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公開番号
2025113822
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008181
出願日
2024-01-23
発明の名称
剥離装置 剥離方法
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B05D
3/10 20060101AFI20250728BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】基体の周囲における気体の流れが、基体の回転と噴射される液体によってのみ発生する場合と比して、剥離した塗膜片が基体に当たることによって基体に打痕が生じるのを抑制することである。
【解決手段】剥離装置は、表面に塗膜が形成された断面円状の基体を軸周りに回転させる回転部と、表面に向けて液体を噴射し、表面から塗膜を剥離させるノズルと、剥離した塗膜片を基体から離隔させるように気体の流れを発生させる発生部と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
表面に塗膜が形成された断面円状の基体を軸周りに回転させる回転部と、
該表面に向けて液体を噴射し、該表面から塗膜を剥離させるノズルと、
剥離した塗膜片を該基体から離隔させるように気体の流れを発生させる発生部と、
を備える剥離装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記発生部は、前記基体の周囲の気体を吸引することで、剥離した塗膜片を前記基体から離隔させるように気体の流れを発生させる、
請求項1に記載の剥離装置。
【請求項3】
前記基体の軸方向から見て、前記ノズルから液体が噴射される噴射方向に沿うと共に前記基体の軸を通る仮想直線に対して、前記ノズル、及び前記発生部の吸引口は、同じ側に配置されている、
請求項2に記載の剥離装置。
【請求項4】
前記回転部に設けられ、前記基体の軸を鉛直方向に向けて前記基体を把持する把持部と、
鉛直方向に延びると共に前記基体が配置される空間が内部に形成された形成部と、
前記空間を形成する側面に他の液体を流す流し部と、
を備える請求項1に記載の剥離装置。
【請求項5】
前記流し部は、前記空間を形成する天井に設けられ、前記側面における前記基体の上端よりも上方部分に向けて他の液体を噴出する、
請求項4に記載の剥離装置。
【請求項6】
請求項1に記載の剥離装置によって、表面に塗膜が形成された断面円状の基体の前記表面から前記塗膜を剥離する剥離方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、剥離装置及び剥離方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表面に塗料がコーティングされコーティング層が形成されている円筒状のゴムロールの表面のコーティング層にノズルからの噴射流体を吹きつけることにより、コーティング層を剥離させるゴムロールのコーティング層の剥離方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-000607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、表面に塗膜が形成された断面円状の基体から塗膜を剥離させるため、回転する基体の表面に向けてノズルから液体を噴射して、表面の塗膜を剥離させる剥離装置がある。ここで、基体の周囲における気体の流れは、基体の回転と噴射される液体によってのみ発生する。このような構成では、基体の回転と噴射された液体によってのみ発生した気体の流れによって、基体の表面から剥離されて浮遊する塗膜片が基体に当たり、基体に打痕が生じる場合がある。
【0005】
本開示の課題は、基体の周囲における気体の流れが、基体の回転と噴射される液体によってのみ発生する場合と比して、剥離した塗膜片が基体に当たることによって基体に打痕が生じるのを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様に係る剥離装置は、表面に塗膜が形成された断面円状の基体を軸周りに回転させる回転部と、該表面に向けて液体を噴射し、該表面から塗膜を剥離させるノズルと、剥離した塗膜片を該基体から離隔させるように気体の流れを発生させる発生部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本開示の第2態様に係る剥離装置は、第1態様に記載の剥離装置において、前記発生部は、前記基体の周囲の気体を吸引することで、剥離した塗膜片を前記基体から離隔させるように気体の流れを発生させることを特徴とする。
【0008】
本開示の第3態様に係る剥離装置は、第2態様に記載の剥離装置において、前記基体の軸方向から見て、前記ノズルから液体が噴射される噴射方向に沿うと共に前記基体の軸を通る仮想直線に対して、前記ノズル、及び前記発生部の吸引口は、同じ側に配置されていることを特徴とする。
【0009】
本開示の第4態様に係る剥離装置は、第1態様に記載の剥離装置において、前記回転部に設けられ、前記基体の軸を鉛直方向に向けて前記基体を把持する把持部と、鉛直方向に延びると共に前記基体が配置される空間が内部に形成された形成部と、前記空間を形成する側面に他の液体を流す流し部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本開示の第5態様に係る剥離装置は、第4態様に記載の剥離装置において、前記流し部は、前記空間を形成する天井に設けられ、前記側面における前記基体の上端よりも上方部分に向けて他の液体を噴出することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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