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公開番号2025114024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008411
出願日2024-01-24
発明の名称情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G10G 3/04 20060101AFI20250729BHJP(楽器;音響)
要約【課題】演奏者が演奏の効果的な練習を実施しているか否かを確認できるようにする。
【解決手段】情報処理システムは、演奏者による楽器の演奏が課題に対応するか否かを判定する演奏解析部52と、演奏解析部52による判定の結果を表示装置に表示する表示制御部53とを具備する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
演奏者による楽器の演奏が課題に対応するか否かを判定する演奏解析部と、
前記演奏解析部による判定の結果を表示装置に表示する表示制御部と
を具備する情報処理システム。
続きを表示（約 720 文字）【請求項２】
前記演奏解析部は、前記演奏者が課題事項を演奏したか否かを判定する
請求項１の情報処理システム。
【請求項３】
前記表示制御部は、前記演奏者が前記課題事項を演奏した時間または回数を表す情報を表示する
請求項２の情報処理システム。
【請求項４】
前記演奏解析部は、前記演奏者が課題曲を演奏したか否かを判定する
請求項１の情報処理システム。
【請求項５】
前記表示制御部は、前記演奏者が前記課題曲を演奏した時間または回数を表す情報を表示する
請求項４の情報処理システム。
【請求項６】
前記表示制御部は、前記演奏者が前記課題事項を演奏した時間比率と、前記演奏者が前記課題曲を演奏した時間比率とを表す画像を表示する
請求項５の情報処理システム。
【請求項７】
前記表示制御部は、
前記演奏者が使用する表示装置に前記課題曲の楽譜を表示し、
前記演奏者の管理者が使用する端末装置に、前記演奏解析部による判定の結果を表示する
請求項４の情報処理システム。
【請求項８】
演奏者による楽器の演奏が課題に対応するか否かを判定し、
前記判定の結果を表示装置に表示する
コンピュータシステムにより実現される情報処理方法。
【請求項９】
演奏者による楽器の演奏が課題に対応するか否かを判定する演奏解析部、および、
前記演奏解析部による判定の結果を表示装置に表示する表示制御部、
としてコンピュータシステムを機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、演奏者による楽器の演奏を解析する技術に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
演奏者による楽器の演奏を解析する各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献１には、演奏者が演奏により指定する音符列と参照楽曲の音符列との類似度を参照楽曲毎に算定することで、演奏者が演奏した参照楽曲を複数の候補から特定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－０３８３０８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、演奏者が効果的な練習を実施しているか否かを、例えば演奏者の管理者（例えば指導者または保護者）が確認したいという要求がある。以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、演奏者が演奏の効果的な練習を実施しているか否かを確認できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
以上の課題を解決するために、本開示のひとつの態様に係る情報処理システムは、演奏者による楽器の演奏が課題に対応するか否かを判定する演奏解析部と、前記演奏解析部による判定の結果を表示装置に表示する表示制御部を具備する。
【０００６】
本開示のひとつの態様に係る情報処理方法は、演奏者による楽器の演奏が課題に対応するか否かを判定し、前記判定の結果を表示装置に表示する。
【０００７】
本開示のひとつの態様に係るプログラムは、演奏者による楽器の演奏が課題に対応するか否かを判定する演奏解析部、および、前記演奏解析部による判定の結果を表示装置に表示する表示制御部、としてコンピュータシステムを機能させる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態における情報処理システムの構成を例示するブロック図である。
端末装置の構成を例示するブロック図である。
鍵盤楽器の構成を例示するブロック図である。
鍵盤動画の模式図である。
演奏動画の模式図である。
演奏動画の模式図である。
ペダル動画の模式図である。
設定画面の模式図である。
演奏データの模式図である。
端末装置の機能的な構成を例示するブロック図である。
練習状況をカレンダー形式で表示する参照画面の模式図である。
参照画面Ｇ1の模式図である。
参照画面Ｇ2の模式図である。
参照画面Ｇ3の模式図である。
演奏管理処理のフローチャートである。
参照画面Ｇ4の模式図である。
参照画面Ｇ5の模式図である。
参照画面Ｇ6の模式図である。
第４実施形態における編集動画の模式図である。
第４実施形態における端末装置の機能的な構成を例示するブロック図である。
練習状況の動画をアップロードする様子の模式図である。
変形例における演奏データＤの記憶に関する説明図である。
楽曲選択画面の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
Ａ：第１実施形態
図１は、第１実施形態における情報処理システム１００の構成を例示するブロック図である。情報処理システム１００は、演奏者Ｕaによる鍵盤楽器１０の演奏を収録および管理するためのコンピュータシステム（すなわち演奏収録システムまたは演奏管理システム）である。情報処理システム１００は、鍵盤楽器１０と収録システム２０と複数の端末装置３０（３０a，３０b，３０c）と測定システム４０とを具備する。
【００１０】
各端末装置３０は、例えばスマートフォン、タブレット端末またはパーソナルコンピュータ等の情報装置である。複数の端末装置３０のうちの端末装置３０aは、鍵盤楽器１０を演奏する演奏者Ｕaにより使用される。演奏者Ｕaは、例えば鍵盤楽器１０の演奏を練習する練習者である。演奏者Ｕaは、例えば音楽教室に所属する生徒である。なお、端末装置３０aは「制御システム」の一例である。
（【００１１】以降は省略されています）

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