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公開番号
2025113378
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2025084575,2024104985
出願日
2025-05-21,2020-04-24
発明の名称
符号化装置、復号装置及びビットストリーム生成装置
出願人
パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ
,
Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/13 20140101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】処理を簡素化し、処理遅延を削減する。
【解決手段】符号化装置(100)は、回路と、回路に接続されたメモリとを備え、コンテキスト適応符号化の処理回数制限が、複数の係数情報フラグを一括してコンテキスト適応符号化することを許容する場合には、回路は、複数の係数情報フラグをコンテキスト適応符号化によって符号化し、係数の残値をゴロムライス符号化によって符号化し、処理回数制限が、複数の係数情報フラグを一括してコンテキスト適応符号化することを許容しない場合には、回路は、複数の係数情報フラグの符号化をスキップし、係数の値をゴロムライス符号化によって符号化し、直交変換がスキップされる場合は、回路は、係数の絶対値の大きさに関する複数の絶対値フラグをコンテキスト適応符号化によって符号化し、複数の係数情報フラグは、係数が奇数であるか偶数であるかを示すフラグを含む。
【選択図】図56
特許請求の範囲
【請求項1】
回路と、
前記回路に接続されたメモリとを備え、
カレントブロックの残差符号化において、互いに異なるシンタックスが用いられる直交変換が適用される場合と前記直交変換がスキップされる場合の両方において、
コンテキスト適応符号化の処理回数制限が、前記カレントブロックに含まれる係数に関する複数の係数情報フラグを一括してコンテキスト適応符号化することを許容する場合には、前記回路は、前記複数の係数情報フラグを前記コンテキスト適応符号化によって符号化し、前記係数の残値をゴロムライス符号化によって符号化し、
前記処理回数制限が、前記複数の係数情報フラグを一括して前記コンテキスト適応符号化することを許容しない場合には、前記回路は、前記複数の係数情報フラグの符号化をスキップし、前記係数の値を前記ゴロムライス符号化によって符号化し、
前記直交変換がスキップされる場合は、前記回路は、前記複数の係数情報フラグを符号化した後であって、前記係数の残値を符号化する前に、前記係数の絶対値の大きさに関する複数の絶対値フラグを前記コンテキスト適応符号化によって符号化し、
前記複数の係数情報フラグは、前記係数が奇数であるか偶数であるかを示すフラグを含む、
符号化装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
回路と、
前記回路に接続されたメモリとを備え、
カレントブロックの残差復号において、互いに異なるシンタックスが用いられる逆直交変換が適用される場合と前記逆直交変換がスキップされる場合の両方において、
コンテキスト適応復号の処理回数制限が、前記カレントブロックに含まれる係数に関する複数の係数情報フラグを一括してコンテキスト適応復号することを許容する場合には、前記回路は、前記複数の係数情報フラグを前記コンテキスト適応復号によって復号し、前記係数の残値をゴロムライス復号によって復号し、
前記処理回数制限が、前記複数の係数情報フラグを一括して前記コンテキスト適応復号することを許容しない場合には、前記回路は、前記複数の係数情報フラグの復号をスキップし、前記係数の値を前記ゴロムライス復号によって復号し、
前記逆直交変換がスキップされる場合は、前記回路は、前記複数の係数情報フラグを復号した後であって、前記係数の残値を復号する前に、前記係数の絶対値の大きさに関する複数の絶対値フラグを前記コンテキスト適応復号によって復号し、
前記複数の係数情報フラグは、前記係数が奇数であるか偶数であるかを示すフラグを含む、
復号装置。
【請求項3】
回路と、
前記回路に接続されたメモリとを備え、
前記回路は、動作において、
カレントブロックの残差復号を復号装置に行わせるための情報を生成し、
前記情報をビットストリームに含め、
前記カレントブロックの前記残差復号において、互いに異なるシンタックスが用いられる逆直交変換が適用される場合と前記逆直交変換がスキップされる場合の両方において、
コンテキスト適応復号の処理回数制限が、前記カレントブロックに含まれる係数に関する複数の係数情報フラグを一括してコンテキスト適応復号することを許容する場合には、前記複数の係数情報フラグが前記コンテキスト適応復号によって復号され、前記係数の残値がゴロムライス復号によって復号され、
