TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025115524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010019
出願日
2024-01-26
発明の名称
リード
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G10D
9/035 20200101AFI20250731BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】吹奏感および発音性に優れ、かつ、安定的に取り付け可能なリードを提供する。
【解決手段】リードは、第1面と前記第1面とは反対の第2面とを有し、第1方向に延びる基材部と、基材部から第1方向に沿って延びるヴァンプと、を有し、第1面および第2面のうちの一方または両方には、第1方向と交差する第2方向に沿って延びる少なくとも1つの溝が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と前記第1面とは反対の第2面とを有し、第1方向に延びる基材部と、
前記基材部から前記第1方向に沿って延びるヴァンプと、を有し、
前記第1面および前記第2面のうちの一方または両方には、前記第1方向と交差する第2方向に沿って延びる少なくとも1つの溝が設けられる、
リード。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第1面は、マウスピースに接触する面であり、
前記少なくとも1つの溝は、前記第2面に設けられる、
請求項1に記載のリード。
【請求項3】
前記少なくとも1つの溝の底と前記第1面との間の距離は、前記基材部の前記第2方向での中央から端に向けて、短くなる、
請求項2に記載のリード。
【請求項4】
前記少なくとも1つの溝は、前記第1方向に沿って配列される複数の溝である、
請求項2に記載のリード。
【請求項5】
前記複数の溝の底と前記第1面との間の距離は、前記ヴァンプに近い溝のほど短くなる、
請求項4に記載のリード。
【請求項6】
前記少なくとも1つの溝の幅は、幅の一定でない溝を含む、
請求項1に記載のリード。
【請求項7】
前記基材部および前記ヴァンプのそれぞれは、樹脂組成物で構成される、
請求項1に記載のリード。
【請求項8】
前記樹脂組成物は、エンジニアリングプラスチックを含む、
請求項7に記載のリード。
【請求項9】
前記少なくとも1つの溝は、前記ヴァンプに設けられていない、
請求項1に記載のリード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、リードに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
サックスまたはクラリネット等の管楽器のマウスピースには、一般に、発音のための振動を生じさせるリードが取り付けられる。近年では、葦等の天然素材で構成される従前のリードのほか、樹脂製のリードが実用化されている。樹脂製のリードでは、樹脂の比重が葦の比重よりも大きいので、できるだけ比重の低い樹脂が好まれる。また、樹脂製のリードでは、リードの質量を軽くするために、葦のリードよりも薄く設計される場合が多い。
【0003】
特許文献1には、リードのヒール部分を薄くすることが開示される。また、特許文献2には、リードのヒール部分にヒールの長手方向に沿って延びる溝を形成することが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第7902443号明細書
米国特許第8766072号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のリードでは、一般的なマウスピースおよびリガチャーを用いた場合、マウスピースおよびリガチャーの組み合わせによっては、ヒール部分の厚さが薄すぎてしまうので、マウスピースに対してリードを安定的に取り付けることができない。
【0006】
特許文献2に記載のリードでは、溝を省略した態様に比べてリードの質量が軽くなるものの、リードの撓みには影響がないため、発音性への貢献は無い。
【0007】
以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、吹奏感および発音性に優れ、かつ、安定的に取り付け可能なリードの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、本開示の好適な態様に係るリードは、第1面と前記第1面とは反対の第2面とを有し、第1方向に延びる基材部と、前記基材部から前記第1方向に沿って延びるヴァンプと、を有し、前記第1面および前記第2面のうちの一方または両方には、前記第1方向と交差する第2方向に沿って延びる少なくとも1つの溝が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るリードを取り付けたマウスピースの断面図である。
実施形態に係るリードの斜視図である。
実施形態に係るリードの平面図である。
実施形態に係るリードの側面図である。
図3中のA-A線断面図である。
変形例1に係るリードの平面図である。
変形例2に係るリードの平面図である。
変形例3に係るリードの平面図である。
変形例4に係るリードの平面図である。
変形例5に係るリードの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に記載する実施形態は、本開示の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ヤマハ株式会社
リード
今日
ヤマハ株式会社
鍵盤装置
7日前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
1か月前
ヤマハ株式会社
発音制御装置
1か月前
ヤマハ株式会社
弦楽器用の支持装置
6日前
ヤマハ株式会社
信号処理方法および信号処理装置
1か月前
ヤマハ株式会社
信号処理設計方法およびプロセッサ
1か月前
ヤマハ株式会社
連打判定装置および方法、プログラム
16日前
ヤマハ株式会社
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
2日前
ヤマハ株式会社
情報処理システム、動画編集方法およびプログラム
2日前
ヤマハ株式会社
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
2日前
ヤマハ株式会社
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
2日前
ヤマハ株式会社
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
2日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法、情報処理システム、およびプログラム
8日前
ヤマハ株式会社
音響測定装置、音響測定方法および音響測定プログラム
1か月前
ヤマハ株式会社
演奏操作装置
21日前
ヤマハ株式会社
スピーカ用振動板
15日前
ヤマハ株式会社
加振装置及び加振システム
28日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法および情報処理装置
1か月前
ヤマハ株式会社
音場支援方法および音場支援装置
1か月前
ヤマハ株式会社
バスレフポートおよびバスレフ型スピーカ
21日前
ヤマハ株式会社
文章提供方法、プログラムおよび文章提供装置
23日前
ヤマハ株式会社
送信装置、受信装置、データ送信方法、データ受信方法、効果装置、端末、楽器、およびプログラム
1か月前
ヤマハ株式会社
運指提示装置、訓練装置、運指提示方法および訓練方法
8日前
ヤマハ発動機株式会社
エンタテインメントシステム、エンタテインメントシステムの制御方法、及びプログラム
1か月前
国立大学法人京都大学
二酸化炭素固定化方法、二酸化炭素固定化懸濁液、二酸化炭素固定化粉末、及び、二酸化炭素固定化装置
2日前
三井化学株式会社
遮音構造体
1か月前
富士フイルム株式会社
消音器
6日前
三井化学株式会社
吸音構造体
1か月前
三井化学株式会社
遮音構造体
1か月前
個人
弦楽器用押弦補助具及び弦楽器
1か月前
林テレンプ株式会社
防音カバー
1か月前
積水化学工業株式会社
吸音構造体
2日前
ヤマハ株式会社
弦楽器用の支持装置
6日前
富士フイルム株式会社
消音器付き風路
6日前
株式会社JVCケンウッド
車載装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る