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公開番号2025113762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008083
出願日2024-01-23
発明の名称洗浄システム
出願人ホシザキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47L 15/24 20060101AFI20250728BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】互いにサイズの異なるラックが混在して収納棚に収納される場合であっても、次にサイズの大きなラックを収納すれば収納棚の棚部が満載状態を超えることを検知できる、洗浄システムを提供する。
【解決手段】洗浄システム1は、棚部53のそれぞれは、複数のラックRを載置することで満載状態となるように構成されている。洗浄システム1は、棚部53において、棚部53の上流端と棚部53の上流端から搬出方向に第二のサイズ離れた位置との間におけるラックRの存在を検知する第一センサ45A,45B,45Cと、棚部53において、棚部53の上流端から搬出方向に第一のサイズ離れた位置と棚部53の上流端から搬出方向に第二のサイズ離れた位置との間におけるラックRの存在を検知する第二センサ61A,61B,61Cと、を備える。
【選択図】図9


特許請求の範囲【請求項1】
洗浄機によって洗浄された被洗浄物が収容されたラックが載置される棚部が鉛直方向に配列された収納棚と、前記洗浄機から搬出される前記ラックを鉛直方向に昇降可能かつ前記収納棚に向かって搬出可能に構成されるリフト装置と、を備える洗浄システムであって、
前記棚部のそれぞれは、複数の前記ラックを載置することで満載状態となるように構成されており、
前記複数の前記ラックには、前記リフト装置の搬出方向に第一のサイズを有する前記ラックである第一ラック、及び、前記搬出方向に第一のサイズよりも小さな第二のサイズを有する前記ラックである第二ラックの少なくとも一方が含まれており、
前記棚部において、前記棚部の上流端と前記棚部の上流端から前記搬出方向に前記第二のサイズ離れた位置との間における前記ラックの存在を検知する第一センサと、
前記棚部において、前記棚部の上流端から前記搬出方向に前記第一のサイズ離れた位置と前記棚部の上流端から前記搬出方向に前記第二のサイズ離れた位置との間における前記ラックの存在を検知する第二センサと、を備える、洗浄システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第二ラックは、前記第二のサイズが前記第一のサイズの半分であるハーフラックであり、
前記第一センサは、前記リフト装置に配置され、
前記第二センサは、前記棚部における下流端から上流端に向かって検出光を出射するように、前記収納棚に配置されている、請求項1記載の洗浄システム。
【請求項3】
前記リフト装置は、
前記洗浄機からの前記ラックの搬入を検知する第三センサと、
前記第三センサによる検知に基づいて、前記ラックを下流側に搬送するコンベヤと、
前記コンベヤによって前記ラックが前記収納棚への搬出位置にまで搬送されてきたことを検知する第四センサと、
前記搬出方向において前記第三センサと前記第四センサとの間に配置されると共に、前記第一ラックが前記第四センサによって検知されたときに前記第一ラックを検知するように配置され、前記第二ラックが前記第四センサによって検知されたときに前記第二ラックを検知しないように配置されている第五センサと、
を有する、請求項1又は2記載の洗浄システム。
【請求項4】
前記リフト装置は、
前記洗浄機からの前記ラックの搬入を検知する第三センサと、
前記第三センサによる検知に基づいて、前記ラックを下流側に搬送するコンベヤと、
前記コンベヤによって前記ラックが前記収納棚への搬出位置にまで搬送されてきたことを検知する第四センサと、
前記第三センサが前記ラックを検知し始めてから検知し終わるまでの時間に基づいて前記第一ラックであるか前記第二ラックであるかを判定するラック判定部と、を有し、
前記第三センサは、前記第三センサから出射される検知光が、下方傾斜するカバー部材の開口を介して出射されるように配置されている、請求項1又は2記載の洗浄システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
