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公開番号
2025113772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008096
出願日
2024-01-23
発明の名称
支柱結束装置
出願人
株式会社フクザワ
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
7/00 20060101AFI20250728BHJP(建築物)
要約
【課題】少数の支柱を結束したり、任意の数の支柱を結束したりできる支柱結束装置を提供する。
【解決手段】支柱結束装置20は、第1方向D1に延び、第1方向D1に整列した複数の支柱10が載置される基部30と、基部30から第2方向D2に延びる第1支持部40と、第1支持部40と第1方向D1に間隔をあけて位置し、基部30から第2方向D2に延びる第2支持部50と、第1支持部40に支持され、基部30に載置される複数の支柱10を結束するロック位置及び基部30に載置される複数の支柱10の結束を解除するアンロック位置の間を変位するロック部80と、を備える。ロック部80は、ロック位置において、基部30に載置された第1支柱10Xを基部30とともに第2方向D2に挟むとともに、基部30に載置された複数の支柱10を第2支持部50とともに第1方向D1に挟む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
円筒状をなす支柱本体と前記支柱本体に設けられる緊結部とを有し、くさび緊結式足場を構成する複数の支柱を結束する支柱結束装置であって、
第1方向に延び、前記第1方向に整列した前記複数の支柱が載置される基部と、
前記基部から前記第1方向と交差する第2方向に延びる第1支持部と、
前記第1支持部と前記第1方向に間隔をあけて位置し、前記基部から前記第2方向に延びる第2支持部と、
前記第1支持部に支持され、前記基部に載置される前記複数の支柱を結束するロック位置及び前記基部に載置される前記複数の支柱の結束を解除するアンロック位置の間を変位するロック部と、を備え、
前記基部に載置される前記複数の支柱のうち、前記第1方向において、最も前記第1支持部の近くに位置する前記支柱を第1支柱とする場合、
前記ロック部は、前記ロック位置において、前記基部に載置された前記第1支柱を前記基部とともに前記第2方向に挟むとともに、前記基部に載置された前記複数の支柱を前記第2支持部とともに前記第1方向に挟む
支柱結束装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記第2支持部は、前記ロック位置に配置される前記ロック部とともに、前記基部に載置される前記複数の第1支柱を前記第2方向に挟む押さえ面を有し、
前記押さえ面は、前記支柱本体の外径に応じた円弧状をなしている
請求項1に記載の支柱結束装置。
【請求項3】
前記第1支持部は、
前記第2方向を軸方向とする円筒状をなし、
周方向に延びる周溝を有し、
前記ロック部は、前記周溝に挿入するガイド軸を有し、
前記ガイド軸が前記周溝に沿って移動することにより、前記ロック部は、前記ロック位置及び前記アンロック位置の間を前記第2方向に延びる軸線回りに回転する
請求項1又は請求項2に記載の支柱結束装置。
【請求項4】
前記ロック部の回転方向のうち、前記アンロック位置から前記ロック位置に向かう回転方向をロック方向とした場合、
前記第1支持部は、前記周溝の前記ロック方向における端部から前記第1支持部の先端に向かって延びる第1規制溝を有する
請求項3に記載の支柱結束装置。
【請求項5】
前記ロック部の回転方向のうち、前記ロック位置から前記アンロック位置に向かう回転方向をアンロック方向とした場合、
前記第1支持部は、前記周溝の前記アンロック方向における端部から前記第1支持部の基端に向かって延びる第2規制溝を有する
請求項3に記載の支柱結束装置。
【請求項6】
前記第2支持部は、
前記第2方向を長手方向とする柱状部と、前記基部に対して揺動可能に連結される連結部と、地面に接地する接地部と、を有し、
前記第1方向における前記第1支持部と前記第2支持部の柱状部との間をなす距離を幅としたとき、第1位置及び前記第1位置よりも前記幅が広い第2位置の間を揺動可能であり、
前記接地部が前記地面に接地する場合には前記第1位置に配置され、前記接地部が前記地面から離れる場合には前記第2位置に配置される
