169)を共用している請求項7に記載の駆動装置。
【請求項9】
先端側に係合部(701)を有し、前記係合部が前記モータケースに設けられるカバーシール溝(129)に挿入されて前記モータケースに固定され、内部に前記基板を収容するカバー(70)をさらに備え、
前記挿入凸部と前記係合部とが隣接する箇所において、前記コネクタシール溝と前記カバーシール溝とが共通化されている請求項7に記載の駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、モータと制御部を有する駆動装置が知られている。例えば特許文献1では、コネクタは基部と接続部を有しており、接続部は基部の外環状面の一部からy方向に離間する態様で延びている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-188655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コネクタ接続部をモータの径方向外側に延ばして設ける場合、特許文献1のように基部と接続部とを一体に形成すると、コネクタ部材が大型化し、成形難易度が高い。また、コネクタ間口が倒れる虞がある。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタ部を小型化可能な駆動装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の駆動装置は、モータ(10)と、基板(31)と、コネクタ部(50)と、を備える。モータは、筒部(121)を有するケース本体(12、120)を含むモータケース(11、110)、筒部に固定されるステータ(17)、ステータに巻回されるモータ巻線(21)、および、モータ巻線への通電によりステータに対して相対回転可能に設けられているロータ(18)を有する。基板には、モータの駆動制御に係る電子部品が実装されており、モータの軸方向の一方側に設けられ、少なくとも一部が筒部よりも径方向外側まで延びて形成されている。コネクタ部は、基板と接続されている。モータケースには、基板に沿うように少なくとも一部が筒部よりも径方向外側まで延びる延出部(123)が設けられており、当該延出部にコネクタ部が取り付けられている。これにより、コネクタ部を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態によるステアリングシステムの概略構成図である。
第1実施形態による駆動装置の断面図である。
第1実施形態による駆動装置の側面図である。
第1実施形態による駆動装置の底面図である。
第1実施形態によるコネクタ部と基板との組み付けを説明する断面図である。
第1実施形態によるコネクタ部と基板とを組み付けた状態を示す断面図である。
第1実施形態によるシール溝を示す平面図である。
第1実施形態によるシール溝を示す断面図である。
第2実施形態による駆動装置の断面図である。
コネクタ間口をモータと反対側に出す場合の形状変更例である。
コネクタ間口をモータシルエット内に出す場合の形状変更例である。
第3実施形態によるシール溝を示す断面図である。
第4実施形態によるコネクタ部の取り付けを説明する断面図である。
第5実施形態によるコネクタ部の取り付けを説明する断面図である。
第6実施形態によるコネクタ部の取り付けを説明する断面図である。
第7実施形態によるコネクタ部の取り付けを説明する断面図である。
第8実施形態によるコネクタ部の取り付けを説明する断面図である。
第9実施形態によるコネクタ部の取り付けを説明する断面図である。
延出部分をコネクタ部と一体に形成する参考例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明による駆動装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0009】
(第1実施形態)
第1実施形態を図1~図8に示す。図1に示すように、駆動装置1は、モータ10と、ECU30と、を備え、電動パワーステアリング装置8に適用される。図1は、電動パワーステアリング装置8を備えるステアリングシステム90の構成を示す。ステアリングシステム90は、操舵部材であるステアリングホイール91、ステアリングシャフト92、ピニオンギア96、ラック軸97、車輪98、および、電動パワーステアリング装置8等を備える。
【0010】
ステアリングホイール91は、ステアリングシャフト92と接続される。ステアリングシャフト92には、操舵トルクを検出するトルクセンサ94が設けられる。ステアリングシャフト92の先端には、ピニオンギア96が設けられる。ピニオンギア96は、ラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が連結される。
(【0011】以降は省略されています)

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