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公開番号
2025112142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006248
出願日
2024-01-18
発明の名称
釣り糸の張力付与装置
出願人
第一精工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
97/00 20060101AFI20250724BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣り糸に張力を付与するための張力付与装置において、その張力を大きさを正確に測定可能として、張力の調整を容易とすること。
【解決手段】発明にかかる張力付与装置10を、ベース11と、釣り糸Lの繰り出し方向に対して、ベース11の上流側に回転可能に支持された一対の略円筒形のテンションローラ12と、釣り糸Lの繰り出し方向に対して、ベース11の下流側に設けられたテンションメータ13と、を備えるものとする。釣り糸Lは一対のテンションローラ12に対して交互に複数回巻き付けられることで張力が付与されており、その釣り糸に付与された張力が下流側のテンションメータ13により測定される。具体的な張力の大きさが把握できるため、魚の種類や状況などに合わせて、張力を調整することが極めて容易となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リールに巻き取られる釣り糸に張力を付与するための釣り糸の張力付与装置であって、
その表面上に上流側のボビンから下流側のリールに向けて前記釣り糸が繰り出されるベースと、
前記釣り糸の繰り出し方向に対して、前記ベース表面の上流側に回転可能に支持された一対のテンションローラと、
前記釣り糸の繰り出し方向に対して、前記ベース表面の下流側に設けられた釣り糸のテンションメータと、を備え、
前記釣り糸は前記一対のテンションローラに対して交互に複数回巻き付けられることで、前記テンションローラよりも下流側において張力が付与されており、
その釣り糸に付与された張力が前記テンションメータにより測定されるようになっている釣り糸の張力付与装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
リールに巻き取られる釣り糸に張力を付与するための釣り糸の張力付与装置であって、
その表面上に上流側のボビンから下流側のリールに向けて前記釣り糸が繰り出されるベースと、
前記釣り糸の繰り出し方向に対して、前記ベース表面の上流側に回転可能に支持された単一のテンションローラと、
前記釣り糸の繰り出し方向に対して、前記ベース表面の下流側に設けられた釣り糸のテンションメータと、を備え、
前記釣り糸は前記テンションローラに対して複数回巻き付けられることで、前記テンションローラよりも下流側において張力が付与されており、
その釣り糸に付与された張力が前記テンションメータにより測定されるようになっている釣り糸の張力付与装置。
【請求項3】
前記テンションメータは、
スライダと、
スライダに回転可能に支持され、前記釣り糸がくの字状に掛けられるスライダローラと、
前記スライダを、前記釣り糸によりテンションローラから付加される力と逆向きに付勢するばねと、を有し、
前記釣り糸によりテンションローラから付加される力と前記ばねの付勢力とが均衡するスライダの位置により、前記釣り糸の張力が測定できるようになっている請求項1または2に記載の釣り糸の張力付与装置。
【請求項4】
前記スライダを前記ばねの伸縮方向と一致する方向に案内するスライダガイドをさらに備え、このスライダガイドは金属製である請求項3に記載の釣り糸の張力付与装置。
【請求項5】
前記ベースを固定対象物に固定可能なクランプをさらに備え、
前記クランプは、前記ベースの裏面に対して複数の取り付け方向に取り付け可能となっており、
これにより、前記ベースの固定対象物に対する固定方向が可変となっている請求項1または2に記載の釣り糸の張力付与装置。
【請求項6】
前記釣り糸の繰り出し方向に対して、ベースの前記テンションローラよりも上流側に回転可能に支持され、前記釣り糸をガイドする入側ガイドローラと
前記釣り糸の繰り出し方向に対して、ベースの前記テンションメータよりも下流側に回転可能に支持され、前記釣り糸をガイドする出側ガイドローラと、をさらに備え、
これらガイドローラは、前記釣り糸のはずれ止めカバーを有している請求項1または2に記載の釣り糸の張力付与装置。
【請求項7】
前記入側ガイドローラのはずれ止めカバーは、入側ガイドローラの回転軸周りに回転可能となっている請求項6に記載の釣り糸の張力付与装置。
【請求項8】
前記釣り糸の繰り出し方向に対して、前記テンションローラよりも下流側かつ前記テンションメータよりも上流側のベースに回転可能に並列して支持され、前記釣り糸をガイドする一対の中間ガイドローラをさらに備える請求項1または2に記載の釣り糸の張力付与装置。