請求項1又は請求項2に記載の支柱結束装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱結束装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、仮設足場を構成する複数の支柱を結束するための支柱結束装置が記載されている。支柱結束装置は、基部と、基部の長手方向における両端部から上方に延びる2つの側部と、2つの側部の先端同士を連結する蓋部と、を備える。つまり、支柱結束装置は、基部と2つの側部と蓋部とによって枠状をなしている。そして、支柱結束装置は、2つの側部の間であって基部の上に積層された複数の支柱を蓋部で覆うことにより、複数の支柱を結束している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-79919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような支柱結束装置は、数多くの支柱を結束することには向いているが、少数又は任意の数の支柱を結束することには向いていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する支柱結束装置は、円筒状をなす支柱本体と前記支柱本体に設けられる緊結部とを有し、くさび緊結式足場を構成する複数の支柱を結束する支柱結束装置であって、第1方向に延び、前記第1方向に整列した前記複数の支柱が載置される基部と、前記基部から前記第1方向と交差する第2方向に延びる第1支持部と、前記第1支持部と前記第1方向に間隔をあけて位置し、前記基部から前記第2方向に延びる第2支持部と、前記第1支持部に支持され、前記基部に載置される前記複数の支柱を結束するロック位置及び前記基部に載置される前記複数の支柱の結束を解除するアンロック位置の間を変位するロック部と、を備え、前記基部に載置される前記複数の支柱のうち、前記第1方向において、最も前記第1支持部の近くに位置する前記支柱を第1支柱とする場合、前記ロック部は、前記ロック位置において、前記基部に載置された前記第1支柱を前記基部とともに前記第2方向に挟むとともに、前記基部に載置された前記複数の支柱を前記第2支持部とともに前記第1方向に挟む。
【発明の効果】
【0006】
支柱結束装置は、少数の支柱を結束したり、任意の数の支柱を結束したりできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、支柱結束装置に結束される複数の支柱を示す斜視図である。
図2は、支柱結束装置の分解斜視図である。
図3は、複数の支柱を載置する前の支柱結束装置の正面図である。
図4は、複数の支柱を載置するときの支柱結束装置の正面図である。
図5は、複数の支柱を結束するときの支柱結束装置の正面図である。
図6は、支柱結束装置に結束される複数の支柱を運搬するときの様子を示す部分正面図である。
図7は、第1の変更例の支柱結束装置の部分正面図である。
図8は、第2の変更例の支柱結束装置の部分正面図である。
図9は、第3の変更例の支柱結束装置の部分正面図である。
図10は、第3の変更例の支柱結束装置の部分分解斜視図である。
図11は、第3の変更例の支柱結束装置の作用を説明する部分断面図である。
図12は、第3の変更例の支柱結束装置の作用を説明する部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、支柱結束装置の一実施形態について説明する。
図1は、複数の支柱10と、複数の支柱10を結束する2つの支柱結束装置20と、を図示している。
【0009】
<支柱10の構成>
図1に示すように、支柱10は、支柱本体11と、円筒状をなす挿入部12と、支柱本体11の軸方向に間隔をあけて配置される複数の緊結部13と、を備える。支柱10は、手すり及びブラケットなどの足場構成部品とともに、くさび緊結式足場を構成するための構成である。このため、支柱10は、軽量かつ剛性の高い金属材料によって構成されることが好ましい。
【0010】
支柱本体11と挿入部12とは、同じ方向を軸方向とする円筒状をなしている。支柱本体11の内径は、挿入部12の外径よりも僅かに大きくなっている。挿入部12は、支柱本体11の軸方向における一方の端部から延びている。複数の緊結部13は、支柱本体11の軸方向に対して等間隔に位置している。複数の緊結部13は、支柱本体11に対して強固に固定されている。本実施形態の支柱10において、緊結部13は、支柱本体11の周方向に対して等間隔に位置する4つのポケット金具14を有する。支柱本体11の周方向において、4つのポケット金具14の形成間隔は90°である。4つのポケット金具14のうち、支柱本体11の径方向に隣り合う2つのポケット金具14は、支柱本体11の軸方向における位置がずれている。ポケット金具14は、足場構成部品のくさびが挿入される部位である。なお、支柱10の直径及び長さなどの仕様は、支柱10を製造するメーカによって異なることがある。
(【0011】以降は省略されています)
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