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公開番号
2025112579
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006898
出願日
2024-01-19
発明の名称
鉄道車両
出願人
日本車輌製造株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
B61D
37/00 20060101AFI20250725BHJP(鉄道)
要約
【課題】乗客乗降口にて乗客が安全に乗降できる鉄道車両を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様は、乗客乗降口26にて開閉するドア29が設けられる鉄道車両1において、乗客乗降口26にて、ドア29の開閉に同期して、鉄道車両1の車外に展開され、および、鉄道車両1の車内に格納される乗降用手すり31を有する。そして、鉄道車両1は、乗降用手すり31に対して鉄道車両1の車外に向かって展開させるバネ43の付勢力を作用させるスプリングヒンジ40を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
乗客乗降口にて開閉するドアが設けられる鉄道車両において、
前記乗客乗降口にて、前記ドアの開閉に同期して、前記鉄道車両の車外に展開され、および、前記鉄道車両の車内に格納される乗降用手すりを有すること、
を特徴とする鉄道車両。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1の鉄道車両において、
前記乗降用手すりに対して前記鉄道車両の車外に向かって展開させるバネの付勢力を作用させるバネ付勢機構を有し、
前記乗降用手すりは、
前記ドアが閉まっているときには、前記ドアにより阻止されて、前記鉄道車両の車内に格納されており、
前記ドアが開いているときには、前記ドアから解放されて、前記バネの付勢力により、前記鉄道車両の車外に展開すること、
を特徴とする鉄道車両。
【請求項3】
請求項2の鉄道車両において、
前記乗降用手すりは、前記鉄道車両の車内側に設けられる前記バネ付勢機構に取り付けられていること、
を特徴とする鉄道車両。
【請求項4】
請求項1または2の鉄道車両において、
前記乗降用手すりは、U字状に形成されていること、
を特徴とする鉄道車両。
【請求項5】
請求項1または2の鉄道車両において、
前記乗降用手すりは、前記乗客乗降口の左右方向の両側に設けられていること、
を特徴とする鉄道車両。
【請求項6】
請求項1または2の鉄道車両において、
前記乗降用手すりは、前記乗客乗降口の左右方向のいずれか一方側のみに設けられていること、
を特徴とする鉄道車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乗客乗降口にて、ドアの開閉に同期して、鉄道車両の車外に展開され、および、鉄道車両の車内に格納される乗降用手すりを有する鉄道車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヒンジに上端部が固定されたポールが、引戸の戸閉り状態では車体側扉戸袋の車体外側端部と引戸との間に収まる一方、引戸の戸開き状態ではヒンジと共に車体外側へと突出して手すりとしてセットされる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-269758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術においては、手すりとしてセットされるポールは、引戸の戸閉り状態のときに車体側扉戸袋の車体外側端部と引戸との間に収まるようにコンパクトに形成されている。そのため、戸開き状態で車体外側へと突出するときにおいて、手すりの突出量が十分に得られないおそれがある。したがって、乗客乗降口にて、乗降時に乗客が手すり(すなわち、ポール)を持ったとしても、鉄道車両と駅のホームとの隙間が大きい場合には、乗客が安全に乗降できないおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は上記した課題を解決するためになされたものであり、乗客乗降口にて乗客が安全に乗降できる鉄道車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の鉄道車両は、以下の構成を備えている。
(1)乗客乗降口にて開閉するドアが設けられる鉄道車両において、前記乗客乗降口にて、前記ドアの開閉に同期して、前記鉄道車両の車外に展開され、および、前記鉄道車両の車内に格納される乗降用手すりを有すること、を特徴とする。
【0007】
本開示においては、ドアを開けたときに、乗降用手すりが鉄道車両の車外に展開するので、乗客は、乗降用手すりを持って鉄道車両を乗降できる。そのため、鉄道車両と駅のホームとの隙間が広い箇所であっても、乗客乗降口にて、乗客は、乗降用手すりを持つことにより、安全に鉄道車両を乗降できる。
【0008】
(2)(1)の鉄道車両において、前記乗降用手すりに対して前記鉄道車両の車外に向かって展開させるバネの付勢力を作用させるバネ付勢機構を有し、前記乗降用手すりは、前記ドアが閉まっているときには、前記ドアにより阻止されて、前記鉄道車両の車内に格納されており、前記ドアが開いているときには、前記ドアから解放されて、前記バネの付勢力により、前記鉄道車両の車外に展開すること、が好ましい。
【0009】
本開示においては、バネ付勢機構が発生させるバネの付勢力とドアの開閉とを利用して、乗降用手すりを鉄道車両の車外に展開、および、鉄道車両の車内に格納させることができる。そのため、簡易な構造で乗降用手すりを駆動させる機構を構築できる。したがって、コストを低減しながら、乗客乗降口における乗客の安全な乗降を実現できる。
【0010】
(3)(2)の鉄道車両において、前記乗降用手すりは、前記鉄道車両の車内側に設けられる前記バネ付勢機構に取り付けられていること、が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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