洗浄機に食器(被洗浄物)が収容されたラックを搬入する搬入装置と、食器を洗浄する洗浄機と、上下方向に配列されると共にラックを収容可能な棚部を有する収納棚(ワゴン)と、洗浄機によって洗浄された食器を収納棚における棚部に搬入するリフト装置と、洗浄機から押し出してリフト装置に搬出させる搬出装置と、を備えた洗浄システムが知られている。このような洗浄システムでは、洗浄機へのラックの搬入、洗浄機における食器の洗浄、洗浄機からリフトへラックの搬出、及びリフトから収納棚へのラックの積み込みの一連の作業を、全自動で行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-77137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えばリフト装置の左側に収納棚があるように洗浄システムを見た場合、洗浄システムには、リフト装置の左側端部前側から左斜め後方に検知光を出射する第一センサと、収納棚の左側端部の後側端部から前方に検知光を出射する第二センサとの二つのセンサが各段に設けられている。このようなセンサの配置では、フルサイズのラックのみが収納される場合には、次にフルサイズのラックが搬入されると満載状態を超えてしまうこと(棚部からフルサイズのラックがはみ出てしまうこと)が確実に判定できるものの、フルサイズのラックとフルサイズの半分のサイズであるハーフサイズのラックとが混在して棚部に収納される場合には、次にフルサイズのラックが搬入されると満載状態を超えてしまうことが正確に検知できない場合がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、互いにサイズの異なるラックが混在して収納棚に収納される場合であっても、次にサイズの大きなラックを収納すれば収納棚の棚部が満載状態を超えることを検知できる、洗浄システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の洗浄システムは、洗浄機によって洗浄された被洗浄物が収容されたラックが載置される棚部が鉛直方向に配列された収納棚と、前記洗浄機から搬出される前記ラックを鉛直方向に昇降可能かつ前記収納棚に向かって搬出可能に構成されるリフト装置と、を備える洗浄システムであって、棚部のそれぞれは、複数のラックを載置することで満載状態となるように構成されており、複数のラックには、リフト装置の搬出方向に第一のサイズを有するラックである第一ラック、及び、搬出方向に第一のサイズよりも小さな第二のサイズを有するラックである第二ラックの少なくとも一方が含まれており、棚部において、棚部の上流端と棚部の上流端から搬出方向に第二のサイズ離れた位置との間におけるラックの存在を検知する第一センサと、棚部において、棚部の上流端から搬出方向に第一のサイズ離れた位置と棚部の上流端から搬出方向に第二のサイズ離れた位置との間におけるラックの存在を検知する第二センサと、を備える。
【0007】
この構成の洗浄システムでは、互いにサイズの異なるラックが混在して収納棚に収納される場合であっても、第一センサ及び第二センサの二つのセンサを配置するだけで、互いにサイズの異なるラックが混在して収納棚に収納される場合であっても、次にサイズの大きなラックを収納すれば収納棚の棚部が満載状態を超えることを検知できる。
【0008】
本発明の洗浄システムでは、第二ラックは、第二のサイズが第一のサイズの半分であるハーフラックであり、第一センサは、リフト装置に配置され、第二センサは、収納棚に配置されてもよい。この構成では、第一センサ及び第二センサを容易に配置することができる。
【0009】
本発明の洗浄システムでは、リフト装置は、洗浄機からのラックの搬入を検知する第三センサと、第三センサによる検知に基づいて、ラックを下流側に搬送するコンベヤと、コンベヤによってラックが収納棚への搬出位置にまで搬送されてきたことを検知する第四センサと、搬出方向において第三センサと第四センサとの間に配置されると共に、第一ラックが第四センサによって検知されたときに第一ラックを検知するように配置され、第二ラックが第四センサによって検知されたときに第二ラックを検知しないように配置されている第五センサと、を有してもよい。この構成では、収納棚6に搬出しようとしている食器ラックRがフルラックRfであるか、ハーフラックRhであるかを判定できる。この結果、満載状態になるまでハーフラックRhを一つ分のスペースが空いている棚部53に、ハーフラックRhを搬入できるようになる。
【0010】
本発明の洗浄システムでは、リフト装置は、洗浄機からのラックの搬入を検知する第三センサと、第三センサによる検知に基づいて、ラックを下流側に搬送するコンベヤと、コンベヤによってラックが収納棚への搬出位置にまで搬送されてきたことを検知する第四センサと、第三センサがラックを検知し始めてから検知し終わるまでの時間に基づいて第一ラックであるか第二ラックであるかを判定するラック判定部と、を有してもよい。この構成では、収納棚6に搬出しようとしている食器ラックRがフルラックRfであるか、ハーフラックRhであるかを判定できる。この結果、満載状態になるまでハーフラックRhを一つ分のスペースが空いている棚部に、ハーフラックRhを搬入できるようになる。
(【0011】以降は省略されています)

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