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公開番号2025096243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2024218583
出願日2024-12-13
発明の名称掻き取り装置
出願人株式会社スリーボンド
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類B05C 11/10 20060101AFI20250619BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】ノズルの先端に付着しうる材料を掻き取る掻き取り装置を提供する。
【解決手段】本発明は、外壁面が先端に向かうにつれて先細るように形成されたノズルLを有する塗布システムに使用され、外壁面に付着する粘性材料を掻き取るための角部Eを有する一対の掻き取り部40と、一対の掻き取り部を接近離間させる駆動部20と、を有し、ノズルは一対の掻き取り部の間に一時的に配置されるように移動可能であり、一対の掻き取り部は、一対の掻き取り部の間にノズルが配置された際に互いに接近するように移動し、ノズルが一対の掻き取り部の間から退避するように移動することによって角部が当接するまで接近する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
外壁面が先端に向かうにつれて先細るように形成されたノズルを有する塗布システムに使用され、
前記外壁面に付着する粘性材料を掻き取るための接触部位を有する一対の掻き取り部と、
一対の前記掻き取り部を接近離間させる駆動部と、を有し、
前記ノズルは、一対の前記掻き取り部の間に一時的に配置されるように移動可能であり、
一対の前記掻き取り部は、一対の前記掻き取り部の間に前記ノズルが配置された際に互いに接近するように移動し、前記ノズルが一対の前記掻き取り部の間から退避するように移動することによって前記接触部位が当接するまで接近する、掻き取り装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記掻き取り部は、水平方向に延びる水平面と垂直方向に延びる垂直面とが交差する角部によって前記ノズルとの前記接触部位を形成している請求項1に記載の掻き取り装置。
【請求項3】
前記掻き取り部は、前記水平面に連なり、平面視した際に下方に向かうにつれて前記ノズルに対して外方に進むように傾斜する第1傾斜部と、
前記垂直面に連なり、平面視した際に下方に向かうにつれて前記ノズルに対して外方に進むように傾斜する第2傾斜部と、を備える請求項2に記載の掻き取り装置。
【請求項4】
前記掻き取り部は、弾性変形可能に構成され、前記ノズルとの前記接触部位を形成する変形部材と、対になって前記変形部材を挟持する挟持部と、を備える請求項1に記載の掻き取り装置。
【請求項5】
一対の前記掻き取り部は、垂直方向と交差する厚さ方向に延在するように形成され、
一対の前記掻き取り部は、前記駆動部によって一対の前記掻き取り部とともに移動する取り付け部に取り付けられ、
前記取り付け部は、前記掻き取り部の向きを調整するように回転可能である請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の掻き取り装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は掻き取り装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
粘性材料を塗布するシステムの中でも粘性材料を吐出するノズルについて様々な形状や吐出タイプが存在する。吐出ノズルに関する従来の技術には、ノズルの先端から材料を面状に吐出するもの(スリットノズルや平ノズル等と呼ばれ得る)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-361151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、特許文献1のような(吐出)ノズルの先端に吐出した粘性材料が付着し得る事項に着目し、ノズルに付着した粘性材料を掻き取る装置について鋭意研究している。
【0005】
そこで本発明はノズルの先端に付着しうる粘性材料を掻き取る掻き取り装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本発明の一態様に係る掻き取り装置は外壁面が先端に向かうにつれて先細るように形成されたノズルを有する塗布システムに使用され、掻き取り部と、駆動部と、を有する。掻き取り部は、外壁面に付着する粘性材料を掻き取るための接触部位を有し、一対に構成している。駆動部は、一対の掻き取り部を接近離間させる。ノズルは、一対の掻き取り部の間に一時的に配置されるように移動可能である。一対の掻き取り部は、一対の掻き取り部の間にノズルが配置された際に互いに接近するように移動し、ノズルが一対の掻き取り部の間から退避するように移動することによって接触部位が当接するまで接近する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る掻き取り装置によれば、ノズルの先端に付着し得る材料を掻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る掻き取り装置を模式的に示す斜視図である。
掻き取り装置を示す平面図である。
ノズルの断面図である。
掻き取り部を示す正面図である。
掻き取り部がノズルの先端部に付着した粘性材料を掻き落とす様子を示す図である。
掻き取り部がノズルの先端部に付着した粘性材料を掻き落とす様子を示す図である。
掻き取り部がノズルの先端部に付着した粘性材料を掻き落とす様子を示す図である。
図4と異なる掻き取り部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ここで示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するために例示するものであって、本発明を限定するものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者などにより考え得る実施可能な他の形態、実施例および運用技術などは全て本発明の範囲、要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0010】
さらに、本明細書に添付する図面は、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺、縦横の寸法比、形状などについて、実物から変更し模式的に表現される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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