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公開番号
2025113546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007758
出願日
2024-01-23
発明の名称
中継装置
出願人
サクサ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
21/10 20130101AFI20250728BHJP(計算;計数)
要約
【課題】WANとLANとの間に設置され、ライセンス期限に関する情報を、管理者のみに対して、適切なタイミングで確実に通知する中継装置を提供する。
【解決手段】中継装置であるUTM(Unified Threat Management)装置130において、現時点からライセンス期限確認部131を通じて確認されたライセンス期間の満了日までの期間が一定期間以下であると、管理者情報取得部132は、自機の管理者の電子メールアドレスを取得し、期限通知用画面作成部133は、期限通知用画面を作成する。端末識別情報取得部134は、管理者からの送信電子メールから送信元の端末装置の端末識別情報を取得し、管理者端末要求検知部135に通知する。管理者端末要求検知部は、管理者からのWebページのアクセス要求を検知すると、管理者端末通知処理部136が、管理者の端末識別情報で特定される端末装置に対して、期限通知用画面を提供する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
広域ネットワークとLAN(Local Area Network)との間を中継する中継装置であって、
所定のタイミングごとに、前記広域ネットワークに接続されたライセンスサーバーに対して問合せを行い、自機のライセンス期間を確認するライセンス期間確認手段と、
現時点から前記ライセンス期間確認手段により確認された前記ライセンス期間の満了日までの期間が一定期間以下である場合に、自機の管理者の電子メールアドレスを取得する管理者情報取得手段と、
現時点から前記ライセンス期間確認手段により確認された前記ライセンス期間の満了日までの期間が前記一定期間以下である場合に、期限通知用画面を形成する期限通知用画面作成手段と、
前記LANに接続された端末装置からの送信電子メールを監視し、送信元の電子メールアドレスが、前記管理者の電子メールアドレスと一致する送信電子メールから、送信元の端末装置の端末識別情報を取得する端末識別情報取得手段と、
前記LANに接続された端末装置からのWebページのアクセス要求を監視し、送信元の端末識別情報が、前記端末識別情報取得手段で取得された前記端末識別情報と一致するWebページのアクセス要求を検出する管理者端末要求検知手段と、
前記管理者端末要求検知手段において前記端末識別情報取得手段で取得された前記端末識別情報と一致するWebページのアクセス要求が検出された場合に、前記端末識別情報により特定される端末装置に対して、前記期限通知用画面作成手段で作成された前記期限通知用画面を提供する管理者端末通知処理手段と
を備えることを特徴とする中継装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の中継装置であって、
前記管理者端末通知処理手段により前記期限通知用画面を提供した後に、管理者端末要求検知手段において前記端末識別情報取得手段で取得された前記端末識別情報により特定される端末装置より、所定の確認応答が送信されてきた場合に、前記管理者端末要求検知手段で検出された前記Webページのアクセス要求を、前記広域ネットワークに送出するようにするアクセス要求送出手段
を備えることを特徴とする中継装置。
【請求項3】
請求項1に記載の中継装置であって、
前記管理者情報取得手段は、前記広域ネットワークに接続された顧客管理サーバーに対して問合せを行い、前記管理者の電子メールアドレスを取得する
ことを特徴とする中継装置。
【請求項4】
請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載の中継装置であって、
前記期限通知用画面作成手段と、前記管理者情報取得手段とで用いられる前記一定期間は、期間の異なる複数の一定期間が設けられており、
前記期限通知用画面作成手段と、前記管理者情報取得手段とは、現時点から前記ライセンス期間確認手段により確認された前記ライセンス期間の満了日までの期間が、いずれかの一定期間以下である場合に機能する
ことを特徴とする中継装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、UTM(Unified Threat Management)装置やGW(Gateway)装置等の、異なるネットワーク間を中継する中継装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の異なるセキュリティ機能を1つのハードウェアに統合し、ネットワーク等に関するセキュリティ管理を集中的に行うようにするUTM装置(統合脅威管理装置)が、企業等で利用されるようになってきている。UTM装置は、主にはインターネットであるWAN(Wide Area Network)とLAN(Local Area Network)との間に設置され、WANとLANとの間の通信を監視し、制御や管理を行ういわゆる中継装置に相当する。GW装置もまた、プロトコルの異なるネットワークを中継する機能を有するものであり、いわゆる中継装置に相当する。このような中継装置においては、使用を開始するにあたり、アクティベーション処理を行う必要がある。
【0003】