前記処理回数制限が、前記複数の係数情報フラグを一括して前記コンテキスト適応復号することを許容しない場合には、前記複数の係数情報フラグの復号がスキップされ、前記係数の値が前記ゴロムライス復号によって復号され、
前記逆直交変換がスキップされる場合は、前記複数の係数情報フラグを復号した後であって、前記係数の残値を復号する前に、前記係数の絶対値の大きさに関する複数の絶対値フラグが前記コンテキスト適応復号によって復号され、
前記複数の係数情報フラグは、前記係数が奇数であるか偶数であるかを示すフラグを含む、
ビットストリーム生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ビデオコーディングに関し、例えば、動画像の符号化および復号におけるシステム、構成要素、ならびに方法などに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ビデオコーディング技術は、H.261およびMPEG-1から、H.264/AVC(Advanced Video Coding)、MPEG-LA、H.265/HEVC(High Efficiency Video Coding)、およびH.266/VVC(Versatile Video Codec)へ進歩している。この進歩に伴い、様々な用途において増え続けるデジタルビデオデータ量を処理するために、ビデオコーディング技術の改良および最適化を提供することが常に必要とされている。
【0003】
なお、非特許文献1は、上述されたビデオコーディング技術に関する従来の規格の一例に関する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
H.265(ISO/IEC 23008-2 HEVC)/HEVC(High Efficiency Video Coding)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような符号化方式に関して、符号化効率の改善、画質の改善、処理量の削減、回路規模の削減、又は、フィルタ、ブロック、サイズ、動きベクトル、参照ピクチャ又は参照ブロック等の要素又は動作の適切な選択等のため、新たな方式の提案が望まれている。
【0006】
本開示は、例えば、符号化効率の改善、画質の改善、処理量の削減、回路規模の削減、処理速度の改善、及び、要素又は動作の適切な選択等のうち1つ以上に貢献し得る構成又は方法を提供する。なお、本開示は、上記以外の利益に貢献し得る構成又は方法を含み得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
例えば、本開示の一態様に係る符号化装置は、回路と、前記回路に接続されたメモリとを備え、カレントブロックの残差符号化において、互いに異なるシンタックスが用いられる直交変換が適用される場合と前記直交変換がスキップされる場合の両方において、コンテキスト適応符号化の処理回数制限が、前記カレントブロックに含まれる係数に関する複数の係数情報フラグを一括してコンテキスト適応符号化することを許容する場合には、前記回路は、前記複数の係数情報フラグを前記コンテキスト適応符号化によって符号化し、前記係数の残値をゴロムライス符号化によって符号化し、前記処理回数制限が、前記複数の係数情報フラグを一括して前記コンテキスト適応符号化することを許容しない場合には、前記回路は、前記複数の係数情報フラグの符号化をスキップし、前記係数の値を前記ゴロムライス符号化によって符号化し、前記直交変換がスキップされる場合は、前記回路は、前記複数の係数情報フラグを符号化した後であって、前記係数の残値を符号化する前に、前記係数の絶対値の大きさに関する複数の絶対値フラグを前記コンテキスト適応符号化によって符号化し、前記複数の係数情報フラグは、前記係数が奇数であるか偶数であるかを示すフラグを含む。
【0008】
本開示における実施の形態のいくつかの実装は、符号化効率を改善してもよいし、符号化/復号処理を簡素化してもよいし、符号化/復号処理速度を速くしてもよいし、適切なフィルタ、ブロックサイズ、動きベクトル、参照ピクチャ、参照ブロック等のような、符号化及び復号に用いられる適切な構成要素/動作を効率よく選択してもよい。
【0009】
本開示の一態様におけるさらなる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施の形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ得られるが、1つまたはそれ以上の利点および/または効果を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
【0010】
なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、記録媒体、又は、これらの任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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