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公開番号
2025112459
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006687
出願日
2024-01-19
発明の名称
表示装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09F
9/00 20060101AFI20250725BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】安全性が向上された表示装置を提供する。
【解決手段】航空機1で用いられる表示装置100は、光透過性を有する第一パネル110と、第一パネル110の背面である第一背面115に対向する第二パネル120と、筐体150と、遮蔽部材200とを備える。第二パネル120は、第二前面124に画像を表示し、かつ、ガラス基板121を含む。筐体150は、第二パネル120を収容する収容空間158を形成し、かつ、第一パネル110の周縁部110aを支持する側壁部151を有する。遮蔽部材200は、第一パネル110の周縁部110aに接続された一端201を有する。遮蔽部材200は、収容空間158の内部において周縁部110aから後方に延びる部分を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
航空機で用いられる表示装置であって、
光透過性を有する第一パネルと、
前記第一パネルの背面である第一背面に対向し、かつ、前面に画像を表示する第二パネルであって、ガラス基板を含む第二パネルと、
前記第二パネルを収容する収容空間を形成し、かつ、前記第一パネルの周縁部を支持する側壁部を有する筐体と、
前記第一パネルの前記周縁部に一端が接続された遮蔽部材であって、前記収容空間の内部において前記周縁部から後方に延びる部分を有する遮蔽部材と、
を備える表示装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記遮蔽部材の他端は、前記第二パネルの背面である第二背面よりも後方に位置する、
請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記筐体は、前記第二背面と対向する対向壁部を有し、
前記他端は、前記第二背面と前記対向壁部との間に位置する、
請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
前記遮蔽部材は、前記周縁部から後方に延びる部分である緩衝部材と、
前記緩衝部材に接続され、かつ、前記他端を有する板状部材と、を有する、
請求項3記載の表示装置。
【請求項5】
前記遮蔽部材は、前記第一パネルの上端部における前記周縁部、及び、下端部における前記周縁部の少なくとも一方に配置されている、
請求項1~4のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項6】
前記筐体は、前記筐体の後方に配置される他の物体が取り付けられる部分である2つの取付部を有し、
前記2つの取付部は、左右方向に離間して配置されており、
前記遮蔽部材の前記左右方向における配置範囲は、前記左右方向における前記2つの取付部の間の範囲を含む、
請求項5記載の表示装置。
【請求項7】
前記遮蔽部材は、左右方向における前記筐体の中央を含む範囲であって、前記筐体の前記左右方向の長さの1/3以上かつ1/2以下の範囲にわたって配置されている、
請求項5記載の表示装置。
【請求項8】
前記遮蔽部材の他端は自由端である、
請求項1~4のいずれか一項に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表示パネルユニットが開示されている。この表示パネルユニットは、液晶パネルを含む表示パネルと、それよりも少なくとも一部の外形が大きいタッチパネルと、表示パネルを収納する第1収納部とタッチパネルを表示パネルに積層した状態で収納する第2収納部とからなる枠体とを備える。枠体は、底面部と、その端縁から立ち上がる側面部とを有し上面が開口する箱状の形状である。側面部の上部が外方に突出するように段状に形成されている。底面部と側面部とで形成される内部空間のうち底面部と側面部の上部以外の部分とで形成される空間が第1収納部を構成し、内部空間のうち第1収納部以外の空間が第2収納部を構成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-257742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の表示パネルユニットでは、表示パネルの前方に配置されるタッチパネルは、タッチパネルの端部が、枠体の側面部が有する段差部に両面テープによって貼り付けられることで枠体に取り付けられる。このような構造の表示パネルユニットに対し、例えばタッチパネルの前方から強い衝撃が与えられた場合、タッチパネルの端部が枠体から剥がれ、かつ、表示パネルが有するガラス部品が破損する場合がある。この場合、ガラス部品の破損により多数の細かなガラスの破片(ガラス片)が飛散し、これらガラス片が、タッチパネルの端部と枠体との隙間から外部に流出する可能性がある。これを防ぐためには、タッチパネルの端部と枠体との接着面積を増加させることで、タッチパネルの端部を枠体から外れ難くすることが考えられる。しかしながら、現状では、当該表示パネルユニットのような表示装置には狭額縁化が求められており、この要求にこたえるためには、当該接着面積を増加し難いという事情もある。特に、航空機は飛行中に予期せぬ大きな揺れ等が生じやすいため、航空機で用いられる表示装置には、過大な衝撃が与えられた場合に、上記のガラス片の外部への流出をどのように抑制するか、が問題となる。
【0005】
本開示は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、安全性が向上された表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る表示装置は、航空機で用いられる表示装置であって、光透過性を有する第一パネルと、前記第一パネルの背面である第一背面に対向し、かつ、前面に画像を表示する第二パネルであって、ガラス基板を含む第二パネルと、前記第二パネルを収容する収容空間を形成し、かつ、前記第一パネルの周縁部を支持する側壁部を有する筐体と、前記第一パネルの前記周縁部に一端が接続された遮蔽部材であって、前記収容空間の内部において前記周縁部から後方に延びる部分を有する遮蔽部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、安全性が向上された表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る複数の表示装置の配置例を示す図である。
図2は、実施の形態に係る表示装置の外観を示す斜視図である。
図3は、実施の形態に係る表示装置の分解斜視図である。
図4は、実施の形態に係る表示装置の遮蔽部材及びその周辺の構成を示す断面図である。
図5は、実施の形態に係る表示装置が過大な衝撃を受けた状態の一例を模式的に示す図である。
図6は、実施の形態に係る第一パネルの周縁部の一部が筐体から外れた状態を模式的に示す断面図である。
図7は、実施の形態に変形例1に係る表示装置の遮蔽部材及びその周辺の構成を示す断面図である。
図8は、実施の形態に変形例2に係る表示装置の遮蔽部材及びその周辺の構成を示す断面図である。
図9は、実施の形態に変形例3に係る表示装置の遮蔽部材及びその周辺の構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の第1態様に係る表示装置は、航空機で用いられる表示装置であって、光透過性を有する第一パネルと、前記第一パネルの背面である第一背面に対向し、かつ、前面に画像を表示する第二パネルであって、ガラス基板を含む第二パネルと、前記第二パネルを収容する収容空間を形成し、かつ、前記第一パネルの周縁部を支持する側壁部を有する筐体と、前記第一パネルの前記周縁部に一端が接続された遮蔽部材であって、前記収容空間の内部において前記周縁部から後方に延びる部分を有する遮蔽部材と、を備える。
【0010】
上記第1態様に係る表示装置によれば、例えば過大な衝撃に起因して、第一パネルの周縁部が筐体から外れ、かつ、第二パネルのガラス基板が割れた場合であっても、第一パネルの周縁部には、後方に延びる部分を有する遮蔽部材が配置されている。そのため、ガラス片が、第一パネルの周縁部と筐体との隙間を介して筐体の外部に流出することが抑制される。従って、本態様に係る表示装置は、安全性が向上された表示装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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