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公開番号2025114987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009264
出願日2024-01-25
発明の名称真空マイクロ波解凍機
出願人ホシザキ株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F24C 7/02 20060101AFI20250730BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】回転テーブルを設けることなく、加熱ムラを抑制可能な真空マイクロ波解凍機を実現する。
【解決手段】真空マイクロ波解凍機10は、マイクロ波を生成するマイクロ波生成装置30と、マイクロ波生成装置30からのマイクロ波の入射口11S5を有し、被解凍物が載置される非回転式のトレーを収容可能なチャンバー11と、チャンバー11内を減圧する真空ポンプ20と、チャンバー11の壁部11A,11Bにおいて入射口11S5と重ならない位置に設けられ、入射口11S5から入射されたマイクロ波をチャンバー11内に拡散するスターラー35と、スターラー35を回転するモーター37と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
マイクロ波を生成するマイクロ波生成装置と、
前記マイクロ波生成装置からのマイクロ波の入射口を有し、被解凍物が載置される非回転式のトレーを収容可能なチャンバーと、
前記チャンバー内を減圧する真空ポンプと、
前記チャンバーの壁部において前記入射口と重ならない位置に設けられ、前記入射口から入射されたマイクロ波を前記チャンバー内に拡散するスターラーと、
前記スターラーを回転するモーターと、を備える真空マイクロ波解凍機。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記入射口は、前記チャンバーの第1側壁部に設けられ、
前記スターラーは、前記第1側壁部の前記入射口以外の部分、及び天井壁部に設けられている請求項1に記載の真空マイクロ波解凍機。
【請求項3】
前記チャンバーは、複数段の前記トレーを上下方向に収容する棚受部を備え、
前記棚受部は、前記チャンバーにおいて前記第1側壁部とは異なる第2側壁部に設けられている請求項2に記載の真空マイクロ波解凍機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、真空マイクロ波解凍機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、大気圧より低い減圧状態において被解凍物にマイクロ波を照射し、被解凍物を解凍する真空マイクロ波解凍機が知られており、その一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の真空マイクロ波解凍機は、被解凍物を収容するチャンバーと、チャンバー内を減圧する真空ポンプと、チャンバー内を復圧する調圧弁と、チャンバー内へマイクロ波を照射するマイクロ波発生器と、を備える。当該真空マイクロ波解凍機は、減圧工程と復圧工程とを繰り返し行いながらマイクロ波を照射し、被解凍物を加熱して解凍する。またチャンバー内には、回転軸を中心に回転するターンテーブル(回転テーブル)が設けられており、この回転テーブル上に被解凍物が載置されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-74862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した回転テーブルを用いると、マイクロ波が被解凍物に対して均一に照射されやすく、解凍時の加熱ムラを抑制できる。一方で、回転テーブル以外に被解凍物を載置できないため、解凍量が制限されてしまう。このため、業務用途等で多量の被解凍物を解凍する場合、解凍回数や解凍時間が増大してしまう課題がある。また、直方体状のチャンバー内に円形状の回転テーブルが配置されるため、チャンバーの角部付近は回転テーブルが非配設となる無駄なスペースとなり、無駄なスペースによって減圧に要する時間が増大したり、減圧手段である真空ポンプに大型の高機能機種が必要となったりするのが実情である。
【0005】
本技術は上記のような実情に基づいて完成されたものであって、回転テーブルを設けることなく、加熱ムラを抑制可能な真空マイクロ波解凍機を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術に関わる真空マイクロ波解凍機は、マイクロ波を生成するマイクロ波生成装置と、前記マイクロ波生成装置からのマイクロ波の入射口を有し、被解凍物が載置される非回転式のトレーを収容可能なチャンバーと、前記チャンバー内を減圧する真空ポンプと、前記チャンバーの壁部において前記入射口と重ならない位置に設けられ、前記入射口から入射されたマイクロ波を前記チャンバー内に拡散するスターラーと、前記スターラーを回転するモーターと、を備える。
【0007】
また、前記入射口は、前記チャンバーの第1側壁部に設けられ、前記スターラーは、前記第1側壁部の前記入射口以外の部分、及び天井壁部に設けられていてもよい。
【0008】
また、前記チャンバーは、複数段の前記トレーを上下方向に収容する棚受部を備え、前記棚受部は、前記チャンバーにおいて前記第1側壁部とは異なる第2側壁部に設けられていてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本技術によれば、回転テーブルを設けることなく、加熱ムラを抑制可能な真空マイクロ波解凍機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る真空マイクロ波解凍機の正面図
チャンバー、棚受部、及び調整弁の斜視図
図1のIII-III線断面図
図1のIV-IV線断面図
図4のV-V線断面図
図1のVI-VI線断面図
マイクロ波の入射口付近を拡大した断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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