【請求項9】
前記ベースは、前記テンションローラの支持部の外周にリング状のカラーを有し、前記ベースの表面から見て、前記テンションローラの底端面は前記カラーよりも低い位置にある請求項1または2に記載の釣り糸の張力付与装置。
【請求項10】
前記テンションローラの胴部は前記釣り糸を巻き付ける小径部と隣接する小径部間を区切る大径部とがテンションローラの軸方向に交互に形成されており、前記小径部はゴムからなる請求項1または2に記載の釣り糸の張力付与装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リールに巻き取られる釣り糸に対して、張力を付与するための張力付与装置に関する。
より詳しくは、本発明は、釣り糸に付与される張力の大きさを正確に測定することで調節可能な張力付与装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
大型の魚を釣る際に用いられる釣り糸は、張力をかけた状態でリールにきつく巻き取られているのが一般的である。
これは、当該魚が釣り竿にかかった場合、釣り糸には大きな張力が負荷されることから、あらかじめリールにきつく巻き取られていないと、リールの外周側の釣り糸が内周側の釣り糸に食い込んでしまうからである。
食い込みが生じると、釣り糸が切れたり、リールからの釣り糸の繰り出しがスムーズに行なわれなかったりしてしまう。
【0003】
ここで、釣り糸に張力をかけてリールに巻き取るのは、手で釣り糸を引っ張るなどして行うことも可能であるが、作業が煩雑である。
このため、釣り糸に張力を付与するための張力付与装置も考案されている。
【0004】
たとえば、特許文献1の釣り糸の張力付与装置は、ベース上に単一のテンションローラまたは一対のテンションローラを回転可能に支持し、このテンションローラに釣り糸を複数回巻き付けられることで、釣り糸とテンションローラとの摩擦や、テンションローラの回転抵抗により、そこから繰り出された釣り糸に張力を付与するものである。
釣り糸は、ボビンから引き出されてテンションローラを経て、張力が付与されたうえでリールへと巻き取られることとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-255333号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の釣り糸の張力付与装置では、釣り糸に付与された張力の具体的な大きさ、数値が不明であった。
このため、魚の種類や状況などに合うように、釣りをおこなう個々人の経験や勘などに基づいて、テンションローラの回転抵抗を適宜に変動、調節するなどして、釣り糸に付与される張力の調整を行っていた。
もっとも、このようにして、釣り糸の張力を調整するのは、技量や経験を要し、また、微妙な調整は困難でもあった。
【0007】
そこで本発明の解決すべき課題は、釣り糸に張力を付与するための張力付与装置において、その張力を大きさを正確に測定可能として、張力の調整を容易とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した課題を解決するため、発明にかかる釣り糸の張力付与装置を、その表面上に上流側のボビンから下流側のリールに向けて釣り糸が繰り出されるベースと、釣り糸の繰り出し方向に対して、ベース表面の上流側に回転可能に支持された一対のテンションローラと、釣り糸の繰り出し方向に対して、ベース表面の下流側に設けられた釣り糸のテンションメータと、を備える構成としたのである。
そして、釣り糸は一対のテンションローラに対して交互に複数回巻き付けられることで、テンションローラよりも下流側において張力が付与されており、その釣り糸に付与された張力がテンションメータにより測定されるようになっているものとしたのである。
【0009】
または、上記した課題を解決するため、発明にかかる釣り糸の張力付与装置を、その表面上に上流側のボビンから下流側のリールに向けて釣り糸が繰り出されるベースと、釣り糸の繰り出し方向に対して、ベース表面の上流側に回転可能に支持された単一のテンションローラと、釣り糸の繰り出し方向に対して、ベース表面の下流側に設けられた釣り糸のテンションメータと、を備える構成としたのである。
そして、釣り糸はテンションローラに対して複数回巻き付けられることで、テンションローラよりも下流側において張力が付与されており、その釣り糸に付与された張力がテンションメータにより測定されるようになっているものとしたのである。
【0010】
これらのように構成することで、釣り糸に付与された張力の大きさがテンションメータによって正確に測定することが可能であるため、魚の種類や状況などに合わせて、張力を調整することが極めて容易となる。
(【0011】以降は省略されています)
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