アクティベーション処理は、中継装置を導入したユーザー(使用者)が、アクティベーション操作をすることにより、所定の処理を行い、機能制限を解除して、すべての機能を使える状態にすることを意味する。より具体的には、中継装置に対してアクティベーション操作をすることにより、中継装置がメーカー側によって運用されるライセンスサーバーに認証を要求する。ライセンスサーバーを通じて認証が得られれば、当該中継装置は、定期的あるいは随時に更新される最新のソフトウェア(シグネチャファイル、定義ファイルを含む)の提供を受けて、これを用いて動作することができるようにされる。なお、アクティベーション操作は、中継装置に設けられている所定のボタンスイッチの長押し操作といった簡単な操作である場合が多い。また、中継装置の利用期限は、アクティベーション操作した年月日を基準にして決定され、当該ライセンスサーバー側で管理される。
【0004】
後に記す特許文献1には、印刷機能、原稿読取機能、読取画像データの送信機能、ファクシミリ機能など、多数の機能を有する画像形成装置等の情報処理装置に関するライセンスを適切に管理する方法等の発明が開示されている。特許文献1には、使用者側の原因によらずに、ライセンス使用期間が実質的浸食され、短くなることを防止するために、ライセンス情報のライセンス使用期間を動的に延長させることができるようにする発明が開示されている。また、特許文献1には、画像形成装置の表示部にライセンス情報表示画面を表示し、ライセンス満了予定日時等の情報を使用者に通知することも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-112276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された発明は、1人、あるいは、2~3人程度で使用する画像処理装置等の情報処理装置に関するものであり、当該情報処理装置の表示部にライセンス情報表示画面を表示し、ライセンス満了予定日時等の情報を使用者に通知できる。しかしながら、上述したUTM装置やGW装置の中継装置の場合には、LANを通じて多数のPC(Personal Computer)などの端末装置が接続されている。このため、当該中継装置は、人目につきにくい場所に設置されている場合が多く、当該中継装置の表示画面にライセンス満了予定日時等の情報を表示しても気が付きにくい。
【0007】
このため、中継装置のライセンス期間を管理するライセンスサーバー側において、中継装置を販売した販売店の電子メールアドレスを登録しておき、中継装置のライセンス期間が満了間近になった場合に、電子メールによって販売店に連絡するようにしている。これにより販売店より、ライセンス期間が満了間近の中継装置を利用しているユーザーに対してアクションを起こすことができる。しかし、電子メールによる通知の場合、当該電子メールを見落としたり、忙しかったりするために、販売店からのアクションが遅くなることがある。
【0008】
そこで、中継装置に関するライセンス満了予定日時等の情報を、LANを通じて接続された配下のPCを通じて通知(報知)することが考えられる。しかし、中継装置の運用に携わる管理者でない者が使用するPCに、中継装置に関するライセンス満了予定日時等の情報を通知しても、具体的なアクションを起こすことができず、結果として対応が遅れることになる。もちろん、中継装置をユーザー(利用者)側の管理者に対して、電子メールにより中継装置に関するライセンス満了予定日時等の情報を提供することも考えられる。しかし、上述もしたように、電子メールでの通知は、見落としたり、忙しかったりするために、対応が遅くなることがある。
【0009】
以上のことに鑑み、WANとLANとの間に設置される中継装置に関し、ライセンス期限に関する情報を、管理者のみに対して、適切なタイミングで確実に通知できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の中継装置は、
広域ネットワークとLAN(Local Area Network)との間を中継する中継装置であって、
所定のタイミングごとに、前記広域ネットワークに接続されたライセンスサーバーに対して問合せを行い、自機のライセンス期間を確認するライセンス期間確認手段と、
現時点から前記ライセンス期間確認手段により確認された前記ライセンス期間の満了日までの期間が一定期間以下である場合に、自機の管理者の電子メールアドレスを取得する管理者情報取得手段と、
現時点から前記ライセンス期間確認手段により確認された前記ライセンス期間の満了日までの期間が前記一定期間以下である場合に、期限通知用画面を形成する期限通知用画面作成手段と、
前記LANに接続された端末装置からの送信電子メールを監視し、送信元の電子メールアドレスが、前記管理者の電子メールアドレスと一致する送信電子メールから、送信元の端末装置の端末識別情報を取得する端末識別情報取得手段と、
前記LANに接続された端末装置からのWebページのアクセス要求を監視し、送信元の端末識別情報が、前記端末識別情報取得手段で取得された前記端末識別情報と一致するWebページのアクセス要求を検出する管理者端末要求検知手段と、
前記管理者端末要求検知手段において前記端末識別情報取得手段で取得された前記端末識別情報と一致するWebページのアクセス要求が検出された場合に、前記端末識別情報により特定される端末装置に対して、前記期限通知用画面作成手段で作成された前記期限通知用画面を提供する管理者端末通知処理手段と
を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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