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公開番号2025112563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006860
出願日2024-01-19
発明の名称消火剤貯蔵容器カバー
出願人能美防災株式会社
代理人彩雲弁理士法人
主分類A62C 13/76 20060101AFI20250725BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】凍結防止の効果を期待できる消火剤貯蔵容器用カバーを提供する。
【解決手段】消火器貯蔵容器カバー(消火器カバー1)において、消火剤貯蔵容器(消火器10)を覆う形状を有すると共に、断熱材によって形成される断熱層を有するカバー体2を備える。また、カバー体2は、アルミ箔又はアルミ蒸着フィルムによって形成されるアルミ層をさらに有する。また、カバー体2は、ヒータ2dが設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
消火剤貯蔵容器を覆う形状を有すると共に、断熱材によって形成される断熱層を有するカバー体を備えることを特徴とする消火剤貯蔵容器カバー。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記カバー体は、アルミ箔又はアルミ蒸着フィルムによって形成されるアルミ層をさらに有することを特徴とする請求項１に記載の消火剤貯蔵容器カバー。
【請求項３】
前記カバー体は、ヒータが設けられることを特徴とする請求項１に記載の消火剤貯蔵容器カバー。
【請求項４】
前記カバーは、前記消火剤貯蔵容器が載置される載置台をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の消火剤貯蔵容器カバー。
【請求項５】
前記載置台は、ヒータが設けられることを特徴とする請求項４に記載の消火剤貯蔵容器カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、消火剤が貯蔵される容器を覆うカバーに関する。
続きを表示（約 870 文字）【背景技術】
【０００２】
消火剤貯蔵容器は、各種消火剤が貯蔵されて、例えば、ホースやノズル等と共に消火器等を構成するものとして用いられる。
【０００３】
従来、この種の貯蔵容器は、美観向上等のために、カバーによって覆われたり（例えば、特許文献１参照）、格納箱に収納されたり（例えば、特許文献２参照）して設置されることがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
特開２００２－２８２３７６号公報
登録実用新案第３１００８２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、この種の貯蔵容器内には、不凍液を添加しない水系の消火剤（例えば、水消火器に用いられる純水ベースの消火剤等）が貯蔵されることがある。
【０００６】
その場合、冬季零下環境では、貯蔵する消火剤等が凍結し、使用できないまたは性能を損なうなどの問題がある。
【０００７】
ここで、この種の貯蔵容器は、前記の通り、美観向上等のために、カバーによって覆われたり、格納箱に収納されたりして設置されることがあるが、そのようなカバーや格納箱には、凍結防止の効果は期待できない。
【０００８】
そして、格納箱には、そもそも、設置スペースが大きくなるという問題があり、また、使用時、貯蔵容器を外部に取り出さなければならず、その作業が煩雑という問題がある。一方、カバーには、そのような問題がない。
【０００９】
この発明は、前記の事情に鑑み、凍結防止の効果を期待できる消火剤貯蔵容器用カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
この発明は、消火剤貯蔵容器を覆う形状を有すると共に、断熱材によって形成される断熱層を有するカバー体を備えることを特徴とする消火剤貯蔵容器カバー、である。
（【００１１】以降は省略されています）

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